仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
「ああああああもう!!!悔しい!!!」
今日は流星が俺の部屋に遊びに来ていた。
さっきから「悔しい」としか言ってないが。
「なにがあったんだよ、、、、」
ここまでうるさいのも珍しい、流星はいつも爽やかな感じだから尚更だ。
「魔進チェイサーだよ。」
ああ、、、、、
「結局倒せなかったんだって?」
「ああ、、、、くっそおおおお!何が''少し本気を出すか''だよ!!かっこつけやがって!!!!!」
「落ち着けよ、あいつはそう簡単に勝てる相手じゃない。、、、なあベルトさん。」
テーブルの方向に顔を向ける。
誰かと話しているみたいだ。(通信?)
あ、ちょうど終わったみたいだ。
「今誰と話してたの?」
『泊博士だ。ドライブとマッハの新装備の事で少しね。』
「泊博士と?」
流星は父さんの事を「泊博士」って呼ぶのか。
自分の父親を博士って呼ばれるとなんか変な感じだ。
「え?新装備あるの!?どんなの!?」
そんなことより新装備って聞くとワクワクしちゃう俺。
『ドライブとマッハがどちらも使える物なんだが、一つしかなくてね。同時使用は無理なんだ。』
「へえ、、、で?どんなやつなの?」
『''シフトデッドヒート''だ。ハート対策に新たに開発したスーツだ。まだ未完成だがね。』
「なーんだ、未完成か、、、早く試して見たかったのに、、、、」
『調整が終わるまで使用してはいけない。あれは凄まじいパワーを出せる代わりに体への負担も大きい。それに予想外の事態もありえる。』
「わーったよ。」
「あ、リョウタ、窓。」
「え?どうした流せ、、、、雪か。」
流星が指差した方を見ると、小さいが多くの雪がヒラヒラと舞っていた。
「そういえば、、、、、もうすぐクリスマスだよな。ラビットハウスでパーティーとかやらないのか?」
「え?ああ、、どうだろうな、、、なんか特別メニューは出すとかチノが言ってたような、、、、、「もちろん!!!!」うわっ!!!!」
いきなりドアが開けられたと思ったらココアが入って来て大声を上げた。
自分でもびっくりするくらいの速さで背中へとベルトさんを隠す。
「?今リョウタ君、何か隠した?」
「い、いや、、、なんでもないよ、、、、それよりココア今の''もちろん''って、、、?」
「いやーー偶然廊下歩いてたら''クリスマスパーティーはやるの?''って聞こえてきて。」
「き、聞いてたの!?」
「偶然だよ!ぐ・う・ぜ・ん!」
「、、、で、、、それは''もちろんクリスマスパーティーやるよ''ってこと?」
「正解!!!!流星君もおいでよ!!」
「え?いいの?」
「いいなそれ!!!じゃあ千夜とシャロも誘って、ラビットハウスメンバーでパーティーしよう!!」
「うん!じゃあチノちゃんにも知らせておくね!!」
「了解!!!!」
これは楽しみだ。クリスマスパーティーとか初めてだし。
と、その時。
部屋が暗闇に包まれた。
「あれ!?停電!?」
「きゃあ!!!」
ドテン、と転ぶ音がした。
「ちょ!!!痛い痛い!!!リョウタ俺の足踏んでる踏んでる!!!」
「わ、悪い!!ココア!!大丈夫か!?って、、、、うわ!!!!」
「ちょ、ちょっとリョウタ君!?変なとこ触んないでよーーーー!!」
「なんでいきなり停電なんかーーーーー!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ボルト、集まりましたか?」
「ああブレン、これで''メディック''を蘇らすには十分だ。あとは、、、、」
「ええ、後は貴方の好きにして構いません。」
「へっ、、、、、、ついに、、、、、」
「大停電を起こし、医療機関や交通機関を混乱させる、か、、、、考えたものだ。」
「ハート。」
ハートは椅子に座ると横にある白い布が被さったベッドを見た。
「これで、、、、蘇らすことが出来るのだな、、、、俺たちの女神を。」
「ええ、、、しかし装置を起動させるにはもう一度電力が必要です。」
「その電力は俺に任せろ、、、、今度のクリスマスが楽しみだ、、、、、」
「頼んだぞ、ボルト。」
「では、、、チェイス。」
眼鏡の男、、、ブレンはチェイスの方を見ると命令口調で言った。
「クリスマスにボルトの警護に向かいなさい。」
「、、、、、、わかった。」
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クリスマス当日
「リョウタくーん!行くよー!」
「準備は出来てますか?」
ココアとチノがコートやマフラーを身につけて部屋に入ってきた。
「流星君達も外で待ってるよ。」
「ああ、、、、、、よし、行こう!!」
まずはパーティーの前に俺たちは店で使うクリスマスツリーの飾りなどを買いに、クリスマスマーケットに出かける事にした。
「あははーー♪もうテンション有頂天だよ!!!」
「おいおい、目的を見失うなーー。」
「今は店のツリーに飾るオーナメントを買いに来たんですから。」
「ああ、そうだった♪」
