仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!
「、、、、、、、っせえ、、、、、、、」
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!
「、、、、、、、、、、、、、、、うるっせええええええええ!!!!!」
午前5時30分、耳元で猛烈な着信音を出され、起床。
「誰だ!?この朝っぱらから電話なんかかけてくる非常識な(ピーーーーーーー)は!!!!!」
乱暴にスマホを手に取り、画面を確認すると。
父さん からの着信です。
「あんのクソ親父、、!!!時差を考えろっての!!!!!!」
父さんは今アメリカにいる。よくわからんが仕事みたいだ。
、、、、、科学者ってよくアメリカとか外国に行くのか?
「あいもしもし!?!?」
『おーーー久しぶりーーーー!元気してたーーーー????』
「今何時だと思ってんだクソ親父!!!朝の、、、!!!えーと、、、、5時30分だぞ!?!?」
『はっはっは!すまん!!時差を考えてなかった!!!!』
「アホぉ!!!!!」
くっっっそ、、、!!!!覚えてろよ。
「、、、、、で?用件は?」
『おいおい、用が無いと息子に電話しちゃいけないのか?』
「用が無いならブチ切る。」
『まあ待て待て、用ならある。』
「なんだよ?」
『いまそっちに向かってる最中だから、ソッコーで。』
「ああはいはい!!!!じゃあきr、、、、、え?今なんて?」
『だからーー、今日本に向かってる最中だって。』
ちょっと何言ってるかわかんない。
「はああああああああ!?!?おい!!!!そういうのは事前に連絡しとけよ!!!!」
『ははははは悪い悪い!!!!仕事が忙しくて忘れてたわーーーー』
「今すぐ引き返せ!!!!」
『すまんあともうちょいで着く。』
「はあ!?ていうかそんなに近いなら時間わかってただろこら!!!!」
『安心しろ、ちゃんとラビットハウスには寄るから。ではさらば。』 ガチャッ
ツー、、、、
ツー、、、、、
ツー、、、、、、、
「ぶぅあかやろおおおおおおおおおお!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「?リョウタ君、やけに顔色悪いね、大丈夫?」
「いや、、、、ちょっとダメかも。」
「エイタおじさんが来るんですよね。」
ココア、チノ、俺で朝食を食べている最中だ。
本来なら気持ちのいい朝のはずが父さんのせいで全て台無しだ、、、、、、
「そういえば私、小さい頃からリョウタ君と遊んでたけど、リョウタ君のお父さんは見たこと無いなぁ、、、」
「そりゃ家にこもって研究研究また研究がデフォルトだからね、なんの研究かは知らんけども。」
「え?そうだったんですか?」
チノが驚愕の表情を浮かべている。
え?今の驚くようなこと?
「そうだ!!アメリカで思い出したけど!!」
おぉう、いきなり大声出さないで、ビビるから。
「今日私達の学校にアメリカから転入生が来るんだ!!!!」
「ああ、そういえばそんな話あったな。」
「へえ〜、、、、どんな人なんでしょう。」
「う〜んとね、、、日本人って事しかわかんないなあ、、、、」
「もしもイケメンだったら俺はそいつと友達にはなれないな。」
「リョウタさん、、、もう少し前向きに生きましょうよ。」
ーーーーーーーーーー
「じゃ、行って来まーーーす。」
「ああ、気をつけて。」
タカヒロさんに挨拶をし、俺達は学校へと向かった。
「転校生かあ、、、、」
なんかモヤモヤする。
さっきから歩くスピードがいつもより遅い。なんだろうこの感じ。
なにか、、、、今日は一日中びっくりするような気がする。
「大丈夫だよ!!リョウタ君も私にとってはかっこいいよ!!」
「あ、いや別に容姿のことで悩んでるんじゃなくてね、うん。」
「頼りにしてます、リョウタさん。」
「ち、チノまで!?なんだこの空気!?」
「チノーーーーー!!!」
「チノちゃーーーーーーーん!!!」
「マヤさんとメグさんです、じゃあ私はここで。」
「ああ、気をつけてな。」
「じゃまたね!チノちゃん!!!」
メグちゃんが俺を見て怯えてるような目をしてたけど、別に気にしないぜ!
