仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
蛮野おおおおお絶対ゆるさねええええええ!!!!!!
『奴らは今どこにいる?』
ザザッ
「変わらず、やはりあの喫茶店が拠点の様です。」
ザザザッ
『わかった。お前は、、、そうだな、、、、もうしばらく身を潜めておけ、我々が動くには早すぎる。』
ザザッ
「、、、、了解、リザンプシャン・アワー・ミッション。」
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「かしこまりました。」
オーダーを聞き終わった俺は、お客さんに軽くお辞儀をした。
そしてカウンターに行き、珈琲を淹れ、出す。
喫茶店、ラビットハウスに下宿し始めてから、もう随分たつ。
ココアと一緒にこの町に来て、、、、、
チノと再開して、、、、、
ベルトさんと出会って、、、、
ロイミュード達と戦うことになって、、、、
リゼや千夜やシャロとも出会って、、、、
それから流星という仲間も出来た。
うーん、、、
「なんていうか、、、色々あったなぁ、、、、、」
「どうかしたんですか?」
隣で作業してたチノが俺の顔を見上げた。
「いや、なんでもない。」
「振り返るのは全てが終わった後の方がいいぞ。」
「うわぁ!?、、、ティッピーか、、、随分久しぶりだな、、、、」
「ロイミュードの情報を集めていたからの。ホレ。」
ティッピーが口にくわえていた写真をチノが受け取る。
「これは、、、」
「奴らのアジトじゃ。しかしどうやら奴ら、場所をコロコロ変えておるようでな、ピンポイントで特定するのは難しいじゃろ。」
「ていうか、、、危なくないか?ティッピーだけでアジトを探してたなんて。」
「私も止めてるのですが、、、」
「安心せい、シフトカー達が守っててくれるからの。」
「そうか、、、、、ていうか今はココアとリゼもいるんだからあんまり喋らない方がいいぞ。」
「?呼んだ?」
ココアがくるっとこっちに振り向く。
「いえ、なんでもありません。」
そっか、と呟いて作業に戻って行った。
ガチャ
玄関のドアが開いた。
「いらっしゃいま、、、、、せ?」
ラビットハウスにいた全員が凍りついた。
リゼは腕を構えて明らかに警戒している。
なぜなら入って来たのは。
「「「「は、ハート!?」」」」
いや、それだけではない、後ろにはチェイス、メディックもいる。
幹部オールスターズだ。
「き、貴様ら!!何の用だ!!!」
リゼがモデルガンをハートに向けるが、メディックが触手を伸ばし、モデルガンをリゼの手から弾いた。
「うっ、、!?」
「ハート様にそんな下等な物を向けるなど、、、愚かですこと、、、!」
「やめろ、メディック。」
「、、、はい。」
ハートに止められるとすぐさまメディックは落ち着いた態度に戻る。
「お前ら、、、何しに来やがった!」
「ふっ、、、」
ハートが俺の方へとゆっくり近付いて来た。
「みんな、下がって!!」
「う、うん!」
ココア、リゼ、チノの三人は奥のカウンターへ移動した。
ここでやる気か、、、?
「ベルトさ、、、、!「この、''オリジナルブレンド''とやらをくれ。」かしこまりまし、、、、!!!!、、、、は?」
は?
ハートは俺の目の前の席に座り、そう注文してきた。
「では、私も同じ物を。」
「、、、、俺もだ。」
チェイスとメディックもハートのすぐ近くの席に座った。
「どうした?泊リョウタ、俺達は客だぞ?ん?」
「お前ら、、、ふざけてんのか!?」
「ふざけてなどいませんわ、私達はただ珈琲という物を堪能するために来たのですから。」
「、、、客は丁重にもてなすのが、、、、人間のルールではないのか?」
何言ってんだこいつら。
「客は丁重にもてなすのが「あーーーもう!!!わかったよ!!!持ってくればいいんだろ!?持ってくれば!!!」
なに!?なんなの!?
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「、、、まあまあだな。」
「嬉しくねーよ。」
本当に奴らは珈琲を飲む以外、なにもする様子がない。
「、、、、なんのつもりだ。どうしてここに来た?」
「さっきも言ったはずだ、俺達はただ珈琲を飲みに来ただけだ。」
「、、、信じると思うか?」
「好きにしろ、俺達は何もする気はないが、、、、今日のところはね。」
「、、、、わかったよ。」
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奴らは本当に何もしないでそのまま帰って行った。
きちんと金まで払って、、、何がしたいんだあいつらは?
「なんだったんだろうね、、、」
「さあ、、、」
チノと一緒に首を傾げる。
「あの人達にも、、、、コーヒーの良さが伝わったかな?」
「ココア?」
ココアが少し嬉しそうな表情で言った。
「ココア、、、あいつらは敵だ、ロイミュードなんだぞ?怖くないのか?」
「うーん、、、ちょっと怖かったけど、、、悪い人達には見えなかったかな。」
「そっか、、、、リゼは?」
「、、、、、、、、」
なるほど、それが人間のルールか。
人間のルールではないのか?
「、、、、リゼちゃん?」
「え!?」
「どうかしましたか?ぼーっとして、、、、」
「いや、、、なんでもない、うん。なんでもない、、、、、」
「?」
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「くう、、、、!!おのれメディック、、、!!そしてチェイス、、、!!私だって、、、、私だって、、!!」
「ハートと一緒に喫茶店行きたかったーーーーーー!!!!!!」
ある廃屋の中にブレンの叫びが響く。
「気持ち悪いですわ。」
「気味が悪いぞ、ブレン。」
「ええい黙りなさい!!ハート!なぜ私は留守番だったのです!?」
「なぜって、、、、お前は泊リョウタが通っている学校の教師だろう。バレるぞ。」
「くうううう〜、、、!!!!」
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「、、、、てことがあったんだ。」
「はあ、、、」
「シャロも気をつけてくれ、あいつらはどこに現れるかわからない。」
「う、うん、、、」
俺とココアとチノで、シャロがバイトしている喫茶店、フルール・ド・ラパンに来ていた。
「店員さーん!こっちお願いしまーす!」
「あ、はーい!」
他の客に呼ばれてシャロは行ってしまった。
耳をすませば、建物の中でも爽やかな風の音が聞こえてくる。
小さな子供達の遊ぶ声も聞こえてくる。
「、、、、平和だね。」
ポツリ、とココアがそう呟いた。
「ですね。」
「だな。」
こんな日が、、、、ずっと続けばいいのに、、、、、
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そいつらの名前は、ロイミュード。
人類に変わって、この世界の支配者になろうと企む者達。
そしてここにも一体、ロイミュードがいた。
そいつは、他のロイミュードとは明らかに違っていた。
そいつは、あまりにも人間を理解し過ぎていた。
あまりにも人間を学びすぎた。
あまりにも、、、、、その事実は彼、、、いや、
彼らにとって、、、、、、残酷過ぎた。
今週のドライブを見ていて何が感動したかってそりゃ、、、、「魔進チェイサー」が「人間」を守ったってのが衝撃的でしたよ、、、、