ifの世界   作:子黒猫

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通達

 

side:クレイジー

 

マスターが疲れたらしいから俺が代わりに実況をするぞ。上手く出来ないかもしれないが勘弁してくれよな。取り敢えずヨッシー達から見ていくか

 

「あれ?ヨッシーとカービィじゃん」

 

「(カモがきた!)」

 

マリオ達はヨッシー達に気付いたようだが後ろのハンターには気付いてないようだな…

 

「ヨッシー達、息切れしてない?」

 

「ハンターに追われてましたからね!ではお気をつけて!」

 

「ハンターに気を付けてね~」

 

ヨッシー達はマリオ達を置いて走り去っていった

 

「カモが逃げやがった…」

 

「仕方ないわね。また探しましょう」

 

「(何で僕達を追い抜いた瞬間に走っていったのかな?………ま、まさか!)」

 

ピットが咄嗟に後ろを振り向くとハンターが迫ってきていた

 

「ハンターです!!」

 

「「!?」」

 

「と、兎に角逃げましょう!」

 

「チッ!ヨッシーの野郎ハンターを撒いたんじゃなかったのかよ!」

 

ピットが逸早く気付いたお陰でハンターとは少し距離があるが…直線では逃げ切れないぞ…

 

「いえ、多分策士ですね。ハンターに追われつつ、偶然僕達を発見して僕達に近付いたら何事も無いようなフリをして歩く。そして僕達を追い抜いたら走り出す…要するに僕達を囮にしたわけですね」

 

「ヨッシー…いや、カービィだな!こんな作戦を思い付くのはアイツしか居ねぇ!」

 

「後でたっぷりお仕置きね」

 

「(レナさん怖すぎ…敵にしたくない)」

 

「兎に角、逃げ……のわっ!?」

 

何という不運だろうか。マリオが石につまづき転んでしまった…

 

「マリオさん!」

 

「……………カービィの野郎、覚えろよ!」

 

そのままマリオは確保されてしまった…仮にも主人公がこんなに早く捕まっても良いのだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

ピルルル!

 

「メールか……『マリオ確保』は!?」

 

「早すぎだろ!」

 

「情けねぇ主人公だな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アハハ!マリオが捕まったんだ~」

 

「(マリオさん、ゴメンなさい!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「兄貴~マリオが捕まったみたいだよ」

 

「何!?早すぎないか!?」

 

「誰かの囮にされたりしてね」

 

「だとしたら同情するぞ…復活missionでもあれば良いな…」

 

 

 

 

 

 

「マリオ…何をやってるゾイか…」

 

「復活missionが有ったら助けてやるか」

 

「賛成ゾイ」

 

 

 

 

 

「兎に角、逃げましょうかルイージさん」

 

「………そうだな。マリオの死はムダにしないぞ」

 

「死んでませんからね!?」

 

 

どうやらルイージはリンクと一緒に居るようだな。因みにマリオは死んでない

 

「復活missionが有ったら助けてあげましょう」

 

「そうだな。流石に可哀想だからな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「マリオ捕まったのか…誰かに陥れられたんじゃねぇだろうな…」

 

ファルコは噴水辺りをウロウロしているな。どうやら誰かの囮にされられたと思っているらしい。間違ってないな

 

「にしても誰も居ねぇな…フォックスの奴はmission以降会えてねぇし…」

 

ピルルル!

 

「ん?通達?『今から裏切り者を募集します』裏切り者?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「『裏切り者になりたい方はマスターまで連絡してください』………何とも汚い手を使いやがるな…」

 

「ワリオなら即裏切るだろうが捕まってるしな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピルルル!

