side:マリオ
ここもアドリブか。まぁ、いいか
「そろそろ最深部じゃない?」
フード野郎から逃げた俺達はかなり奥まで進んだ。早く帰りてぇ…
「あのフードとは戦いたくねぇよ…」
「クッパだけ倒して帰ろうよ」
「ワリオさん居ますけどね」
「あんなザコ、ファイアで瞬殺だろ」
「誰がザコだ!!」
おっと、噂をすればなんとやらか?俺達の前にワリオが現れたな
「バトル系はアドリブだから好き勝手にやるぞ!ファイアボール!」
「うおっ!?」
避けられたか…手下だからとっととやられろや
「つーか、4対1とか卑怯だろ!」
「うるせぇ!」
「マスターに言ってよ!」
ワリオの奴うるせぇな…アイテム使ってとっとと突破するか
「いくぞ!ニンジン!」
「いつの間にニンジンを…」
「バトルあるっぽいから持ってきた」
「「…………」」
なんかルイージ達が何ともいえない表情で俺を見ているが知るか。勝てば良いんだよ
「オイ!アイテム使うとかアリかよ!」
「アドリブだからな。何でもアリだ!」
俺はニンジンを使いバニーマリオになった。バニーマリオは6つの金貨でおなじみのやつだな
そういえば6つの金貨のボスはワリオだったな…俺の城を乗っ取りやがって…思い出したら腹が立ってきたな
「よくも俺の城を乗っ取りやがって!覚悟しろ!」
「は!?」
「ど、どうしたのマリオ!?」
「アイツは俺の城を乗っ取ったからな!」
「それ昔の話だろ!」
「うるせぇ!バニー扇風拳!」
「どわー!!」
バニー扇風拳は耳を振り回し攻撃する技だ
「容赦ねぇ…」
「文化祭を早く終わらせる為だ!ビッグファイアボール!」
「どわー!!」
よし、ワリオを倒したぞ。何か強引な気がするが仕方ねぇよな!
「強引だね。流石マリオ」
「ワリオ如きに負けるかよ!」
「と、取り敢えず先に行きましょうか」
「俺の出番これで終わりかよ…」
「ここが最深部か…」
「展開が早い気がするのは気のせい?」
「大丈夫だ、問題ない」
「…」
「いらっしゃいませ~」
「あ?……何だ腐れ手袋野郎か」
「酷っ!」
何がいらっしゃいませだよ!ここはコンビニか!
「お前があのフード野郎を呼んだんだろ!誰だよアイツは!」
「そうだねぇ~別の世界の住民とでも言っておこうか」
「別の世界?」
「うん。詳しくは話せないけどね」
あのフード野郎は別の世界の住民?よく分からんな…何でそんな奴をマスターは呼んだんだ?
「取り敢えずキミ達の敵はクッパだからね」
「あのフードとは戦わねぇのか?」
「シナリオ通りでいくと次はクッパだからね」
今更シナリオも何もないと思うが…
「はい、という訳でクッパ君どうぞ!」
そう言うとマスターは指を鳴らした
「…………」
マスターが指を鳴らしたら俺達の目の前にクッパが現れた………食事中のな…
「いきなり呼ぶなよマスター!」
「食事中かよ!寄越せ!」
「何故マリオなんかにあげないといけないのだ!断る!」
「なんかってどういう事だコラ!」
「うるせぇ!ファイアボールだ!」
「いきなりか!」
俺の放ったファイアは見事に命中した
クッパの飯に
「我輩の飯がぁぁぁぁぁ!!」
「クッパさん泣いてませんか?」
「さぁ………」
「マリオ!貴様、よくも我輩の飯を!」
「フン!お前だけ良い待遇させるかよ!」
「完全に逆恨みだろ!」
「うるせぇ!スピンキック!」
「くっ……!」
「俺達蚊帳の外だな…」
クッパは俺のスピンキックを躱すと甲羅に入り、スピニングシェルを仕掛けてきた
「ちっ!ファイアボール!」
「ガハハハ!甲羅の中に入ってる我輩は無敵だ!そんなのが効くか!」
「ちっ!面倒な奴だな…」
