ifの世界   作:子黒猫

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バレンタインデー

 

side:マスター

 

今日は2月14日。世間では聖バレンタインデーと呼ばれる日。此処キノコ王国でもバレンタインデーの存在は広く知られており男子達は浮き足立っている様子

 

「なぁマリオ、レナ達は何を作っているのだ?」

 

「…………さぁな。何か楽しみにしててね!とか言ってたけどよ」

 

「というかレナ達の料理スキルはどのくらいなのだ?」

 

「そういや知らねぇな。ピーチ姫やデイジーは壊滅的らしいけどレナとホワイトは知らん」

 

「壊滅的って…ピーチ姫の料理ってそんなに不味いゾイか?」

 

「あぁ。キノコ城に行った時にピーチ姫の料理を食ったけどよ…見た目は兎も角、味がな…ダークマターだぜアレは」

 

「マジかよ…」

 

寮のリビングに居るのはマリオ、クッパ、デデデ、ワルイージの4名。奥にあるキッチンで料理を作っているのはダークマターことピーチちゃん達女子4名

 

ホントにダークマターなのかな?一度食べてみたい気も…いや、止めとこう

 

「あ、そうか。成る程な」

 

「あ?どうした?」

 

恐らくこの中で一番鈍いであろうワルイージが何かに気付いた様子

 

「今日ってバレンシアデーだろ?もしかしてチョコ作っているんじゃないのか?」

 

正しくはバレンタインデーだけどね。どうやらこの残念な頭では名前は覚えられなかったようだね。一番縁が無さそうだし

 

「それを言うならバレンタインデーだろ。全くこれだからチョコに縁の無い男は…」

 

流石クッパ。喧嘩の売り方も一流だね(誉め言葉)

 

「喧嘩売ってんのか!」

 

「乱闘なら外でやれよ?此処で騒ぐとピーチ姫やマスターがキレるぞ?」

 

ピーチちゃんは兎も角、何故私の名前が出てきたんだろう…まぁ、寮に何かあったらキレるけどね(黒笑)

 

「乱闘?オイオイマリオ、スマブラに参加してない奴がまともに戦えると思ってるのか?我輩は弱いものイジメはしないぞ?」

 

「おっと…これは失礼、ワルイージ気にするなよ。俺の失言だ謝る」

 

「そこで謝られるとすげぇ腹が立つぞ!それとクッパ!弱いものイジメって何だよ!俺が弱いとでも言うのか!?」

 

「だってよ…我輩達なら兎も角、お前ってどういう戦い方するのかイマイチ把握仕切れてないからな。弱小キャラに成り下がってるぞ?」

 

言いたい放題である。こんなに言われたら普通はキレるよね

 

「うぐぐ…言い返せねぇ…」

 

だけどワルイージは何も言い返せないようだね

 

「なぁ…何か…焦げ臭くねぇか?」

 

終点に居る私には何も匂わないけどね

 

「………まさかダークm…ピーチ姫が失敗したか!?」

 

「今ダークマターって言いかけたよな?」

 

「ハテ、ナンノコトヤラ」

 

 

 

 

 

 

 

「臭いの元はアレか…」

 

「つーかよ、レナ達居ねぇじゃん!」

 

リビングにレナちゃん達の姿はなく焦げた鍋だけが置いてあった

 

「この鍋テフロン加工じゃないのか…」

 

「突っ込む所はそこかよ!」

 

「テフロン加工って何ゾイ?」

 

「簡単に言うと焦げ付かない鍋って事だ」

 

「何でマリオがそんな事知ってるんだ?何か不気味だな」

 

「何だそんなに消されたいのか?」

 

「消しゴムみたいにか?」

 

「ハハッそんなに優しくねぇよ」

 

「………レナ達は何処に行ったんだろうなー」

 

「まさかクッパ!お前が誘拐したのか!」

 

「んなワケないだろ!」

 

「つーか、レナを誘拐するメリットないだろ」

 

「うわ…酷い事言うゾイな…」

 

「えぇ…全くよ」

 

「な?お前もそう思うゾイ?」

 

「そうね。全く酷い話よ」

 

「………ってレナ!?いつの間に?」

 

「少し買い物行ってきたのよ」

 

「鍋が焦げ付いてたゾイよ?」

 

「え?ホントに?」

 

「ホントゾイ」

 

