仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜   作:Purazuma

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001、登場。


彼らの狙いは何なのか(真)

「おっす千夜。」

 

「やっほー!」

 

「お見舞いに来たぞ。」

 

 

俺は今、ココア、チノ、リゼ、シャロ、流星と病院に来ている。

 

以前の騒動で怪我をして入院している千夜のお見舞いに来たのだ。

 

「そんなに気を使わなくていいのに……」

 

「なに言ってるんだよ、このぐらい普通だろ?」

 

流星が持ってきたフルーツを横の棚に置いた。

 

 

「………まだ痛むか?」

 

「ううん、もうほぼ完治してるから、心配しなくても大丈夫よ。」

 

 

千夜はまだ頭に包帯を巻いていた。

 

怪我は大した事なかったのだが、気を失っていた事と頭を打った事で念の為、ということで入院していた。

 

 

「最近変わったことはなかった?」

 

千夜がそう聞いてきて、ココアが何か言おうとするが………

 

 

「そうだ!えっとね、新しいバイt「「わー!わー!わーーーー!!!!」」

 

 

「?どうかしたのか二人とも。」

 

俺とリゼがココアの言葉を遮る。

 

 

「いや、なんでもナインダ。」

 

「そう、ナンデモナイ。」

 

 

「???」

 

 

 

あっぶねー………流星にチェイスの事は知られちゃまずい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃チェイスは。

 

 

「お待たせしました、カプチーノです。」

 

 

きちんと接客できてました。

 

 

「もう少し表情を柔らかくできんかの。」

 

「了解だ、毛玉。」

 

「なんじゃと!?ワシは毛玉などという名ではない!!」

 

「リゼはお前の事をそう呼んでいた。」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

千夜のお見舞いから帰った後、俺とココアとチノとリゼ、四人でドライブピットに向かった。

 

 

「できたぞ。」

 

 

「ありがとう父さん。」

 

父さんに頼んでいたシフトスピードプロトタイプの修理が終わり、受け取った。

 

 

「これでチェイスの記憶が………」

 

 

「ああ、戻るはずだ。」

 

 

 

やった………!これでチェイスは完全に昔に戻れる!

 

 

「やりましたね。」

 

「ああ!」

 

「試してみようよ!!」

 

「ああ、早速…………………っ!!!」

 

 

 

 

ズキン

 

 

 

 

884260008715○%%¥〒〒〒53876257☆-555715786500000000000000001

 

 

 

 

 

「うっ…………!?」

 

 

「………?どうかした?リョウタ君。」

 

 

 

 

 

いっ……………つ……………!!!

 

 

まただ…………この頭痛…………最近は起こってなかったのに……………

 

 

 

「大丈夫ですか?」

 

 

「ああ、大丈夫………ちょっと頭痛がしただけ………」

 

 

 

ふぅ………………

 

 

 

「じゃ、チェイスの所に行ってくる。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「はー………暇だな。」

 

千夜のお見舞いから帰ってもやることがなかった。

 

「………そういや今日リョウタの様子がおかしかったな…………よし。」

 

 

俺はラビットハウスへと足を運んだ。

 

 

 

玄関のドアに手を伸ばし、開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっすリョウタ、キリマンジャロを一つ……………………な……………!?」

 

 

 

「いらっしゃいませ。」

 

 

目を疑った。

 

 

なぜあいつがここにいる。

 

 

 

お前は………リョウタに…………

 

 

 

「なんで生きてるんだ!!チェイス!!!」

 

 

 

「お前か、詩島流星。」

 

 

「なんでラビットハウスに………!?いやそれより…………ええ!?」

 

 

何が何だかわからない!!!

 

 

 

「何騒いでんだ?」

 

 

奥の扉からラビットハウスのメンバーがひょっこり顔を出した。

 

 

「げ!?流星!?」

 

 

「げ!?じゃねえよ!!どういうことだこれは!!」

 

 

 

「ええと………これはかくかくしかじかで…………!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明中……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふざけるな!!!俺は反対だ!!」

 

 

「「そこをなんとか!!!」」

 

 

俺とリゼが揃って土下座した。

 

 

「こいつはロイミュードだ!!撲滅あるのみ!!!」

 

 

「ロイミュードでも仮面ライダーだ!!人間の味方なんだぞ!!」

 

 

「いーや違う!!!ロイミュードは悪!!千夜だってこいつのせいで!!」

 

 

 

「お、落ち着いて下さい流星さん。」

 

 

「そ、そうだよ。」

 

 

ココアとチノが仲介してくれる。

 

 

「キリマンジャロだ。」

 

 

スッと流星の前にコーヒーを差し出したのは、チェイス。

 

 

「お前は空気を読め!!!」

 

 

「客のオーダーに応えるのが、人間のルールではないのか?」

 

 

「いやそうだけども!!!あ!!おい流星!!!待て!!」

 

 

流星は怒ったまま店を出ようとしていた。

 

 

 

「待て流星!!!食べ物と飲み物を粗末にしないのが、人間のルールではないのか!?」

 

 

「もはや持ちネタ化してるぞお前!!!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「はぁ………まためんどくさい事に…………」

 

 

しょんぼりしながら俺達はチェイスを連れてドライブピットへ戻った。

 

 

 

 

 

「ほい、チェイス、これ。」

 

 

リゼがシフトスピードプロトタイプをチェイスに渡す。

 

 

「これは………」

 

 

「これでお前のプロトドライブとしての記憶が戻るはずだ。」

 

