IS インフィニット・シンフォギア   作:うさみん1121

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学園生活スタート

新学期初日ーー予定通りに織斑一夏と同じクラスである、1ー1になったクリスはぼうっと窓の外を眺めていた。

 

副担任だという山田という教師が何やら騒いでいたが、そんなことをクリスはきにせず上の空だった。

退屈だーークリスは教室の喧騒を聞き流しながらそんなことしか頭に浮かばなかった。

 

あのバカや、センパイがいないと自分はこうもカラッポな人間なのかと、愕然としつつもそんな自分の状況に納得しつつあった。どうも大切だと自分が思うものに依存してしまう傾向にあるのは今さらな事だし、交友関係もそんなに広くは無い。自分のことを本当にわかってもらえる一握りの人さえいればよかったのである。そんな大切な人たちと離れてしまえば自分はカラッポになってしまう。分かりきっていたことだ。

 

そんなクリスでもバコッという大きな音を出されたらそちらの方に注意を向けてしまう。

 

 

「ち、千冬姉ぇ」

 

「織斑先生だ、馬鹿者」

 

どうやら、千冬が来ていたようだ。いつの間に入っていたのだろうか?人が入って来たのに気づかない程に今の自分はぼうっとしていたのだろうか?ヤバイな。自分の状況を客観的に理解し危機意識を持つが何も変わらない。ただ空を見て遠い所にいるあいつらの事を考えるだけだ。

 

「今年一年貴様らの担任をする織村千冬だ。一年で貴様らに基本的な事全てを叩き込む。死ぬ気で私に着いてこい。」

 

千冬の登場に周りが先ほど以上に騒がしくなる。さすがブリュンヒルデだ。世界最強の人気は半端無い。

あー、煩い。クリスは耳を塞いだ。そこまで煩いのだ早く終わってくれないかとクリスは思っていた。

 

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IS学園では入学したその日から授業が始まる。

これはISの授業だけではなく、一般教養の授業も行われるからである。

ただでさえ多くの事を学ばなくてはならないISに加えて、本来の高校生として一般教科の授業も行わなくてならないからである

そんなハードな学校なのだから当然この学校の生徒は軒並み頭が良い。

重点が実技に置かれているとは言え学力試験で落とされる生徒が毎年必ずいるのだ。

そして、そんな高度な授業ーーとくにISの事になると織村一夏は全然ついて行けなくなっていた。

それも、入学初日からである。

 

そんな織村に先生ーー確か山田という名前ーーも苦労していた。

彼女の授業は別段分かりづらいと言うわけもなくむしろ分かりやすい部類に入るだろう。

どのくらい分かりやすいのかと問われれば、和訳が隣に書いてある英文の和訳をしているような感じだ。

 

しかし、織斑はそんな授業をしている彼女に平然と全部分からないと答えたのだ。

彼はしかも入学前に配られた参考書を捨てたというのだ。これにはもうクリスは何も言えなかった

 

ちなみにクリスの学力がどうかという話だが特殊自然災害科に入る前に他のシンフォギア奏者と戦っていたずっと前、つまりフィーネに保護された頃から自分のシンフォギアであるイチイバルを整備していたのだ。シンフォギアの下部構想であるISについて知らないことはほぼ無いと言って良い。一般教科は中学生の頃から任務で学校を放れても授業についていけるようにと主任から中学生のうちに東京大学に合格できる程度の予習をさせられたのだ。問題無いのである。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

入学初日の二時間目、千冬の担当の授業で、千冬は授業開始そうそう、SHRできめられなかったクラス代表を決めると言うのだ。

クラスは織斑一夏を押したが、納得がいかないとセシリア・オルコットのみが反対したため、難航し、結局織村とオルコットの間で決闘をする事になったが、説明は省く。何故ならクリスはこの時お眠だったため欲望に負けて爆睡していたのである。これだけうるさければ起きるだろうと起こさなかった千冬だが騒ぎが終息しても寝ていたため出席簿アタックで無理やり意識を覚醒されたのである。織斑千冬の初めての授業で開始早々に爆睡したのはクリスが初めてらしい。これには一夏も

 

「すげぇ…」

 

と呟きをもらし、先ほどまで騒いでいたオルコットは開いた口がふさがらない様子だった。

 

 

そんなこんなで一日目の授業は終了して、寮に帰るとそこにはすでにルームメイトが帰って来ていた。

 

「あ、ユッキーだぁ。」

 

クリスは困惑した。知らない人に行きなり変なアダ名で呼ばれたら警戒心をもつのが普通だろう。しかし、彼女ののほほんとした空気の前にクリスは呆然とするだけで、固まってしまった。

少し間が開き、やっと口から出た言葉が

 

「…お前、なんであたしの事知ってんの?」

 

そんな言葉だけがやっとのことで出てきた。

 

「知ってるよー、だってクラス一緒だし、席隣だよー。」

 

そい言われてやっとクリスは自分の隣の娘とも喋らなかったという事実に気がついた。

 

「私は~布仏本音。よろしくねユッキー。」

 

クリスとのほほんさんは、こうして出会ったのである。

 

 

 

 

 




如何でしでしょうか?

セシリアと一夏の戦いはカットの予定

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