姉と百合と吸血姫   作:ほうとう

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あけましておめでとうございます
そしてあと7週間で新年らしいです。

投稿できずに申し訳ありません
自分でも2年以上過ぎてから最新話を投稿することに驚きを隠せません。

また、投稿しなかった理由であるお話し4話を削除させていただきました。自分が何も考えてないキャラクターを書くのは、こう言ってはなんですが非常にストレスでした。

かなりの不定期更新になるとは思いますが、自分のペースで終わらせていこうと思っています。

ではどぞ!


第36話

質問by美波

「ねえ、雪菜って玲さんのどこが好きなの?」

 

とある昼下がり、ミナが唐突に答えに困る質問をしてきた。どこが好きなのと聞かれれば、全てとしか言いようが無いんだけど、たぶんミナが聞きたいところはそこじゃないと思う

 

「え~、一分で終わるのと一日かけて伝えるの、どっちがいい?」

「一分のほうでお願い」

 

当然だね。

 

「やっぱり、一番好きなところは、こんな私を受け入れて愛してくれてるところかな。小さいころから面倒見てくれて、真剣な目で、ずっと私と生きていきたいって言われたら、男女かかわらず惚れちゃうってものですよ」

「のろけか!」

 

いや、のろけに決まってるでしょ!何言ってるのかな、この子は全く。

 

「じゃあちなみに嫌いなところってあったりするの?」

 

あ~まぁこれは無いといいたいけど、私がというより吉田家全員が恐れているものはある。

 

「前にも言ったかもしれないけど、料理だね。あれはすごい」

「アキも言ってたけど、そんなにすごいの?美味しくないってこと?それとも瑞樹と同じかんじ?」

 

流石に私の恋人は料理と詐称した科学実験はしていない。…..と思いたいんだけどどうだろ?あれはあれで一種の実験なのかもしれないけど

 

「美味しくないどころじゃなくて、やばいよあれは。味で人が殺せるレベル」

「こんなにぞっこんな雪菜にそこまで言われるって相当ね…瑞樹もそうだけど味見ってしないのかしら?」

 

失礼な!あのマッドサイエンティストと違って、お姉ちゃんは味見ちゃんとするよ!ただ味見してもあの味だから問題なんだ!!

 

「味見はしてるよ、ただお姉ちゃんの場合は味の許容範囲内が広すぎるんだよね」

「どういう意味よ?」

「例えば、私がお姉ちゃんと初めて会った日って、体がボロボロで、お姉ちゃんに家に連れていかれて、看病させられたのね?」

「すごい過去よね」

「まあそこでお姉ちゃんは私におかゆを作ってくれたわけ」

「いい人じゃない」

「ネットでハイポー○ョンを作ってみたっていう動画を参考にしてなければね」

「」

 

ワオ、女の子がしちゃいけない顔になってるよミナ。まあそれもそうだろう、なんせこのハイ○―ションを作ってみたという動画は一時期中高生をにぎわせた有名な動画で、実際に作って飲んだ動画の作成者はゲロジャしたという幻の動画だ。高校までドイツにいたミナは知らなかったけれど、アキ兄が瑞樹の実験を少しでも緩和させようと反面教師的な意味でミナと一緒に見せてたから記憶にミナにとっては新しいと思う。ちなみにアキ兄の行動は無駄だったといっておく。卵焼きから王水を作るような子が、ハイポーショ○ごときでどうにかなるわけがない

 

「でも、あの動画って最後はひどかったじゃない。玲さんだって最後まで見れば、参考にしちゃいけないってわかるんじゃないの?」

「お姉ちゃんの場合は頭が良すぎるから、あの動画を見て体に害がない分量を計算してその通りに作ったんだよね」

 

ただし味は考慮されませんでしたがね

 

「お姉ちゃんにとっては重要性が味より体への影響のほうが大きいんだよ。味見してみたら、確かに不味いのはわかるけど、許容範囲内。体への影響はすごくいいはずだから大丈夫って当時のお姉ちゃんは思ったらしいよ」

