仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
君はネクストシステムの使用者に選ばれた、協力してくれるかね?
ーーーーーわかりました、それが俺にしか出来ないことなら、やるしかありませんから。
「197、、、!198、、、!199、、、、!にひゃっ、、、く!!!!!!!」
詩島流星だ。
俺は今自宅でリゼから出された訓練メニューをしていた。
一日3セット。
これが中々キツくて、何度挫折しそうになったことか、、、、、
腕立て伏せの体制から立ち上がる。
「ふぅ、、、えーっと、、、今日は何も予定無いし暇だな、、、、」
確か今日はラビットハウスも休みだったはずだから、、、、甘兎庵にでも行くか。
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「そういえば流星君。」
「ん?」
甘兎庵で桜餅を食べていると、不意に千夜がある話題を振って来た。
「前に話した私達の学校の都市伝説あるでしょ?」
「ああ、脳味噌男ね。」
ほんの少し前に噂になっていた''脳味噌男''、、、、、そのまんますぎるネーミングだが、確かに見た、という生徒が後を絶たない。
夜に現れる大きな頭の、、、脳味噌を模した様な怪物。
「それがどうかしたのか?」
千夜はオカルトとか好きだったなそういえば、、、
「ちょっとお願いがあって、、、、今夜は時間あるかしら?」
「今夜!?」
凄まじく如何わしい意味に聞こえるゾ!!
「ええ、私もう気になって気になって、、、、脳味噌男をモチーフにした和菓子を作っちゃったの!」
バッと千夜が差し出したのは脳味噌の形をした水羊羹。
「ちょ、、、、!グロいグロい!何その赤いの!!!」
「お一ついかがかしら!?」
「食べないよ!」
とてもじゃないが食べられる見た目じゃない、、、、!!
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「えーっと、、、つまり夜の学校に忍び込もうってこと、、、?」
「ええ。」
意外とすごい事考えるなこの人、、、、、
「やめとこうぜ、見つかったら面倒だ。」
「大丈夫よ、問題ないわ。」
「フラグ立てんなよ。」
んー、、、、でも面白そうだな。
「じゃあリョウタとかも誘って、、、、」
「やめた方がいいかも、あんまり多人数で行くとばれちゃうかもしれないわ。」
「うーん、、、それもそうか、、、、じゃあ二人で行くか。」
「ええ!」
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「001、特殊体質の人間はどのくらい集まりましたか?」
「ふむ、、、ざっと20人というところかな?」
杖を持った老人、そしてブレンがある廃屋で話していた。
「進化態の数は順調に増えてます、、、、しかし、、、、」
「仮面ライダーの邪魔が入ってはキリがない、、、か。」
「仮面ライダードライブ、、、そしてマッハ、、、、奴らは早々に消えてもらわなければなりません。」
カツン、と誰かの足音が響く。
「それなら問題ない。」
「チェイスか。」
チェイスはゆっくりと二人に近づいた。
「仮面ライダーは、、、俺が倒す。」
「しかし君は、仮面ライダーにトドメをさせなかった、と聞いているが?」
チェイスは老人の言葉を無視し、ブレンの方へ顔を向けた。
「、、、、、、ブレン、聞きたいことがある。」
「何です?」
「俺は何者なんだ?」
「、、、、なんですって?」
「時折何かがフラッシュバックする時がある。グローバルフリーズ以前の記憶も無い。」
チェイスの言葉を聞き、明らかにブレンは動揺する仕草を見せる。
が
「あなたは魔進チェイサー、ロイミュードの死神です。それ以外の何者でもありません。」
「、、、、、そうか。」
チェイスはライドチェイサーに跨り、どこかへ走り去って行った。
「そろそろ限界なのでは?」
ブレンはハンカチで額を拭いながら早口で言った。
「まあ、もう少し様子を見てみようじゃないか。私はチェイスがどのような結末を迎えるのかがとても気になるのでね。」
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「どうだ、、、?誰かいるか、、、?」
「いないみたいね、、、」
「よし!」
今は夜中の11時くらいだ。
校舎の中も暗くて外からじゃ全く見えない。
「さすがに、、、少し不気味だな、、、」
「あら、意外ね。流星君本物の怪物と戦ってるのにこういうの苦手だったの?」
「ロイミュードと幽霊は別なんだよ、、、、」
よし、玄関まで到達。さて、中にはいっ、、、、、、あ。
「鍵かかってるや。」
校舎の玄関の扉には鍵がかかってるようで、ビクともしない。
「考えてなかったわ、、、、」
「うーん、、、、他に入れるところもないしなぁ、、、、」
あってもセキュリティ的にやばいけど。
「仕方ない、帰るか。」
「えー、、、、」
千夜がうるうるした目で見つめてくる。
そんな顔されても困る。
「、、、、流星君、今何か聞こえなかったかしら。」
「え?なにも、、、、」
ーーー?