チノとリゼが止めに入る。
それでいいのかココアよ。
「ま、舞い上がっちゃう気持ちもわかるけどな。」
「せっかくだし、買い物が終わったらパーティーに出すクッキーとかも見て回るか。」
「そうしましょう。」
「わーーーーーい♪」
「こ、ココアさん落ち着いてください。」
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「みんな、クリスマスメニューは決めた?」
お、千夜いい事を聞いてくれた。
「ああ、今年は四人で考えたんだよな。」
「頑張りました。」
「クリスマス限定で、すんごい豪華なパンケーキを作るんだーー!」
「リョウタは作れんのか?それ。」
「な、何を言う流星、俺だってちゃんと練習したんだぞ!!!」
「何回も焦がしてましたけどね。」
「あ、チノ、それ言っちゃう?」
他のメンバーに笑いが巻き起こる。
すごく恥ずかしい。
「甘兎庵では何か出すんですか?」
「うちは、今年もターキーを出すの。」
ああ、そういえば千夜の家もお店だったな。
「甘味所で、ターキー!?」
「なぜか評判いいみたいです、、、、」
「あれ?そういえばシャロっていつの間に千夜と知り合ったの」
「あら?リョウタ君は聞いてなかったかしら。」
「私と千夜は幼馴染なの。」
な、なんですと!?初耳なんだが!!!
「そうだったのか、、、、、」
『リョウタ、流星、チノ。』
「「「ひっ!?!?」」」
「?どうしたの?三人とも、変な声出して。」
「「い、いやぁ、、、なんでもない、、、、」」
「なんでもないです、、、」
「?そっか。」
はぁ、、、、まじびびった、、、、
「おいベルトさん!そのいきなり出てくるのやめてくれよ!心臓に悪い!」
「まさか、、、出たんですか?」
『ああ、重加速反応を探知した。』
「うっわ〜、、、また最悪のタイミング、、、、、」
「三人で、なにコソコソ話してるんだ?」
「「「!?!?」」」
俺と流星とチノで顔を近づけて話しているとリゼが割り込んできた。
「チノはここに残ってくれ。(ボソッ」
「わ、わかりました。」
よし、、、
「すまんみんな!!!俺と流星で少し用事出来たから買い物が終わったら先に店に行っててくれ!!」
「ちょ!?二人ともどこ行くの!?」
「すぐ戻るから!!」
俺達はココア達とは反対の方向へと走った。
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「今日で、、、、人間が大量に死ぬことになる、、、、ははははっ!!!!」
ボルトは一つの建物の前で不敵な笑みを浮かべた。
「まずはこの町を、、、、、暗黒に!!!!」
「そうはさせるかよ!!!!」
「なに!?ぐわっ!!!!」
ボルトは走ってきた白いバイクと赤い車に轢かれ、吹き飛んだ。
「うわぁ、、、人間態を轢くってなんかやだなあ、、、、」
「ちょ!ベルトさん!本当にこの人なのか!?」
『ああ間違いない。』
「よし、、、、」
ボルトは人間態からロイミュードの姿へと変身した。
「貴様ら、、、、、仮面ライダーか、、、、」
「あ?俺たちの事は知ってるのか、なら話は早い。」
「ここで倒されてもらう!!!」
俺はベルトさんを、流星はマッハドライバーを腰に巻いた。
そしてそれぞれのシフトカー、シグナルバイクを装填する。
『よし、二人とも!!!スタート・アワー・エンジン!!!!』
「オッケイ!!!LET'S!!!!」
「「変身!!!!」」
『ドライブ!!!タイプ!!!スピード!!!!』
《ライダー!!!!マッハ!!!!》
「仮面ライダー、、、、、ドライブ!!!!」
「追跡!!撲滅!!!いずれも〜、、、、マッッハーーーー!!!」
「仮面ライダ〜〜〜〜!!!マッッハーーー!!!!」
「ロイミュード!!!ひとっ走り付き合えよ!!!」
俺はドア銃を受け取り、ボルトロイミュードに構える。
「くらえ!!!」
ボルトロイミュードが電撃を放出する。
俺達はそれを二手に分かれて回避した。
「はっ!」
《シューター!!!》
マッハが光弾を撃ち。俺もドア銃でボルトロイミュードを撃つ。
「ぐああっ!!!!」
「こっちは予定があるんだ!!早々に倒させてもらう!!!!」
「いくぜえええええ!!!!」
《ヒッサツ!!!フルスロットル!!!カクサーン!!!》
マッハがゼンリンシューターにシグナルカクサーンを装填する。
「おりゃあ!!!!」
《シューター!!!》
「う、うわあああああああ!!!!」
「よし!!!決まった!!!!」
しかし
ボルトロイミュードに光弾が当たる、と思われた瞬間。
「させませんよ。」
「!?」
緑の波動が盾となり、必殺技からボルトロイミュードを守っていた。
「誰だ!!!」
『、、、、、!貴様は!!!』
「初めまして、仮面ライダーの諸君。」
そこには白と緑のボディの、頭が脳味噌のようなデザインのロイミュードが立っていた。
『リョウタ、、、、!あいつはロイミュードの幹部、ブレンだ!』
「幹部だって!?」
また幹部かよ、、、、!!!!どうする、、、!!!
