side:クッパ
「寒い…」
「ったく…何でこんな寒い中買い物に行かないといけないんだよ…」
我輩達はキノコデパートに向かっている最中だ。因みに気温は0℃だ
「お前がジャンケンに負けたからだろ…」
「………畜生!!」
「うるせぇ!」
よし、少々時間を遡ってみようか
「正月パーティー?」
「そう!」
マスターの奴、いきなり全員を呼び出して何事かと思ったら…
「飾り付けとかしてさ~ケーキも食べたりさ~」
「「ケーキ!!?」」
恐竜とピンク玉が反応したがスルーしよう
「正月パーティーって…」
「パーティーゾイか…」
「すまないな。マスターの我が儘に付き合ってもらえないだろうか?」
「クレイジーがそう言うのなら…」
「ちょっと!?何でクレイジーの言うことならきくの!?」
「言わずもがな」
「……兎に角、パーティーするからね!今から班分けするよ!」
マスターはぶつくさ言いながらパーティーの説明をし始めた
「買い出し班を決めるんだけど…」
「俺はぜってぇ嫌だからな!こんな寒い中出たくねぇし!」
「わしもゾイ!」
「はい、マリオとデデデは買い出し班ね」
「はぁ!?何でだよ!」
「文句言ったから」
「………チッ…腐れ創造神が…」
「聞こえてるんだけど…お金はマリオ持ちで良いの?」
「すいませんでした!」
「カービィ、悪いけどメモしてくれる?」
「おっけー!」
カービィは目の前にあるホワイトボードにサラサラと書き始めた。意外と普通な字だな…
「えっと…買い出し班はマリオと大王…」
「え?結局決まりなの?」
「うん。残りは2人だけど…ジャンケンする?」
「負けそうだ…」
何でだろうか…我輩勝てる気がしないな
「という訳で買い出し班はマリオ、デデデ、クッパ、フォックスね」
「何で俺が…ついてねぇ…」
負けた…最悪だ…
「はい、買い物メモね」
「結構有るな…」
「マリオさん!ケーキはフルーツたっぷりですよ!」
「お前も来いよ」
「…やっぱりお任せしま~す」
「…」
という訳で我輩達はキノコデパートに来たのだが…すごい人だな
「人多過ぎだろ!」
「はぁ…疲れそうだゾイ…」
「んで?何買うんだ?」
買い物メモには寿司やケーキなどが書かれている
「ヨッシーとカービィの分か…」
「アイツらうまい棒で良いだろ。キリがねぇぞ?」
「暴動がおきそうだゾイ。棒だけに」
「黙れ。殴るぞ」
「理不尽ゾイ!」
デデデの下らない洒落は置いといて…手分けして探したほうが良いな
我輩がそう提案すると各自別れていった
我輩はケーキを買うか…どんなのが良いのだろうか…マスターは任せるねとか言ってたしな…我輩のセンスが試されるという事か
ケーキ売り場に来た我輩………だが…
「さぁさぁ!このケーキを買っていく者は居ないか!?」
何かネズミがケーキを売っているのだが…衛生上問題がないのだろうか?
いや、待てよ…確かコイツは…
「おっ!クッパじゃねぇか! 」
「えっとヘドロだっけ?」
「誰がヘドロだ!俺はドロッチェだ!」
ヘド……ドロッチェは怒りながら訂正している
ドロッチェはプププランドに住んでいるネズミだ。ドロッチェ団のリーダーでもある。主に盗みを働いており…要は盗賊だな
「おい!聞いているのか!?」
まぁ、カービィやデデデに簡単にやられるからコイツはかなり弱いと思う。しかも資金があまり無いためバイトで生計を立てているようだな
「無視するな!ケーキを買え!」
「あぁ!?」
何でコイツに偉そうにされないといけないのだろうか…腹が立ってきたぞ!
