一応なんだかんだ言って三期後って設定にして書くことにしました
でも、この駄作者は新しいもの好きだから四期や五期の放送見たら四期後とか五期後とかにしてしまうかも
一昨日に自分が五年間かけて集めたライトノベル1059冊ブックオフに売ってきた
今家にあるのは禁書と劣等生とバカテスとアリアとD×Dと俺がいるとマヨチキとホライゾン
何が言いたいかというと
IS売っちまった
織斑一夏クラス代表就任の後、IS学園で特別問題になるような事件はとくに起こらず、クリスにとって平和な時間が緩やかに流れていた。
しかしそれはクリスの周りだけだ。
織斑一夏の周りは以前に比べて騒がしくなっていた。
中国の国家代表候補生である鳳鈴音がやってきた日にはいつも周りにいる女たちが騒ぎだし、食堂で牽制合戦が三人の間で行われ、それでも好意に気づかない織斑一夏の鈍さに後ろの席で本音と一緒にご飯を食べながら呆れ、後日鳳鈴音が織斑とけんかをしてそれからどういう風に転んだのか分からないが、なんでもクラス対抗戦で結着を付けるのだそうだ。
そのクラス対抗戦のための特訓のコーチをどちらがするのかと箒とセシリアがもめたりといろいろあった。
しかし、それはクリスとは関係のない事だ。
どうして己の大切なものを奪った相手を気にすることができようか
任務でこの学校に来ている。必要最低限のことはやっている。だったらそれ以上かかわる必要はないだろう
そして今日がクラス対抗戦の当日である。
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クリスは本音と本音の友達である女子の何人かと並んで試合が行われるアリーナの観客席から試合を観戦していた。
ぶっちゃけるとクリスはこの対抗戦に興味がなかった。
当然今日の朝までフけてしまおうと思っていた。
しかし朝、食堂にご飯を食べに行き、いつも道理スパゲティを頼みなぜか向けられる周りからのかわいいものを見たという視線に耐えながら食べ、部屋に戻ろうと席を立った時にこの集団に囲まれ連衡されたのだ。
そういう経緯で目の前の試合に興味すら無いものの逃げられないとわかっているこの状況下では無駄な抵抗をあきらめ暇をつぶすため目の前の試合を観戦することにしたのだ。
「織斑のやつ、この間より随分ましな動きっをするようになったじゃねえか」
「え、ユッキーどういうこと?」
独り言のつもりが隣にいた本音に聞かれてしまっていたらしい。本音の声に反応して一緒に見ていた本音の友達もこっちに視線をむける。
本音を一瞥するとクリスは視線を試合に戻しながらいやそうに説明をはじめた。
「実習のときの織斑は、ISの操作になれていなかった。それは見ていてわかっただろ?」
これに話を聞いていた人全員が無言でうなづき返していた。
「しかし、今の織斑はうまくISを使っている。しかも唯一のとりえである接近戦を生かすために瞬時加速までつかっている。実習のときも最高速を出せてはいたが、速さに振り回されている危うさがあったが今はその影もない。結構な成長ぶりだよ。」
そのコメントを聞いていた全員が関心したといった風体でクリスの話について自分なりの考察を始めた
戦闘はしばらくの間膠着状態が続いた。
織斑が攻めれば鈴が避ける。
隙をついた鈴の攻撃を織斑が直感で避ける。
勝負事特有の熱気からか、はじめは見る気力すらなかったクリスですらも試合に魅了されていた。
しかし、戦いは簡単には終わらなかった。
ドッコーーーーーーーーんーーーーーーー
アリーナの中に爆音が響いた。アリーナにいた人間全員がその音源のほうに注意を向けた。そこにはーーー
見たことのないISがこちらをロックオンしたように武器を構えてそこに立っていた。
呆然とするもの、大声で叫ぶもの、走り出すもの、腰を抜かすもの、親の名前を叫ぶもの、咄嗟に神に祈りをささげるもの
争いや闘争から守られてきた死とは無縁の生徒たちは簡単にパニックに陥った。
そんな騒ぎの観客席の中でクリスは敵の武装の中で見ては行けないものを見た。
もしかしたらアリーナで観戦していた生徒の中で一番思考が追いつかなくなっているのはクリスだったのこもしれない。
なぜならそれはーー
「…ソロモンの杖…だと…」
かつて自分たちの仲間で封印したはずのバビロニアの遺産
自らが半年もの時間をかけて起動させた聖遺物
自分の罪の象徴、自分のなかの悪の象徴
自分を長い間苦しめてきたその十字架とは決着がついたはずだった。
それなのに今また再び彼女の前に現れた。
(…なぜだ、なぜそれを持っている。なぜそれが今ここにあるんだ。それは宝物庫のなかに封印してしまったはずだ。なのになんで…)
彼女の思考停止の時間は思いのほか短かった。
呆然としているだけでは始まらないという事を彼女はよく知っていた。
「 Killiter Ichaival tron 」
ーーそう、何度も味わってきたのだ。失ってからでは遅いのだということを