復活して三回目の投稿です、大体週に三回程度できたら上出来かなと意識低い系の私は思ってたりします
ではどぞ!
「お風呂入ろう!」
私がいい加減難題に頭を酷使しすぎて、一休みをしたいがために発した言葉に、みんなが一斉にうなずいた。やっぱりみんな疲れてたんだな、と思ってると、二人だけ目に血柱走ってる輩がいる
「……美春とお姉ちゃんは別々ね」
「「なぜです(の)!?」」
いや、だって明らかに二人とも目がすでに肉食獣のそれだし、明らかに食ってやろうってのがビンビン伝わってくるんだもの。美波も第一級厳戒態勢に入ってるし、というかお姉ちゃんの場合はいつも私の見てるんだから、今日ぐらいは別にいいと思うんだけど
「ユキちゃん……」
「なに?お姉ちゃん?」
「お風呂入ろう!」
私がいい加減難題に頭を酷使しすぎて、一休みをしたいがために発した言葉に、みんなが一斉にうなずいた。やっぱりみんな疲れてたんだな、と思ってると、二人だけ目に血柱走ってる輩がいる
「……美春とお姉ちゃんは別々ね」
「「なぜです(の)!?」」
「せめて、お願いだから、ユキちゃんたちの残り湯につからせてください」
「美春からもお願いします!」
何この変態たちの固い同盟?すっごくきれいな土下座をかましてやがるんですけど?女子だけでなく、男子達、ましてやムッツリーニさえも冷たい視線を送ってるし、血縁のあるアキ兄さんに関しては、これ以上見てられないのかキッチンで一人洗い物をしてる
「あのさ、お姉ちゃんは仮にも教師なんだからさ、いくら何でもそれなんかのために土下座は無いんじゃないの?」
「ユキちゃんの残り湯と世間体なんて、比べる余地もありません」
なんかすっごいキリッとした目で見つめられた、やばい言ってる事ただのど変態なのに、ちょっとキュンとしちゃった、こんな私も実はかなりの末期患者
「はあ、まあわかったから。じゃあ私たちが先に入ってくるから、二人はそこで待機しておくこと、いいね?ほかの女子もそれでいいかな?」
「まあ、美波と雪菜が良いならアタシは別にいいわよ」
「………構わない」
「ウチは構わないけど、美春?玲さんと一緒に覗きなんてしないわよね?ウチ信じてるから」
「も、もちろんですわお姉さま」汗汁ぷしゃー!
「まあ、みんなが良いならいいか。あと、お姉ちゃんは私のハンドタオルに付けてある超小型防水カメラさっさと処分しておいてね?」
「………くっ…!」
「え?何その反応?ノリで言ってみたけどマジなの?あと美春もその手があったか、みたいな顔しないの」
この頃自分の恋人が世界有数の変態になっていくのを間近で見ている私の気持ちがみんなにはわかるだろうか?告白してくれた時はあんなにきれいでかっこよかったのにどうしてこうなった、でも考えてみれば、小3の私に欲情してたらしいから元からの性質だったのかもしれない。ハーレムを築いてるアキ兄さんもそうだけど、吉井姉弟の性は爛れてるなあ
「もうお姉ちゃんたちに悩むのは時間と脳の無駄だから、さっさと行こうか。」
「アハハ、いつもはラブラブなのに、今日はちょっと冷たいネ?」
「別に、これで美春をお姉ちゃんに任せられるし、私たちは瑞樹とミナに集中できるでしょ?」
「ああ、じゃあこのやり取りはすでに計画済みだったのね?」
「いや、お姉ちゃんのあれは素」
ショコ、アイ、優子の三人はすっごい残念な目を私に向けている。全く持って心外だ、その目を向けられるのはお姉ちゃんだけで十分だろうに
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Yuji side
俺たち男子四人は翔子の家の男子風呂に入っている。相変わらずでっかい風呂だ、何で金持ちってやつはそろいもそろってでっかい家に住みたがるもんかね?しかし、考えてみると今の俺たちの状態は男4人に対して、女子8人という周りから見ればなんともうらやましいものだろう、………まずいな、FFF団などにこんなことが知れたら秀吉を除く俺たち男子組は次の朝日を拝めなくなっちまう。まあいい、みんなそれくらいのことは分かってるだろうし、だれも言いふらしたりしねえだろ、今はそんなことより明久のことだ
「おい、明久、お前あの三人のことはどう思ってるんだ?」
まあこいつのことだから、ないがしろにする気は全くないとは思うが、あまり深く考えてないような気もするんだよな
「…僕も正直、自分でもよくわかってないんだ」
「ほう?つまり明久おぬしは何も考えずに三人ものおなごを侍らしていると」
「………うらやましい!!………憎らしい!!」ドクドク
秀吉にしては随分と棘のある言い方だな、あと康太、この広い風呂掃除するの大変なんだから鼻血流すのは止めろ
「ち、違うよ!僕だって三人のことは大事にしたいって思ってるし、何だったら将来の責任を果たす覚悟だってできてる!」
「へえ?随分かっけーこと言うじゃねーか、なら何がわかんねぇんだ?」