「仮にもボスですからね」
「余計なお世話だヤブ医者! 」
ドクターにそれは禁句だぞ…
「……………」
「大体マリオの6年後の姿だっけ?戦えんのかよお前?」
「………随分と言ってくれますね……!!」
ドクターがキレてるな…これはヤバい
「覚悟しなさいよ、クッパさん!」
ドクターはクッパにも、さん付けなんだな…まぁ、どうでもいいか
「覚悟?ガハハハ!ヤブ医者に何が出来る!」
「ドクタートルネード!!」
「ごはっ!!?」
ドクタートルネードは俺のマリオトルネードと似たような…実質同じか
ドクターはクッパの横で技を繰り出すとクッパを真上に吹き飛ばした
「ドクターすげぇな…」
本人曰く、私は戦闘は苦手とか言ってたが…真意は分からんなアレだと
「追撃しますよっ!」
ドクターはジャンプすると…
「喰らいなさい!私オリジナルの技の…脳天殺撃パンチ!!」
うん、物騒な名前だが普通のパンチだな。クッパの頭にパンチを落し下に墜落させた
「ゴベラッ!?」
変な悲鳴をあげクッパは下に落ちてきた。つーか、俺が全く目立ってねぇ…
「うう…すげぇ痛いぞ…あの野郎本気でやりがって…」
クッパはかなりダメージを負ってやがる…
「………最後に言い残す事はありませんか?」
「我輩を殺す気かよ!」
「フフフ…その気になれば貴方なんていつでも消せるんですよ?」
「……………」
どっちが悪だか分からんな…
「………アイツ、あんなに怖い奴だったのか?」
「うおっ!?お前、いつの間に!?」
なんか例のフード野郎が俺達の傍に居た…全然気が付かなかったぜ…
「…そう警戒するな。マスターから聞いてるだろ?」
「別の世界の住民って事か?」
「その通りだ…」
「私が連れてきたんだよね~」
マスターは本当に神出鬼没だな。いきなり現れやがって…
ん?…………今、マスターの奴連れて来たって言ったよな?
「お前、マスターに無理矢理連れてこられたのかよ!?」
「…………」
「同情するぜ…お前も大変だったんだな」
「我輩も知らなかったぞ…」
「どう?面白かったでしょー?」
「「何処がだよ!!」」
「んで?結局これで終わりかよ?」
「そうだね。ドクターがクッパを倒したし…」
「我輩は納得いかねぇ!」
「ならもう1回やりますか?」
「遠慮する…」
「レナって台詞あった?というか居たの?」
「アハハ!ちょっと色々あってね~レナちゃんの出番はカットしました!」
「当初の予定と全く違うじゃないの!」
「レナ居たの?全く喋ってなかったよね?」
「マスターさんのせいよ!」
「レナの姫の格好可愛かったけどな~」
「なっ………!!」
100歩譲って可愛いと付け足しておこうか
「じゃあこれにて解散!お疲れ様~」
「んで?どうだった?」
「…………そうだな。マリオとか言ったな。アイツは楽しみだな」
「見込みアリって事?」
「レナとかいう女も中々だな。キレると手がつけられんかもな」
「アハハ!確かにねぇ~レナちゃんは強いよ。何なら戦ってみる?」
「…………早く帰らせろ」
「せっかちだね~まぁいいか。こっちの世界は楽しかった?」
「………まぁな。それなりには楽しめたな」
「素直じゃないねぇ~」
「………うるさいな」
「ごめんごめん。じゃあ転送するよ~」
「…………アイツらによろしく言っといてくれよ」
「了~解!じゃあまたね~」
誰も居なくなった空間でマスターは呟いた
「フフフ…また会えるといいね…加藤俊哉君」
取り敢えず文化祭篇は終了です
マリオ「アイツとは戦いたくねぇな」
ヨッシー「次元が違いますよね…ともかくコラボ有り難うございました!」
マスター「ありがとねー!」