ーー、、、!
いや、、、確かに何か聞こえる。話し声の様な、、、、
「こっちからだ、、、、」
俺は声のする中庭の方へと向かった。千夜も俺の後ろについてくる。
「な、、、、!?」
「流星君、、、、あれって、、、!のうみそおとk「静かに!」」
そこにはブレンロイミュードともう一体のコブラ型下級ロイミュードがいた。
「なるほど、、、、大体わかった、、、、」
脳味噌男の正体はブレン。
これは間違いないだろう。でも、、、、、一体何をやってるんだ?
いや、、、そんなのは関係ない。
ロイミュードは撲滅あるのみ!!!
「千夜はここに隠れていてくれ。」
「、、、、、、、気をつけてね。」
「ああ。」
奴らの元に飛び出す。
ブレンはハートやチェイスに比べればそこまで強くない、、、!
いける、、、、!
《シグナルバイク!!!!》
「LET's、変身!!!!」
《ライダー!!!マッハ!!!!》
「おらああああああ!!!!」
ゼンリンシューターでブレンに殴りかかる。
「、、、!?仮面ライダー、、、!?」
ブレンと下級ロイミュードは二手に分かれてゼンリンシューターを回避した。
「追跡!撲滅!!いずれもマッハ!!!!」
「仮面ライダーーーーーー!!!マッッッハーーーーー!!!!!」
「仮面ライダーマッハ、、、、か。」
「さあブレン、お前達がこの学校で何をしようとしてたのか洗いざらい吐いてもら、、、、、!!!!」
言葉が途中で途切れた。
目の前の下級ロイミュードに絶句する。
なぜならそのロイミュードのナンバーは。
001
ロイミュードは108体、つまりナンバーは001〜108まである。
そしてナンバーが若い順に階級が高い。ということは、、、、、
「お前がロイミュードの中で一番偉いやつか、、、、、」
「ふふふ、、、、ロイミュードに上下関係などない。われらはただの個人主義者だ。」
ブレンロイミュードが光弾を放って来た。
《ゼンリン!!!!》
それをゼンリンシューターで弾き、ブレンロイミュードに数発光弾を発射し、命中させる。
「ではブレン、ここは任せたよ。」
001はそう言うと校舎の屋上へ一瞬でジャンプし、瞬く間に姿を消した。
「ふんっ!」
ブレンロイミュードが右手から緑の衝撃波を放つ。
「くっ、、、!」
奴は毒を操る、、、、気をつけないと、、、、!!