「俺達もいる。」
「え!?うっ!ぐああああああ!!!!」
声が聞こえた方を振り向いた瞬間、赤い稲妻を纏った強烈な拳が俺に直撃した。
体が宙を舞い、地面に勢い良く叩きつけられる。
「かっ、、、、はっ、、、、!!」
『リョウタ!!!、、、、、なんということだ、、、!!!!』
「そんな、、、!」
流星も絶句する。
何故ならそこには。
ボルトロイミュード、ブレンロイミュードの他に
ハートロイミュード、魔進チェイサーまでもが立っていたのだ。
「はっはは、、、、、幹部勢揃いってわけ、、、?こりゃまずいね、、、」
正直為す術がない。
一体だけでも叶わなかったハートロイミュード、加えて魔進チェイサーまでもがいる。
「くっそおおおおお!!!」
シフトスピードを抜き、シフトワイルドを装填する。
『ドライブ!!!!タイプ!!!!ワイルド!!!』
ハンドル剣を受け取り、奴らの所へ突っ込む。
「やめろ!!!」
『リョウタ!!!よせ!!!』
「ふん!!」
ハートロイミュードの拳とハンドル剣がぶつかる。
「おまえら、、、、なにをしようとしている!!!」
「この町の全ての電気を吸い取る事、、、、かな?」
「な!、、、、そんな事をしたら!!」
町は大混乱だ。
今病院を必要としてる人も、大勢いるはずだ。
もし停電が起これば、、、、、
「さ!せ!る!かああああああ!!!」
「ぐ!?」
なんとかハートロイミュードの攻撃を回避しながら攻撃を当てていく。
「甘い。」
「ぐああああああ!!!!」
ブレンロイミュードに緑の波動で吹き飛ばされる。
「くっそ、、、、お、、、!!!!」
どうすれば、、、、!!!!!
88621456544822447712685866951236858322866235453580842688695574801010101010101010101015585 5545651222222222099899
うっ、、、!!!!
またこレカ、、、、、、!!!!
くそ、、、!!!!!
いしキ、、、、が!!!!
「リョウターーーーーーー!!!!!!」
「!?」
今のは父さんの声だ、、、、、、!!!
俺は声がした方へ顔を向ける。
「父さん!?」
「泊博士!!!」
「リョウタ!!!流星!!!!完成したぞ!!!」
「受け取れええええええい!!!!わっしょい!!!!!」
緊張感無いなおい!!!!!
父さんから投げられて来たものをキャッチする。
「これは、、、!!!!」
『シフトデッドヒート!!!完成したのか!!!』
「これが、、、!」
そのシフトカーは赤いオープンカーの様な物の横に白いバイクがくっついている物だった。
「サイドカーがモチーフなのか、、、、、」
ベルトさんのキーを回し、シフトワイルドを抜く。
「試してみるか!!!」
シフトデッドヒートをシフトブレスに装填する。
「ぐっあ、、!!!!!」
ドライブの体が赤い雷撃を発しながら高熱を帯びているのがわかった。
「う、、、、、、おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
『ドライブ!!!!タイプ!!!!デッドヒート!!!!!』
爆発と共に現れたのはマッハの様な白いボディにシグナコウリン。
そしてドライブの様な赤い装甲と斜めがけのタイヤ。
「これが、、、、!タイプデッドヒート、、、!!!」
もうストーリー自体の結末は考えているので早く書きたくてしょうがないのが現状ですw