side:ルイージ
俺達はカービィの案内で鬼ヶ島に着いた。何か全体的に暗いけど…
「『気をつけて下さいね。何でも鬼は亀の化物らしいので』」
「『わかった。ありがとう』」
亀の化物………クッパの事かな?まぁ、間違ってはないけど…
「そろそろヨッシーが……っと!?」
………何かマリオの横を炎を通過していったけど……
「『この先は行かせませんよ!』」
ヨッシー……何か好戦的だね
「『ふん!雑魚が邪魔すんじゃねぇよ!』」
「誰が雑魚ですか!」
マスターの台本は悪口が多いね
「『マリオさんを倒して主役はいただきますよ!』」
「は?ぶっ飛ばすぞ?」
「台本ですよ!私は所詮やられ役なんですから!」
「ヨッシー……自分で言って虚しくならないの?」
「私は攻撃しにくいですね…」
「僕もです」
ドクターとリンクは攻撃しづらいようだね。まぁ、俺もだけど…因みにマリオは…
「台本とはいえ俺を倒すなんていい度胸してるじゃねぇか!!」
「だから台本……」
「るせぇ!」
全く話を聞く様子がないや。ヨッシーを攻撃しまくってるよ…
「オラァ!ファイアボール!!スピンキック!」
「ちょっ…」
何だろう…かなり理不尽な展開だね。まるで居眠りしてたらナイフを投げられる………いや、これは違う世界か
「トドメ!!ダブルスーパーファイアボール!!」
「あわわわ!!」
マリオの容赦ない攻撃がヨッシーを襲って見事門番を倒した………ってこれでいいのかな?
「…………」
何か気絶してるんだけど…
「一応回復できるカプセルを置いときましょうか」
ドクターはヨッシーの近くに回復用のカプセルを置いた。………何か十字をきってたのは気のせいかな?
「さて…次はフードの奴か?」
こうしてヨッシーを倒した俺達は奥に進んでいった…
side:鬼ヶ島最深部
「『侵入者か…』」
「そうみたいだねー」
「『大王さま。どうしますか?』」
「ちょうどいい!我輩が倒してくれるわ!」
「セリフが違うよ…まぁ、いいか」
「……んで、アイツは行ったのか?」
「うん。君達の出番はまだ先だからねー」
〜鬼ヶ島中腹〜
side:マリオ
「………気を付けろ何か居るぞ…」
「え!?」
敵を気配を感じた俺はルイージ達に警戒するよう促した。日頃から敵と戦ってるお陰かどうかは分からねぇが気配が何となく分かるんだよな
「まさか例のフードの男ですか!?」
剣を構えるリンク。戦闘準備万端だな
「私は本来非戦闘員なんですけどね…」
ドクターの俺………ドクターも渋々戦闘準備にかかる
「フードの男って何者なんだろう…」
「…………さぁな」
マスターが何かしら関わってると思うんだよな…
「……!!?マリオさんっ!」
「あ?」
なんか突然リンクが叫び声をあげ……
キィン!!
「っ!!?」
な、何が起きた!?俺の目の前にはリンクが居て剣を構えているが…
「リ、リンク?何が起きたんだ?」
「………斬撃が飛んできました。気を付けて下さい。マリオさんが感じた気配は多分アイツでしょう」
そう言うとリンクは奥の方を指差した。そこには…
「…………」
「マリオ……アイツ、黒いフードを被ってるよ」
「………だな。例の男のようだな」
リンクは斬撃が飛んできたって言ってたな。ってことは斬撃を飛ばせるのか…
「あなたは何者ですか?」
ドクターが警戒しながら尋ねる
「……………答える義理はない」
「………なら無理やり聞き出してやろうじゃねぇか!!ファイアボール!」
俺は牽制の為にファイアボールを放ったが…
「…………」
「え?」
「は?」
「!?」
フード野郎の目の前でファイアが消えてしまった…
「………次はお前らも消してやろうか?」
………何か寒気がする…もしかしたら俺達はとんでもない奴と戦ってるんじゃねぇのか…?
side:ドクター
一体何がおきてるのか私には判りませんね…マリオさんの攻撃がフードの人の前で消えてしまいましたし…
「くそっ!どうなってやがる!?何故、攻撃が当たらねぇんだよ!?」
マリオさんが苛立ってますね。落ち着かないとダメだと思いますが…
「………やっぱりお前らじゃ相手にならねぇな」
「あぁ!?」
流石にイラッときましたね。何か打開策は無いのでしょうか?
「ルイージさん、何か思い付きませんか?」
「攻撃が当たらねぇ以上どうしようもないぞ…」
あの人は攻撃を消しているのでしょうかね?
「お前、名前くらい名乗れよ!」
「………何回も言わせるな。名乗る義理はない」
「チッ、スカした野郎だぜ…」
「どうするマリオ?」
「どうするもなにも攻撃する手段が無いからな…逃げるか?」
「「え?」」
まさかの逃げの一手選択したマリオさん
「多分、戦っても勝てねぇぞ」
「でもな…いや、仕方ないか…」
「一緒じゃダメだ。バラバラに逃げるぞ!」
「判った!」
「いくぞ…ファイアボール神風!!」
マリオさんの新技ですかね?煙幕の炎バージョンとでもいいましょうか…敵の視界から私達を外させる作戦ですね
「逃げ切ったか…」
「もう出会いたくねぇよ。早くクッパ倒して終わろうぜ」
「よし、ダッシュキノコで…」
「勝手にアイテム使うなよ!」
「アドリブっつー事で良いじゃん。行くぞ!」
ダッシュキノコはマリオカートに出てくるアイテムですね。こんな時に使ってもいいのでしょうか…
マスター「遅れて申し訳ないっす!」
マリオ「ちゃんと謝れ!」
マスター「因みに文化祭は次で終わらせるからね」
ヨッシー「唐突過ぎますよ!」