 

「もしもし、裏切ります」

 

「了解。逃走者を見つけたら私に連絡してね。ハンターが捕まえたら一人あたり一万円あげるよ」

 

「分かった!」

 

「さて…皆にメールするかな」

 

「?何を?」

 

「勿論、裏切り者が誰かだよ。分からないと疑心暗鬼になるからね」

 

「え!?普通知らせないだろ!?」

 

「何言ってるのソニック?『裏切り者が居た場合、正体を皆に知らせない』なんて書いてないでしょ?」

 

「……………」

 

ソニックは呆気にとられてるな。まぁ

俺もだが…

 

「さて、皆を敵にまわして生き残れるかな?裏切り者さん?」

 

「これって策士なのか?」

 

「いや、陰険なだけだろう。マスターの性格そのものだ」

 

「煩いよ!」

 

 

 

 

 

 

「ピット君は裏切らないよね?」

 

「当然ですよ」

 

「嘘だっ!!」

 

「!?な、何ですか急に!」

 

「何でもないわよ」

 

「名前がレナだからその台詞を言ったのですか?」

 

「関係ないわよ!」

 

「ひょっとして鉈でも持ってませんか?」

 

「………………」

「残り時間は35分ですか…って?どうしましたレナさん?」

 

「………天使の羽って高いのかしらね?」

 

「!!?」

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ピンクと緑。何してるゾイ?」

 

「何その呼び方!ペンギンのくせに!」

 

「誰がペンギンゾイ!」

 

「陛下…大声を出すとハンターに見付かりますよ?」

 

「メタさんとエs…ノコノコですか。貴方達は裏切りとは無縁の人達ですね」

 

「今エサって言いかけたよね!」

 

「メタ、裏切り者は誰だと思う?」

 

「さぁな…ワリオなら裏切ると思うのだが…」

 

「わしもそう思うゾイ」

 

「私も」

 

「僕も」

 

ワリオ…お前とことん信用されてないんだな…同情はしないが

 

ピルルル!

 

「まさかmission!?」

 

「いや、通達だ『裏切り者が現れました』」

 

「裏切り者ですか…」

 

「『裏切り者は逃走者を見付けるとマスターに連絡しハンターを差し向ける。ハンターがその逃走者を確保した場合、裏切り者に一万円が与えられる』…だそうだ」

 

「一万円ゾイか…全く金にがめついゾイな」

 

「人の事言えないでしょ」

 

「裏切り者は黙ってろゾイ!」

 

「ボクじゃない!」

 

「気を付けないといけませんね。不用意に他の人達に近付けば通報されかねませんよ…」

 

「ん?続きがあるぞ『なお、裏切り者はワルイージである。気を付けてね!』…………裏切り者をバラしてるぞ」

 

「………こんなのアリかゾイ…」

 

「そういえば通達に裏切り者の正体は明かさないなんて書いてなかったしねー」

 

 

 

 

「っざけんなよマスター!」

 

「っ…!今の裏切り者の声だ!」

 

「そういえばアイツ、いきなりわしから離れていったゾイな…」

 

「その時にマスターに連絡したんですね」

 

「取り敢えず逃げるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「観覧車って良いねぇ~」

 

「ワルイージも怖くないな!」

 

「罪悪感がありますけどね…」

 

「自分が提案しといて何言ってんの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ワルイー…裏切り者はマスターに抗議の電話をしていた

 

「マスター!お前、俺が裏切り者って何で伝えるんだよ!?」

 

「は?裏切り者の名前は伏せておくなんて書いてなかったでしょ?私を責めるなんてお門違いだよ。じゃあね!」

 

「あ!オイ!」

 

マスターは其だけ言うと電話を切ってしまった。ワルイージサイドからすれば納得はいかないだろうが俺は実況者側なので全く関係ない

 

「俺は仲間を失った…」

 

なんかシリアスな感じになってるが自業自得だ

 

さて、残りは30分か…ワルイージは…まぁ、捕まる気がするな

 





〈牢獄DEトーク〉

マリオ「あのピンク玉消してやる…」

ワリオ「不運過ぎるぜマリオ…」

マリオ「運の悪さならお前の方が上だろ」

ワリオ「否定できん…」
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