距離をとり、シグナルカクサーンをドライバーに装填する。
《シグナルバイク!!!シグナルコウカン!!!!カクサーン!!!!!》
《シューター!!!》
ゼンリンシューターから光弾が発射され、それが拡散し、ブレンロイミュードに迫った。
「甘い。」
「、、、なに!?」
ブレンロイミュードが手を出すと、拡散したエネルギーが全て空中で止まり、消えた。
「くそ、、、!」
《シグナルバイクシフトカー!!!!ライダー!!!!デッドヒート!!!!!!!》
《バースト!!キュウニ!!!デッドヒート!!!!!》
「はあああっ!!!」
ブレンロイミュードの腹部に拳を叩き込む。
《ゼンリン!!!!》
そしてゼンリンシューターでアッパー攻撃をし、回し蹴りを喰らわせた。
「ぐっ、、、、!」
「まだまだぁ!!!」
倒れているブレンロイミュードに特攻する。
「はぁっ!!!!」
「な!?」
ブレンロイミュードの前に何者かが現れ、デッドヒートマッハに重い一撃を喰らわせた。
それを受けたマッハは校舎の方向へ吹き飛び、ゴロゴロと転がった。
「ぐっ、、、!!お前は、、、!!」
現れたのはハートロイミュードだった。
「大丈夫か!?ブレン!!」
「はい、、、助かりました、ハート。」
「くそ、、!!!」
マッハは立ち上がり、必殺技を出そうとマッハドライバーに手を伸ばすと、、、、
「周りはよく見た方がいいですよ、、、」
ブレンロイミュードが不気味にそう言った。
「なに?、、、、、、、うっ、、、!!!!」
一気に全身の力が抜けた。
地面に崩れ落ちる。
「くっそ、、、!これは、、、、毒、、、!?」
マッハが立っていた地面には大量の毒が張り巡らされていた。
「ふふふ、、、苦しみながら死になさい。」
そう言うとブレンロイミュードとハートロイミュードは緑色の煙の中へと消えて行った。
「が、、、!うっ、、、、!!!くそ、、、!!」
「流星君!!!」
隠れていた千夜が駆け寄ってくる。
「ち、、、や、、、!」
「どうしよう、、、!!私、、どうすれば、、、、!」
その直後、一台のシフトカーが二人の元へ走ってきた。
「あ、、!マッドドクター、、、!!」
「これは、、、!?」
「千夜、、、、それを、、、ドライバーに、、、、頼む、、、、、ぐっ!!!」
「わかったわ!!!」
千夜はマッハドライバーのレバーを上げ、ドクターを装填した。
《シフトカー!!!!タイヤコウカン!!!ナオール!!!!》
「いででででででででででででででで!?!?!?」
全身に死にそうになるくらいの痛みが走る。
「痛い痛い痛い!!!!ぐおおああああああ!!!!」
数秒後に痛みと共に、ブレンからもらった毒も取り除けた。
《オツカーレ!!》
変身が解ける。
「あぁ、、、痛かったぁ、、、、、、、うお!?」
突然千夜が流星に抱きついて来た。
「ち、千夜!?」
「よかった、、、!本当によかったわ、、、、!」
涙を流しながら''よかった''と言い続けた。
胸が当たってるんですけど、、、、、、
「ごめんなさい、、、!私が、、!私が学校に来ようなんて言ったから、、、!!」
「千夜のせいじゃないよ、全然、全くね。」
「でも、、、!」
「さあ、もう帰ろう。脳味噌男の正体はロイミュードだった。それだけわかればもう大収穫だったし、来てよかったんだよ。」
「、、、、、ぐすっ、、、!うっ、、、!」
でも、、、、奴らはなんで俺達の学校に、、、?
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「って事があったんだよ。」
「うーむ、、、、怪しいね。」
泊リョウタだ。
たった今俺の部屋で流星から昨日の事を知らされていた。
「001、、、、か、、、気になるな、、、、、」
「ああ、それに奴らがこの学校で何をしていたか。もしかしたら職員や生徒に紛れてるかもしれない。」
「その可能性もあるな、、、、なあ、ベルトさん、どう思う?」
『え?、、、、、あ、ああ、、、、そうだな、怪しい。』
「?どうかしたの?さっきから様子がおかしいけど。」
『いや、、、いつも通りだよ?私は、うん。』
「嘘こけ。」
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俺は今、ドライブピットに向かってる。
父さんに新装備の事を詳しく聞きたいのだ。
恐らくここでまた機械いじりでもしてるはず、、、、、、
ドライブピットの扉を開ける。
「、、、、、あれ?いないや。」
ドライブピットには誰もいなかった。
カウンターには設計図やら何やらが散乱している。
それと一枚の写真。
「、、、?なんだこの写真。」
そこに写っていたのは父さんと、、、、今はもういない母さん。
あと、、、、、、?このピースサインをしているのは、、、、、俺?
「こんな写真いつ撮ったっけ?」
流星の視点の話も書こうかな〜、ていう気まぐれでした、はい。