ーーーーーーーーーーーーー
『リョウタ、泊エイタ博士が来るのかね?』
「え?あ、ああ、、、、そうだけど、、、てかココアいるんだから話かけるなよ!」
肩に乗っているシフトスピードにコソコソと話しかける。
本体のベルトさんは鞄に入ってるのにわざわざシフトカーで会話するのもなんか違和感あるな。
『いや、、、、やっぱり何でもない、実際に見てもらった方がわかりやすいだろう。』
「は?なんの話をして、、、、あ、千夜だ。」
「ココアちゃーーん!!リョウタくーーーん!!!」
「おはよう千夜ちゃん!」
「おはよう千夜。」
「二人とも朝からラブラブね♪」
!!!!!!!!!!!!
「ち、違うよ千夜ちゃん!!!私とリョウタ君は、、、、た、た、ただのおおおお幼馴染で、、、!!!//////」
「そ、そうだよ!!!!」
「ふふふ、だって、二人ともはたからみると完全なカップルよ?」
「「だーーーーかーーーーらーーーー!!!!//////」」
遠くから三人を眺めてる一人の少年がいた。
リョウタと同じ制服を着ている。
「あはは、、、いい画だね。あいつがドライブか、、、、、、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
教室で朝のHRが終わろうとしていた。
不思議といつもくるはずの眠気が無い。
「それでは転入生を紹介します。詩島君、入って来て。」
ガラっと教室のドアを開けて出て来たのは。
「詩島流星です、みなさん、よろしくお願いします。」
茶髪が印象的な陽気な雰囲気の少年だった。
しかもイケメソ
詩島流星。
そう名乗った彼はニコッと笑い、クラス全員に向かって爽やかなあいさつをした。
「では、、、、席は、、、、、、そこの後ろ、、、、泊の後ろだ。」
「はい。」
ゆっくり、かつ正確な歩き方だ。
こっちに近づいてくる。
俺の後ろの席まで着くと、椅子に座り、今度はなぜか隣の人を差し置いて前の席の俺にあいさつをして来た。
「よろしく、詩島流星だ、流星って呼んでくれ!」
「ああ、俺は泊リョウタ、よろしく。俺もリョウタでいい。」
「OK!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
昼休み。
「ねえねえ!!詩島君ってアメリカから来たんでしょ?!」
「英語ペラペラかよ!!!SUGEEEEEEEE!!!!!!」
「ちょっと喋って見てよ!!!」
「アメリカって実際どんなとこなの!?」
「やっぱり黒人の(ピーーーーーーーーーーーーー)?」
案の定流星に男女が集まっていた。
俺とココアと千夜以外はほとんどが集まっている。
「結構かっこいい顔つきね、彼。」
「千夜、、、、それ以上は俺のガラスのハートが傷つくからやめて、、、、、」
「すっごい人気だねーーーー、、、、」
「アメリカからの帰国子女なんか珍しいしね。」
あ、流星こっち来た。
「一緒にご飯食べていいかな?」
「ああ、もちろん!」
でもいい奴そうだ、イケメンだけど憎めない。
「ココアと千夜も、いいよな?」
「ええ、もちろん。」
「大歓迎だよ!」
俺の隣のイスに流星が腰掛けた。
四人で談笑していると、、、、、
「そういえば、流星君の机にかけてあるカメラは何?」
「ああ、俺、趣味が写真でさ、建物とか、綺麗な風景とか撮ってるんだ。」
「へえ、、、、いい趣味だな。」
「ていうかさ!この町いいよ!すっごく!建物もオシャレで実にいい画が撮れる!!」
「だよね!私もこの町可愛くて大好きなんだーー♪」
ココアと意気投合した。
「でも、、、、最近この町で怪物が暴れてるって聞いたけど、、、、、大丈夫なの?」
「心配ないわ、この町は仮面ライダーが守ってくれているもの。」
千夜、、、、そんなこと言われたら照れちゃう。
「仮面ライダー?」
「この町を守る正義のヒーローだよ!!!」
「へえーーー!!!一度写真撮って見たいな!仮面ライダーの!」
ここにいますけどなにか?
ーーーーーーーーーーーー
ラビットハウス。
「今日って、リョウタのお父さんが来るんだよな?」
リゼが突然父さんの話題出すからびっくりしてこけそうになったよ。
「ああ、、、でも遅いなー、、、朝には着いてるはずだけど、、、、、、」
「早く会ってみたいなー、、、、」
「俺は永遠に来て欲しく無い。」
「?お父さんが嫌いなのか?」
「いや、嫌いではないけど、この制服着てるとことかあんまし見て欲しくないし。恥ずいから。」
「私も小さい頃に会っただけですからそんなにはっきりとは覚えてません。」
「でもチノは、リョウタの事は覚えてたんだろ?顔がわかる位に。」
「存在が濃いんですよ。」
「どゆこと!?」
ズン、、、、、、、!!!!!