「…ちなみに味はどうだったの?」

「看病の期間が3か月伸びた」

「…ウワァ」

 

これは今でも吉井家やおじちゃんの間で語り継がれていて、もしあのおかゆさえなければ、もっと私の戸籍とかいろいろな手続きが楽になったんじゃないかと言われている。

 

「そのあと玲さんはどうしたのよ?」

「なんかうまみ成分とかの研究しだしたけど、根本的な問題点としてはお姉ちゃんの味覚の問題だからあまり変わってないよ」

 

全く困ったちゃんだ、まあそういうちょっとずれたところも可愛いと思える私はもう手遅れなんだろうけど。

 

「なんかウチの周りって、頭が良ければ良いほど常識から外れていく気がするわ」

「激しく同意でござる」

 

それがある種の天才なのかもしれないけれど

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

明久side

 

「吉井家の嫁たちは大変だな、明久」

 

嫁たちってなんだ!たちって!それじゃまるで雪菜だけじゃなくて瑞樹と美波もお嫁さんみたいじゃないか!何言ってんだこのゴリラは!!これが霧島さんという超絶美人の奥さんを持つ者の余裕か!?

 

「嫁たち発言はおいておくとして、美波の意見には賛成だね」

「頭が良いほど~ってやつか?そうだな、俺もそれには同意する」

 

合宿の一件から美春(恋のライバルとして認められた証としてらしい…)と一緒にご飯を食べる機会ができて、初めて一緒に食べたときの彼女の顔を忘れられない。あそこまで恐怖と畏怖に染まる美春は初めて見た

 

「でも霧島さんって料理もすごく上手だし、よくできたお嫁さんじゃない?」

「誰が嫁だ!まだ結婚してねえ!!」

 

まだっていうことは、いずれはするってことか、くそリア充爆発しろ!!

 

「それにな、明久。常識ってやつは料理だけに適用するってもんじゃねえ」

「霧島さんになんかおかしな行動ってあるの?」

「お前たちと遊ぶ約束をしたメールを見られたあと、「明久と浮気?瑞樹と美波がかなしむ…」って言いながら、普段見せないような笑顔でメイド服を着せようとしてくるあいつをお前はどう思う?」

「すごく…おかしいです…」

 

なんてこった!!霧島さんもそんなだったんなんて!そういえば、小さいころ姉さんも僕に女装させようとしてきたし、瑞樹と美波も僕に女装迫ってきたっけ。ていうか、雄二の女装って誰得さ!?

 

「大丈夫、女装なんて身体的には痛くもかゆくもないんだから、あきらめれば何とか慣れるものだよ」

「俺はお前みてぇに落ちぶれちゃいねえ!…というか、明久一ついいか?」

「何さ」

「いやな、お前の姉さんの行動を振り返ってみるとな

1 当時小3の女の子にひとめぼれ

2 そのまま家にお持ち帰り

3 その女の子をおいてアメリカへ留学

4 帰国後、永い時を生きるのを覚悟のうえで、告白。見事嫁ゲット

ってことになるんだが…」

「やめて!僕たち家族が必至で目をそらしてる現実に向き合わないで!」

 

なんてことを言い出すんだこいつは!もう完全に1、2番なんてただの犯罪じゃないか!

 

「まあお互いが幸せそうだし別にとやかく言うつもりもないけどな」

「まあ、一番自覚してるのは姉さん自身だし、ね。家族としては二人がずっと幸せでいることを願うばかりだよ…」

 

こうして僕たちのいつもの日常は続いていく

 

 




いかがでしたでしょうか?
二年ぶりだというのにまさかの、玲さんno出演、プラス登場人物4人のみというブランク見え見え投稿でした

さて、こんな不定期更新ですが、今回出演のなかった玲さんへの質問コーナーをあとがきでやってみようかなと思います。
小3の女の子に一目ぼれしてお持ち帰りからの週三時間睡眠×4年と吸血姫への告白を成功させるという作者から言わせれば超クレイジーサイコレズの偏見に満ちた答えを書いたら面白そうかなと思いました

ではでは、上記の質問や感想など、お待ちしております!
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