レナちゃん達はリビングの入口に居る為、ワルイージ達は気付いていないようだね。全く不運な奴

 

「なぁ…ワルイージ、悪口はその位で…」

 

「でもよお前らだってそう思ってるんじゃないのか?」

 

「………オイ、ワルイージいい加減にしとけよ」

 

「っ…分かったよ」

 

「まぁ…遅いけどね」

 

「「!?」」

 

「あー!ちょっと急用を思いだs…」

 

「ワルイージさんの分…要らないの?」

 

「要ります!」

 

「何と情けない男ゾイ」

 

「うるせっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっ!レナそれ塩よ!」

 

「え!?」

 

「デイジー、それ醤油なんだけど…」

 

「か、隠し味よ!」

 

「全然隠れないよ!」

 

 

 

 

 

 

「何か嫌な会話が聞こえるけど…マリオ、レナ達って何してるの?」

 

「バレンタインのチョコらしい」

 

「チョコ!どれ、私が味見でも…」

 

「ボクも!」

 

「……………来世でも元気でな」

 

「え!?死ぬの?」

 

「ピーチ姫やレナに歯向かう勇気があるなら行ってこいよ」

 

「止めときます。まだ死にたくないんで」

 

「ボクも」

 

「ただいまー!」

 

「帰ったぞー」

 

「お、ルイージ達が帰って来たな」

 

 

 

 

 

 

あっという間に時間が過ぎ夕食の時間に…展開が早すぎるのは勘弁してね

 

「……………」

 

「………………え?」

 

「コレってチョコレート!?」

 

「えぇ。美味しそうでしょー?」

 

「………ご飯にチョコを入れるってお前らどういうセンスしてるんだよ!」

 

「此方は味噌汁にチョコが…」

 

夕食のメニューはチョコご飯にチョコの味噌汁…うん、想像しただけで吐き気が

 

「美味しそう!」

 

「同感!」

 

「「……………」」

 

緑のピンクの悪魔は美味しそうに食べてるよ…何なの?お前らの胃の中ってどうなってるの?

 

「え!?悪m…ヨッシーとカービィそのゲテモノ食べてるの!?」

 

「ゲテモノって…というか冗談で作ったのかよ」

 

「当然よ!ちゃんとデザートに取ってあるわよ」

 

「ヨッシー…それ美味いのか?」

 

「デリシャスですよ?」

 

「カービィ…よく食えるな」

 

「美味しいよ?」

 

結局ゲテモノ料理はヨッシーとカービィが全て平らげてしまった。ホントに何者だよアイツら

 

「さて…次はデザートですね!」

 

「アレを食べた後にデザートかよ…ホントにすげぇ胃袋してるな」

 

「皆さんより丈夫なので!」

 

「別に誉めてねーよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マリオだけ何か他の人と違うような気がするよ」

 

「何だと!?」

 

「あ、それピーチがマリオさんに特別に作ったのよ」

 

「妬ましいゾイ…」

 

「パルパルパル…」

 

「滅びろ…」

 

「落ち着け!何か変なの出てるぞ!」

 

「マリオさん私に味見を!」

 

「させるか!これは俺の物だ!」

 

「あのー…こ、これルイージさんに…」

 

「え?」

 

「ルイージ!お前、ホワイトのチョコを独り占めする気か!」

 

「………………うん。これは………俺の物だよ!」

 

「よし!ルイージ、逃げるぞ!」

 

「おっけー!」

 

マリオとルイージは一目散に逃げちゃった。私もチョコ欲しいなー。誰かくれないかなー

 

「レナさん、このチョコ美味しいですねー。有難う御座います!」

 

「ホントにありがとー!凄く美味しいよ!」

 

「どういたしまして。っていうか貴方達ってホントにマイペースね」

 

「??私は私ですよ?」

 

「アハハ、レナ変なの~」

 

「カービィのお代わりはナシね」

 

「謝ります。すいません」

 

バレンタインデーっていっても何かあまり変わらないねー。取り敢えず私にチョコを恵んでくれ…

 





ヨッシー「マリオさん達何か汚れてませんか?」

マリオ「クッパ達が乱闘を仕掛けてきたからフルボッコにした」

ルイージ「同じく」

カービィ「何かマリオ達、嬉しそうだね」

マリオ「チョコパワーだ!」

ワルイージ「うわ…引くわ…」

マリオ「あ?」
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