 

「これで完全に私達の頼もしい先輩ですね、ね?リョウタさん。」

 

 

「ああ、頼むぜ先輩!!」

 

 

『スタート・ユア・エンジン!!!』

 

 

「うわ!?ベルトさん!?だからいきなり出てくんのやめろよ!!!」

 

 

 

 

「…………わかった。」

 

 

チェイスはブレイクガンナーにシフトスピードプロトタイプを装填した。

 

 

 

《チューン………!!!ドライブシステム………!!!!!》

 

 

 

 

「う………わあああああああああ!!!!」

 

 

「ええ!?なにそれ!?」

 

シフトスピードプロトタイプを装填した瞬間、チェイスは叫び、その目からスクリーンの様な物が映し出された。

 

 

「お、面白い絵面だな………」

 

 

「……………!!!」

 

 

「?どうしたココア?」

 

 

「リョウタ君………あれ!!」

 

 

「え?」

 

 

ココアはチェイスが映し出したスクリーンの方を指差した。

 

 

 

「な………!?まさか………!?そんな………!!!」

 

 

 

そこにはプロトゼロ………チェイスを改造する直前の映像みたいだった。

 

 

そこにはハートと…………あと二人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真影校長…………!?能見先生…………!?」

 

 

スクリーンには俺とココアや、千夜、そして流星の通っている学校の教師、真影校長と能見先生が写っていたのである。

 

 

映像の中の彼らは001、003と書かれたプレートを持つロイミュードに変わった。

 

 

 

「…………そんな………!?」

 

 

『君達の通っている学校に潜伏していたということか!?』

 

 

 

 

「…………なよ。」

 

 

「リョウタ君?」

 

 

「ふざけんな!!!」

 

 

「リョウタ君!?ちょっと!?」

 

 

 

俺はドライブピットを抜け出し、学校へと向かった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「先生、客人のようです。」

 

能見…………ブレンは真影にそう言った。

 

 

すると真影はニヤリ、と笑った。

 

 

「おや、誰かな?今日は日曜日だというのに。」

 

 

そして校長室のドアが乱暴に開かれた。

 

 

「おや、泊リョウタ君ではないか。何用かね?」

 

 

 

「ふざけんなよ…………なんで………なんでだよ!!!能見先生!!!いや…………」

 

 

「ロイミュード003!!!」

 

 

 

 

「ほう…………」

 

 

 

「あんたらは最初からこの学校に紛れて………!?」

 

 

 

「潮時だね。」

 

 

真影はそう言うと、立ち上がって窓の方を向いた。

 

 

 

「ふんっ!!!」

 

 

次の瞬間、能見先生はロイミュードの姿へと変身した。

 

 

 

「ブレン………ロイミュード…………!?」

 

 

 

「正解です。ご褒美をあげましょう。」

 

 

そう言うとブレンは俺の首を掴み、窓へと投げ飛ばした。

 

 

「ぐっ………!?」

 

 

 

そのまま外に出される。

 

 

 

「ブレン、私がやろう。」

 

 

「了解です。」

 

 

そして真影はついに姿を表した。

 

 

 

 

ロイミュードとしての姿………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーズロイミュードに。

 

 

 

「ベルトさん………いくぞ!!!」

 

 

『待てリョウタ!!!危険すぎる!!!奴は001!!ロイミュードで最も階級の高い化け物だ!!!迂闊に近寄れば虫ケラ同然に潰される!!』

 

 

俺はその言葉を無視し、ベルトさんを腰に巻きつけた。

 

 

 

「変っ…………身!!!!」

 

 

『ドライブ!!!タイプ!!!フォーミュラ!!!!』

 

 

「ああああああああああ!!!!」

 

 

 

何も考えずに突進する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけんな………!!ふざけんな………!!ふざけんな!!!!!

 

 

 

 

「はああああっ!!!」

 

 

フリーズロイミュードにあと一歩の所で俺の動きが止まった。

 

 

「体が………!?」

 

 

下を向くと、下半身が凍っている。

 

 

 

「ぐっ………!」

 

 

「ふふふ………私はフリーズ………全てを凍らせる!!!!」

 

 

そう言うと奴は全身から猛吹雪を発した。

 

 

 

「ぐっ………あ………!!!」

 

 

 

「終わりだ。」

 

 

とどめに奴は巨大な氷の塊をぶつけてきた。

 

 

 

「かっ…………はっ…………!?」

 

 

 

 

 

 

こんな簡単に……………!

 

 

なんて強さだ……………!!!

 

 

 

そこで俺の意識は途絶えた。

 

 

 

『リョウタ!!!リョウターーーーッ!!!』

 

 

 

 

「命はまだ取らない、まだ、ね……………ははははは……………ははははははは!!!!」

 

 

 

フリーズとブレンは吹雪の中へ消えて行った。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「001………お前は何を考えている?あんな簡単に正体を明かすなど………!」

 

ハートは001に怒りを込めて言う。

 

 

 

しかし真影は冷静なまま。

 

 

「仮面ライダー共を潰す最強の戦士を作るんだよ、ハート。」

 

 

 

 

「最強の戦士だと…………………………お前はまさか…………泊リョウタを…………」

 

 

 

「こちら側に引き抜くつもりか………!?」

 

 

 

 

真影は正解、と言うかのように笑いをこぼした。

 

 




001が動き出しましたね。次回はリョウタの正体がついに…………!?そして決断とは………!?
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