姉と百合と吸血姫   作:ほうとう

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☆登場☆


私の二つ名 あの人へのふさわしい呼び名

「はい、はーい!!」

どこかの男子生徒Aが手を上げて瑞希に質問をしようとしている。まあ、大体質問の内容はわかるんだけどね

 

「な、なんでしょうか?」

「なんでここにいるんですか?」

「そういや、吉井妹もいるな、なんでだ?」

 

一見すると、いじめのような質問だろう、しかし何気に彼らの質問は至極真っ当だ。私は、学年主席レベルの実力はあるし、瑞樹だって、うちの学年のトップ5には入る。

 

「ええっと、試験中に熱が出て倒れてしまって、」

遠慮がちに私のほうを見る、こっちが勝手にやったことだから、何も負い目は感じなくていいのに。

「私は、瑞希をそのまま保健室に連れて行ったから、」

みんなが、なるほど~っと言っている。理解が早いで助かります。

 

あっら、瑞希が来たよ

 

「すいません、雪菜ちゃん、試験中にあんなことが・・・」

 

「気にしないの、瑞希。私はあの時、瑞希を見捨てることもできた、でも私は自分の意思で助けたんだ。何も謝ることはないよ。」

 

「姫「おい、姫路」」

アキ兄さんが声をかけようとしたら雄二に邪魔された。ドンマイ兄さん、次があるさ。

 

「は、はいい。ええっと、」

「クラス代表の坂本だ。よろしくな。ところで、体調はもう大丈夫なのか?」「あっ、それ僕もきになる~」

おお、今度は成功したよアキ兄さん、学習したんだね。私はうれしくて泣きそうだよ。

 

「はい、もう大丈夫です。ケホケホ」

瑞希にはこの廃屋のような環境は向かないらしい。まあここに向いている人がいるとしたら、UMAぐらいだろう。すると、アキ兄さんが雄二に話しかけて、外に出て行った。

 

「吉井君達は何をしに行ったんでしょう?」

瑞希が質問してきた。

「多分、試験召喚戦争のことだと思うよ?ほら、こんな環境だし・・・」

「ねえ、姫路さん、私は島田美波、よろしくね?」

 

おやミナが話しかけてきたようだ。三人しか女子いないんだし、当然かな?

「はい、よろしくお願いします島田さ「美波」・・・え?」

「美波でいいわ。わたしも」

 

な~んかまた私抜きで仲良くなってますよ~、ナニこれ、デジャヴ?

「ねえお二人さん?」

「なによ?「なんですか?」」

「先に言っとくけど、アキ兄さんは・・・・手強いよ?」

「そんなの知ってるわよ!!「知ってます!!」」・・・・「「って、ええええええ!!!!!!」」

 

まあ、これで二人が、晴れて恋のライバルになったということだ。はてさてどうなることやら。

 

そうこうしているうちに、二人がはいってきた。先生が雄二に自己紹介をすすめると、自己紹介のついでに演説をし始めた。旧ナチスで働いてたら、何万人殺してたのかな?彼は

 

そうこうしているうちに、不意に私の名前が呼ばれた。

 

「いいか、こいつは白銀の魔女だ!!」

みんながざわ・・・ざわ・・・し始めた。私この二つ名嫌いなんだよなぁ~てか誰ですかぁ高1にもなって、こんな厨2見たいなあだ名勝手につけた奴は。

 

まあ、このおかげで戦争への士気も高まったんだけどね。

 

「よし、明久、Dクラスのへ宣戦布告に逝ってきてくれ。」

 

なんか、アキ兄さんが今日の晩御飯を作れなくなる気配がするので、代わりに行こうとすると、

 

「おいちょ待てよ」

なんか、某大人気アイドル風に雄二が止めてきた。正直気持ち悪い。

 

「え~だって、私のほうが喧嘩強いし?兄さんが怪我したら大変ジャン!」

「いや、お前はうちの秘密兵器だから、今回は隠しておきたいんだ。」

「そんなの無理だって。今日の戦争で私がばれなくても、私がAクラスにいない時点でなんかの理由で最下層のFクラスに行ったってのはすぐばれると思うよ?こんな学校だから、どんなに成績優秀でもなんかのミスで最下位になるなんて簡単に推測できるし」

「くっ・・・まあ、いい。行ってこい。」

「ラジャー!」

 

とても素敵な笑顔でドアを開けたら、あの人がいた。

 

「ユキちゃん、会いたかった。今姉さんはとても最高の気分ですよ」

 

嘘だ、あの人が・・・いや、この人がここにいるわけがない。あの、私に酷いことを言って、無理やり私から離れた人がいるわけない

 

「おや?うれしくないんですか?ユキちゃん、姉さんが帰ってきましたよ」

 

嫌だ、意味がわからない。アキ兄さんの方を向くと、彼も状況が理解できてないらしい。

 

今、なんて言えば良い?わからない、なんて伝えればいい?寂しかった?苦しかった?憎んでいる?大嫌い?偽善者?恐怖で体が震える。また、この人に置いていかれるという恐怖が私に口を開かさせない。そうだ、あの言葉があった。今度もし会うことがあれば言おうと思っていた言葉が。

 

「ユキちゃん、長かったですね、やっと会えました。これからはずっと一緒にいられますよ。」

 

なんでこんな平気な顔でこうな戯言ばかり言えるんだ。どうせ、またあの言葉を言って、私の心を抉るのに。   もう、限界だ言ってしまおう。もう我慢できない。

 

「なんで・・・」「はい?どうしました?ユキちゃん?」

 

「どうしてアンタがここにいるんだ!!この裏切り者!!!」




・・・・なんで、わたしこんなに瑞希って書いたのかな?
別に、三人称でよかったんじゃね?彼女とか、この子とか。
まあいいや、
今度からシリアスが続いちゃいます。甘甘になるのはいつの日か!!
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