「………なんでみんなが僕なんかのことを好きになってくれてるのか、かな」
なるほどな、さすがに超鈍感な明久もあいつらからの好意を気付いていても、その理由がわからないと
「僕はね、姉さんにいいところを全部持っていかれてるんだよ。姉さんは昔からなんでもできた、勉強と運動は全部いつもトップだし、小さいころから男子女子構わず誰からもモテた。家事は全くと言って程できなかったけど……そんな姉さんをずっと見てたら僕なんかのどこが良いのか全然わからない」
「じゃがおぬしにもいいところはたくさんあるじゃろ?料理は誰もが認めるほど美味いし、家事だって完璧じゃ。確かに、玲殿よりできることは少ないかもしれぬが、おぬしだってたくさんの美徳を持ってるはずじゃ」
「………そう、成績だって前より格段に良くなってる」
いや、たぶんこの馬鹿が求めてるのはそんなものじゃない
「そんな家事とか料理なんてどうでもいいんだよ!今僕が欲しいのは姉さんみたいに何でもできる力なんだ!!確かに勉強だって三人に手伝ってもらって前よりは良くなったけど、あの姉さんと比べると塵にすらならない!どんなに三人のことを大事にしたいと思っても、将来を一緒に過ごしたいと思っていても、僕には彼女たちを幸せにする力なんて何一つ持ってない!」
やっぱりな、こいつには全くわかってないんだろう、こいつ自身の魅力、そしてあいつら三人がこの馬鹿のどこが好きなのかを。小さいころから絶対的な壁を見せつけられて自分が全くもって無力なんだと感じているんだろう。そんなこと俺は知らんが今は取り敢えず、あの三人の分を肩代わりしてぶん殴っておこう
「だから僕は………いったいな!クソ雄二!何するんだ!」
「うるせえ、馬鹿野郎。お前このことをあの三人に聞かれてたこんなもんじゃ済まねえぞ?」
「あの優しい三人が殴るわけないだろ?」
こいつちょっと前に清水に殺されそうになってなかったか?まあこいつの脳内HDじゃ三日前の記憶をとどめておくのが精いっぱいか
「そうだ、あの三人は確かに優しい、だがな、だからこそ自分が好きな男が自分自身を卑下してることに怒らねえわけがねえだろうが!」
「な、なに言ってんだよ!じゃあ雄二はなんで彼女たちが僕と一緒にいてくれてるのかを知ってるのかよ!!?」
「大体わかってるが、絶対に教えてやんねえ。教えるのはあいつらの役目だからな。ただな、これだけは言える、あいつらはもしお前が玲さんみたいに何でもできたり、金やコネをたくさん持ってるからと言って、お前のことを好きになったりしねえ。なぜなら今のお前はさっき自分で言った通り何の力も持ってないが、今のお前をあいつらは好きだからだ」
「そ、それは………」
「お前は小さいころから玲さんと雪菜のことを見てたはずだ、雪菜は金や能力を持ってる玲さんのことを好きになったのか?違うだろ?あいつは玲さんの中にある何かを見てあの人のことを好きになったはずだ。今みたいな玲さんになったのだってあの人自身が雪菜に出会って、あいつを幸せにするために地獄みたいな四年間を過ごしたはずだ」
まあそのせいでしばらくの間、二人の関係は最悪だったが。全く持ってこの姉弟は世話が焼ける
「だ、だけどどうやったら彼女たちを幸せにできるってのさ!」
「うじうじ悩んでねえであいつらのために頑張るしかねえだろうが!幸いお前のすぐ近くには玲さんっていう最高のお手本があるんだ。てかな、俺の知ってる吉井明久っていう大バカ野郎は誰かのためだったらつらいことでも平気でやって抜けるやったぞ!!いい加減目覚ましやがれ!!」ドガッ!
やっべえ、ついかっとなって顔面殴りつけちまった、明久のやつ倒れて頭ぶつけて気絶しちまってる………やっちまった、目覚まさせるつもりが眠りにつかせちまった。おい止めろそこのムッツリと常時女装男子、そんな目で俺を見るな
「おい、どうするのじゃ雄二よ、明久のやつ全裸で気絶しておるぞ」
「………見事な正拳上段突き」
「しゃあねえ、二人ともこいつ運ぶの手伝ってくれ。着替えるところに置いとけばあとは何とかするだろう」
まあ一応風邪ひかないように体は拭いといてやるか、あとは俺が殴ったことをばれねえようにしねえとな、あの三人に殺されちまう
いかがでしたでしょうか?
こんな作品を書いている私ですが、明るい話より暗い話を書くほうが好きだったりします。この前、序盤が重いという感想をいただいたんですが、しょうがないですね、重い話かくの大好きなんですもん。できることなら、シリアスばっかり書いていたいんですが、やっぱりハッピーエンドがあってこそのシリアスだと思うんですよね。序盤の雪菜とかどうせシリアス過ぎたらコメディしかやらないのに、何このシリアスモード、マジウケルーwwwって思いながら書いてましたし
まあそんな私個人の趣味は置いときまして、感想や質問コーナーの質問などお待ちしてまーす!