「「「!?」」」
体が重く、、、、!!!!
どんより、、、!!!
「うわぁ!?どんより!?またか!?」
「うええええ、、、、」
シュン、、、、!!
「あ!?元に戻った、、?」
「ふぅ、、、」
どんよりがすぐ消えた、、、、、、
「もしかして、、、、また近くに怪物が現れたのか?」
リゼが言う通り、、、、これは近くにロイミュードがいる証拠、、、、
「ちょっと見てくる。」
「私も行きます。リゼさん、ココアさん、店番お願いします。」
「ちょ!?おい!チノ!リョウタ!!」
「二人ともどこ行くの〜〜〜?!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
人気の無い廃墟。
「ベルトさん!この辺りか?」
『ああ、重加速粒子が残っている。』
「ロイミュードは、、、、いないみたいですね。」
と、その時
「チノ!!!!!」
「え!?」
チノの後ろから黒くて細い手が伸びて来て、首元をつかんだ。
「きゃ、、!?」
「チノ!!!!!!!!」
咄嗟にベルトさんのキーを回そうとするが。
「動くな、この娘がどうなってもいいのかな?」
「く、、、、ふ、、、、う、、、、!!!」
ぎゅううぅぅぅ、、、、!!!!
と、奴はチノの首を掴んでいる手に力を込めた。
「やめろ!!!!!」
「ひっひっひ、、、、どうでしょう?私の、''アサシン''の力。気づかなかったでしょう?」
「くそ、、、、!!!!!卑怯な!!!」
「りょ、、、、た、、、、さん、、、、、、、、、、、あ、、、、、、」
苦しそうな表情のチノ。
助けなきゃ、、、!!!!
でも、、、、!!!!
どうすれば、、、、!!!!!
《シューター!!!》
「が!?」
どこからか光弾が飛んで来て、アサシンロイミュードの頭に直撃した。
チノを手放した隙に思いっきり奴の腹を蹴り飛ばし、チノを抱き抱えて距離をとった。
「けほ!けほけほ!」
「チノ!大丈夫か!?」
「は、、、、い、なんとか。」
「そこで休んでるんだ。」
「わかりました、、、、、げほ!けほ!」
近くの物陰にチノを座らせ、俺は光弾の飛んできた方向を見た。
一体誰が、、、、!?
「、、、、、、アサシンロイミュード、、、、、か。」
「何者だ!姿を表せい!!」
コツ、コツ、と足音がする。
ゆっくりこっちに近づいているようだ。
「やあリョウタ、また会ったね。」
「!?!?」
暗闇から現れたのは。
「危ないところだったな、来て正解だったよ。」
転入生、詩島流星だった。
「りゅ、流星!?」
「何者だ貴様は!?」
「ふっふっふ。」
流星は自信げに笑うとポケットからベルトのバックルのような物を取り出した。
それを腰に付けると一瞬でベルトが装着される。
パラリラパラリラ!!!!
そしてどこからともなく手のひらサイズの小さな白いバイクが暴走族の様な音を出し、現れた。
「それって、、、、、まさか、、、!!!!!」
流星はそれをキャッチするとベルトのレバーを上げ、バイクを挿した。
《シグナルバイク!!!》
「LET'S、、、、」
「変身!!!!」
《ライダー!!!マッハ!!!!》
白いボディに白いヘルメット。
複眼は青く、背中にはマフラーがなびいている。
その名は、、、、、
「追跡!!!!!」
「撲滅!!!!!」
「いずれも〜〜〜〜マッッッハーーーーーー!!!!」
「仮面ライダーーーーーー!!!マッッッハーーーーーー!!!!」
「「「、、、、、はい?」」」
その姿に俺やチノ、アサシンロイミュードまでもが呆気に取られる。
「か、仮面ライダーーーーーー!?!?!?!?!?」
「そういうこと♪」
マッハは専用銃、ゼンリンシューターをアサシンロイミュードに構えた。
「もう一人、、、、仮面ライダーがいただと!?」
《ゼンリン!!!》
マッハはゼンリンシューターの前輪を回すと、アサシンロイミュードに接近し、アッパー攻撃を繰り出した。
「ぐはぁっ!!!」
アサシンロイミュードは上に放り投げられる。
「まだまだ、終わらんよ〜?」
「くそっ!!!」
アサシンロイミュードは素早い動きで逃げようとする。
ダメだ!!!逃げられる、、、!!!
