仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
《チューン、、、!!チェイサー、、!!バット、、、!!》
《シューター!!!》
森の中で魔進チェイサーとマッハが激しい銃撃戦を繰り広げていた。
「中々勝たせてくれないなぁ、、、!!!!」
マッハはゼンリンシューターを撃ちながらマッハドライバー炎にシグナルキケーンを装填する。
《シグナルバイク!!シグナルコウカン!!!キケーン!!!》
「ふっ!!!」
《シューター!!!》
光弾を撃ち上げ、そこから魔獣が召喚される。
魔獣は魔進チェイサーの方へ襲いかかる。
しかし
《エグゼキューション、、!!!》
《フルブレイク、、、!!!バット、、、!!!》
魔進チェイサーは向かって来た魔獣を全てブレイクガンナーで撃ち落とした。
「やっぱり、、、結構強いな、、、」
少し距離をとり、マッハドライバーにシフトデッドヒートを装填する。
《シグナルバイクシフトカー!!!ライダー!!!デッドヒート!!!!》
「おらああああああ!!!」
《ゼンリン!!!》
一気に魔進チェイサーとの距離を詰め、ゼンリンシューターで殴りかかる。
《チューン、、、!!チェイサー、、、!!!スパイダー、、、!!!》
魔進チェイサーは巨大な爪を装備し、マッハに突っ込む。
ガキィン!!!
互角。
その状況を一言で言うならばその言葉が合っている。
攻撃し、回避し、攻撃する。
その繰り返しだ。
「気に入らないな、、、!!!お前が使ってるその力!!明らかに俺やリョウタのと同じ物だ!!!」
そうだ、、、こいつは、、、魔進チェイサーは他のロイミュードや、ハート達幹部ともまた違う、、、、違和感を感じる。
「ふん、、、今更何を言っている。お前達のその力も、ロイミュードも、元を辿れば同じ物だろう?」
「黙れ!!!」
マッハドライバーにシフトランブルダンプを装填する。
《シフトカー!!タイヤコウカン!!!アラブール!!!》
左手にドリルを装備する。
「喰らえ!!!」
魔進チェイサーに勢い良く飛びかかり、左手のドリルで攻撃する。
それを巨大な爪でガードし、カウンターを仕掛けてくる。
「ぐおっ!!!」
吹き飛ばされ、木に衝突する。
「いって、、、、、!!、、、、ん?」
遠くの方から一台のシフトカーが飛んでくる。
カラフルコマーシャルだ。
「ええ!?なんだなんだ!?」
魔進チェイサーの攻撃を躱し、距離をとり、カラフルコマーシャルを手に取ると、映像が表示された。
「!!!、、、、、まずい、、、、」
その映像はココアとリゼとチノがロープで縛られ、捕まっているものだった。
近くにはロイミュードもいる。
「くそ!!!」
《ヒッサツ!!!バースト!!!フルスロットル!!!デッドヒート!!!!》
まずはチェイサーを何とかしないと、、、!!!
《エグゼキューション、、、!!!》
《フルブレイク、、、!!!スパイダー、、、!!!》
「うおおおおおおお!!!!」
「はぁっ!!!」
デッドヒートマッハは高速回転して飛び蹴りをし、魔進チェイサーはそれを迎え撃つように爪で切り払った。
大きな爆発が起きる。
煙が晴れると、そこにはマッハの姿はなかった。
「、、、、逃げたか。」
魔進チェイサーは変身を解き、チェイスへと戻る。
「他のロイミュードとは違う、、、、、、、か。」
なんとか魔進チェイサーから逃げれたな、、、、、
「早く行かないと、、、!!!チノ達が、、、!!!」
ライドマッハーのスピードを上げ、映像に映っていた場所に向かう。
「間に合えよ、、、!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『紹介しよう、シフトカー達だ。』
「うわ〜!!かわいい!!!」
「こ、これって、、、前に見たミニカーじゃないか!!」
おーっす泊リョウタでーす。
只今ココアとリゼと千夜とシャロがシフトカー達と戯れていまーす。
いやー、、、タカヒロさんも大事にならなくてよかったなー、、、はっはー、、、
はっははーー、、、
ばぁれちゃったよ、、、、、、
半泣きになりながらチノの方を向く。
「ま、まあ、仕方ないですよ、あんな状況だったんですし。」
「、、、、、だよね?」
なんか、、、恥ずかしい、、、、、
「でも私は、、、あんな状況も想定した上で、リョウタさんをドライブに選んだんですよ?」
「え?」
ああ、、、、そういえば俺をドライブに選んだのはチノって言ってたな、、、、
「なんで俺だったんだ?」
「むぅ、、、今回の件を通してもまだわかりませんか?」
「?」
チノが少し気恥ずかしそうに言った。
「あなたは、、、責任感が強いですから。」
「、、、、なんだそれ?」
「ほら、今回も正体がバレるのも構わずに、私達を助けてくれたでしょう?」
「まあ、、、そうするしかなかったですしおすし、、、、」
「ふふっ、、、、なんですか、それ?」
「く、、!!!はは、、、、!!」
チノが笑うもんだから俺もつられて笑う。
「でも、、、、それ以外にも理由があるんですよ。」
「え?どんな?」
そう聞くと、少し戸惑う表情を見せる。
「うーん、、、正直よく覚えてはいないのですが、、、」
「言いなさい。気になる。」
「小さい頃に言われたんですよ。ある人に。」
この子の名前はリョウタ、いずれ世界を救う子だ、、、、、仲良くしてやってくれ。
「、、、、なんだそれ、、、、、誰に言われたんだ?」
「それが、、、よく覚えてなくて、、、」
「口振りからすると、、、それは俺とチノが初めて会った時の事だろ?」
「うーん、、、そこの記憶もモヤモヤしていて、、、いつ言われたのか覚えてません、、、、」
、、、、なんか引っかかるな、、、、、、、
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「まあ、、、、つまり誰かに俺の事を''世界を救うイケメン''って紹介されたのがドライブに選んだ理由の一つってことか?」
「いらない単語が混ざってましたが、そうですね。」
「ふぅん、、、、」
『リョウタ、チノ、君達も来ないかい?』
「え?どこに?」
後ろからベルトさんに話しかけられたので振り返る。
『ドライブピットへココア達を招待しようと思ってね。』
どらいぶぴっと、、、?