「うるせぇヘドロッチェ!ネズミが売ってるケーキなんて買えるわけないだろうが!」
「誰がヘドロッチェだコラァ!やんのかよ!?」
「客に対して何だその態度は!」
「客は客でもお前なんかに丁寧に接客できるわけねぇだろうが亀野郎!」
よし…コイツをぶっ飛ばそう
「ドロッチェ君?お客様相手に何なのその態度は?」
「オ、オーナー!いや、これは…」
オーナーとやらが現れた瞬間、ドロッチェの態度が一変したぞ…何か汗がすごいな…
「オーナー!コイツが…」
「コイツ…?」
「い、いえ!お客様が…」
ドロッチェが哀れになってきたな…早くケーキを買ってマリオ達と合流したいのだが…
「もういいです。お客様、この者が大変失礼をお掛けしました」
オーナーは我輩に深々と頭を下げて謝罪してきた。そこまでする必要はないのだが…
「お詫びといってはなんですけど此方のケーキを無料で差し上げますのでお許しいただけませんか?」
「本当か!?」
「はい」
オーナーが輝いて見えるのは気のせいだろうか…何だろう…このオーナーと親しくなりたいぞ…
「えぇ!?オーナー!こんなのに無料であげるなんて…」
やっぱり許すのは良くないよな!ドロ野郎にはお仕置きが必要だ
「ドロッチェ君…オハナシが有るので倉庫に来て下さい」
「!?」
終わったな。生きてたらまた会おうネズミよ
side:マリオ
俺は鶏肉を買うために肉売り場に来ている。マスターが鶏肉は要るよ!とか言ってたからな…
しかしすげぇ人だな…この分だとケーキや寿司とかも多そうだな…
「肉の大セールだよー!買わないと損だよー!」
大セールか…という事はある程度は予算が浮くかもな。余った分でキノコでも買うか
因みに頼まれたのはモモを10㎏と骨付き肉を50本だ。ヨッシーとカービィには制限してもらう算段らしい。
「さっさと買って帰るか…」
「いらっしゃい!」
「えっと…モモを10㎏欲しいんだが…」
「「10㎏!?」」
何か周りが煩いが気にしないでおこう
「10㎏…まさか一人で!?」
「んな訳ねぇだろ!俺はヨッシーか!」
「冗談ですよ~」
すげぇイラッとしたが我慢だ
「じゃあ貰っていくぜ」
「ちょっと!お金は!?」
「そんなの知らん」
「すいません、この人万引きです」
「冗談だ!払うから止めろ!」
店員が本当に警備員を呼びそうだったので慌てて止めた。冗談が通じねぇやつだな。まぁ、俺が悪いけどよ…
「有り難う御座いました!!」
お金を払い鶏肉を貰う。心なしか店員が笑顔だったな…沢山売れて嬉しかったのだろうか?
さて、クッパ達と合流するか…
side:デデデ
寿司のコーナーも人が多いゾイな…まぁ、正月だから仕方ないゾイが…
「只今、セール期間中なのでお得だよ~」
セールゾイか…って事は予算が浮く可能性があるゾイな!余ったお金で御菓子でも買うゾイ
「そこの旦那!お寿司買っていかないかい!?」
「だ、旦那…まぁ、いいゾイ。お勧めはあるゾイか?」
「お勧めというか…お得なのは50貫のセットですね」
50貫…ヨッシーとカービィが居るから絶対足りないゾイな…
「50貫のセットを3個貰うゾイ」
「毎度~」
寿司を買ったわしはマリオ達と合流しようとしたが店員に呼び止められた
「なんゾイ?」
「変わった寿司があるんですよ」
「変わった寿司?」
「はい。その名もロシアン寿司です!」
店員が言うには10貫中1貫だけ山葵が大量に入ってるみたいだゾイ…なんか悪趣味だゾイな
「面白いので是非買っていって下さいよ」
………………よし、買うゾイ
「毎度アリ〜」
side:フォックス
俺はオードブルか…何やら沢山有るが…
「色々あるので買っていって下さいよ~(僕の給料の為にお願い!)」
………?気のせいか?何か本音が聞こえたような
「この唐揚げはさっき揚げたばかりなんですよ~(本当は今朝なんだけどね)」
「…………さっき?」
「はい!(嘘だけど)」
「もう少し安くならないのか?」
「そうですね~(ふざけんな!安くしたら僕の給料が減るだろうが!)」
無性に腹が立つのは気のせいか?
「えっと…高くするのは良いですけどね~僕の給料が上が…いや、何でもないです」
「オイ、それが本音か?」
「はい、そーです!(滅相もない!)」
「よし…殴らせろ。それか半額にしろ」
「あっかんべー!」
「分かった。殴り飛ばすな」
「ぐはっ!?」
店員がいきなり舌を出したからぶっ飛ばした。勿論、後悔はしていない。因みにオードブルは2つ買った
side:マリオ
何か物凄い音が聞こえたが…まぁ、良いか
「つーか…何か疲れたぞ」
「早く帰ろうぜ」
家に帰ると既に飾り付けは終了しているようだった
「遅いぞ~」
「仕方ねぇだろ。混んでたからよ」
「矢張、亀は鈍いからダメだったか…」
「え?クッパって鈍いの?」
「何だ、そんなに死にたいのか?」
帰って早々うるさい奴らだな
「取り敢えずメシにするゾイ」
「そうですね!」
食事の話はカットするぞ…かなりカオスになったからな…因みにデデデの買ったロシアン寿司はワリオが食べたぞ。食った瞬間、悲鳴をあげたのは笑ってしまったがな
食後にワリオはデデデに乱闘を仕掛けたが返り討ちにあったらしい
…………イベント毎にこんなカオスになるのは御免だぜ…
ワリオ「デデデ許すまじ…」
カービィ「……って言ってるけど、どうする?大王」
デデデ「返り討ちゾイな。カービィ、メタ協力してくるゾイか?」
カービィ「おっけー!」
メタ「了解です陛下」
ドクター「私の負担が増えそうですね…」
ワルイージ「ザマァ(笑)」
ドクター「あ?」
リンク「じ、次回もお楽しみに~!」