「甘いね♪」
《シグナルバイク!!シグナルコウカン!!!カクサーン!!!!》
胸のシグナコウリンの表示が変わる。
「そりゃっ!」
《シューター!!!カクサーン!!!!》
「ぐああああああっ!!!!」
シグナルバイクを青いバイクに差し替えると。
光弾が途中で拡散し、不規則に動いていたアサシンロイミュードに数発当たった。
『ドライブとは違って、、、バイクで戦うのか。』
確かに、今ベルトさんが言った様にドライブはシフトカーの力で戦っているが、こいつは違う。
「そういうことさ。さあ、そろそろフィニッシュだ。」
《シグナルバイク!!!シグナルコウカン!!!!ライダー!!!!マッハ!!!!》
再び白いバイクを装填すると、ベルトのレバーをあげてボタンを押した。
《ヒッサツ!!!フルスロットル!!!!マッハ!!!!》
マッハは虹色の光を纏ってものすごい勢いで回転し、アサシンロイミュードに強烈なキックを浴びせた。
「ぎゃあああああああああ!!!!!!」
爆発が起き、中からコアが現れた。
《シューター!!!!》
ゼンリンシューターでそれを貫かれ、破壊される。
「どお?いい画だったでしょう。」
《オツカーレ!!!》
変身を解き、マッハから流星に戻る。
俺とチノはただポカーン、と眺めているだけだった。
新しい、、、仮面ライダー、、、、?
「いやいや、やはりネクストシステムの性能は素晴らしいな。」
「「!?」」
拍手と共に暗闇から現れたのはなんと、、、、
「と、父さん!?」
白い白衣を身に纏い、薄笑いを浮かべている。
俺の父、泊エイタだった。
「なんで父さんが!?」
『やはり、ネクストシステムが完成したんだな、エイタ、、、いや、泊博士。』
「く、クリムさんはリョウタさんのお父さんとお知り合いだったんですか!?」
『ああ、私が依頼した物を製造してもらっている、ハンドル剣やドア銃を作ったのも彼だ。』
「ふぁーーーーーー!?」
『そして今回、ドライブシステムに続く新たなネクストシステムを、アメリカで作ったのも彼だ。』
「はああああああああああ!?」
「そして俺、詩島流星はネクストシステムの使用者に選ばれ、アメリカの修行から帰ってきたってわけさ♪」
「ちょ、ちょっと待て!!じゃあ父さんはもう既にロイミュードの件は知っているってこと!?」
「ああ、そうだ!!」
「はああああああああああ!?」
「いやー、それにしてもチノちゃんは美人になったね〜」
「は、はあ、、、、」
「話を逸らすな!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ラビットハウス。
「私が、リョウタの父の泊エイタだ。よろしくね。」
「初めまして!ココアと言います!」
「ああ、君がココア君か、小さい頃によくリョウタが話していたよ。」
「余計なことは言うな。」
「で、その子が。」
「ああ、バイトのリゼです。」
リゼがペコっと頭を下げた。
「リゼ君か、よろしく。」
「ところで、エイタさんはどのくらい日本にいるんですか?」
チノが首を傾げる。
「ああ、ロイ、、、、、しばらくはいるつもりだよ。宿も取ってある。」
今ロイミュードって言いかけたよな。
口ぶりからするとロイミュードが全滅するまでいるってことだろ?
うわぁ、、、、、、長くなりそうな予感。
「そうですか!よかったね、リョウタ君!!」
「ええ!?ああうん、ソウダネ。」
「なんで棒読み?」
「じゃ、ちょっとタカヒロに挨拶してくるよ。」
ぼすっ、と俺の頭に手を置いて奥の扉へと向かった。
「なんだか面白そうな人だね!」
「リョウタは嫌そうな顔してたけど、、、、」
「父さんがいるとうるさくなるんだよ、、、三人とも知らないと思うけど。」
「私はもっとクールな人を想像してました、、、、」
「それとは正反対な人だぜチノ、、、、」
ああ、、、、どうせラビットハウスに毎日通ったりするんだろうな、、、、、、
マッハ&リョウタの父登場です!