なにそれおいしいの?
「新装備か何かか?」
「ラビットハウスの地下にある、私達の基地ですよ。」
「ああ、、、、ふーん、、、、ってええええええええええええ!?!?」
『ど、どうしたいきなり大声を出して!!』
「そんなのあったの!?初耳なんですけど!!」
『言ってなかったかな?』
「ねえよ!!、、、あれ?チノは知ってたの?」
「ええ、まあ。」
えぇぇ、、、ドライブ本人の俺が基地の存在を知らなかったって、、、、
泣けてきた。
「それにしてもすごいよリョウタ君!怪物達と戦ってるなんて!!」
ズイっとココアが顔を近づけてくる。
近い近い。
「そんな大層なもんじゃないよ、、、、俺はただの基地の存在すら知らなかった大間抜けです、、、、」
「、、、、なんで泣いてるんだ?」
リゼが引きつった顔で言う。
『まあ、とりあえず行こうか、ちょうどもう一人のヒーローも帰ってくるようだしね。』
「?ベルトさん、もう一人のヒーローって、、?」
シャロが首を傾げる。
''ベルトさん''って、、、随分仲良くなったなおい。
ーーーーーーーーーーーーー
なんと地下への入り口は俺の部屋にあった。
カーペットをどけると隠し扉があったのだ。
「うわあ、、、!!すごい、、!!」
「すっげえ、、、、」
地下へ降りるとそこにはトライドロンが置いてあり、他にも様々な機器が置いてあった。
まさかラビットハウスの下にこんな場所があったなんて、、、、
そしてそれを知らなかった俺って、、、、、
「、、、、ん?」
シャッターが開き、奥の方から一台の白いバイクが走ってきた。
ライドマッハーだ。
てことは流星か。
トライドロンの近くに止まり、流星がヘルメットを外す。
「なんだ、、、いるじゃないか、、、、あー、、、疲れた、、、、」
すごくグッタリしている。
なんか知らないけどオツカーレ。
「ねえベルトさん、、、もう一人のヒーローってまさか、、、、」
『その通りだ千夜、詩島流星、彼がもう一人の仮面ライダーだ。』
「「「「そうだったの!?!?」」」」
千夜達が声を揃えて言う。
「え?、、、、リョウタまさかお前、、、、、」
「うん、バレちった。てへぺろ!!!!!」
「おいおい、、、、散々俺に''学校ではシフトカー使うな!!''とか言ってたのに、、、」
「し、仕方ないだろう!?状況が状況だったんだから!!!」
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「なあリョウタ、ちょっといいか?」
「どうしたリゼ?」
ココア達がシフトカー達と一緒にワイワイ遊んでる中、リゼが随分真剣な顔で話しかけて来た。
「お礼が言いたくて、、、前に助けてくれただろ?怪物に襲われてる時に、、、」
「ああ、いいよいいよ。当然の事をしただけだし。」
「そういうわけにもいかないだろ?二回も助けられたんだ。」
、、、、、ん?二回も?
「二回?」
「え?半年前の、、、グローバルフリーズの時に助けてくれたのは、、、、リョウタじゃないのか?」
ああ、、、、
「違うんだリゼ、あの時には、、、、まだ俺はドライブになってない。」
「え?」
「多分それは、、、''プロトドライブ''だな。」
「プロトドライブ、、、?」
「ああ、前にベルトさんから聞いたんだけど、、、俺の前にも、ドライブになった人がいたらしい。リゼを助けたのはその人だと思う。」
「そうだったのか、、、、で、その人は今どこにいるかわかるか?一言お礼が言いたい。」
「あー、、、、えっと、、、、」
まさか死んでしまった、なんて言えやしない。
「すまん、わかんないや。」
「そっか、、、、、でもありがとうリョウタ、助けてくれて。」
リゼが深くお辞儀をする。
「だからいいってそんな、、、、顔上げて!ほら!」
そんなやりとりを
一台のシフトカーが眺めていた。
ザザッ……………………
『泊リョウタ、クリムスタインベルトと思しき人物を発見。』
ザザザ……………………
『わかった。引き続き監視を続けろ。』
ザザザ……………………
『了解、スタート・アワー・ミッション。』
さて最後に怪しい奴が登場しましたが、本格的に物語に加わるのは結構終盤だと思います。