仮面ライダードライブ〜サプライズ・ラビット〜 作:Purazuma
「、、、、、、、、、つまり今のティッピーにはチノのお爺さんが取り憑いていると、、、?」
「その言い方はやめんかい!」
今、俺は廊下でチノからティッピーが喋る事情について聞かされていた。
しかしどうも納得できん、、、、
なんで人間が動物に、、、、幽霊か何かか?
もういいや、、、、考えるのはやめた、、、、。
「この事はココアさんやリゼさんには内緒にしてほしいんです。」
「ああ、わかった、努力する、、、、」
「?どうしてそんなに元気がないんですか?」
「だってさ、、、、、」
「明 日 か ら 学 校 な ん だ ぜ!!!!!!!!」
「、、、、、、そうですか、ではおやすみなさい。」
「スルー!?」
チノがパタパタと去って行く。
だって学校だぜ!?勉強勉強また勉強の日々が始まるんだぜ!?喜ぶ奴が一体どこにいるってんだバーロー!!!!
『学生は勉学に励むべきだ、リョウタ。』
ベルトさんが少し呆れたように言う。
うるせえ、窓から投げるぞ。
「うるさい、天才にはこの気持ちはわからないよ、、、、」
『ココアは学校をとても楽しみにしているようだが、、、?』
「あれは例外だ、、、、、ん?てかココアのことも知ってんの?」
まだ会ったことないはずなのに、、、、いや会ったら困るけど。
『リゼのこともな、ラビットハウスのバイトの人間は既に調査済みだ。』
「、、、変態め。」
『何か言ったかね?』
「いや何も?」
『そうか。』
少しの間の沈黙
「じゃあ俺はもう寝るよ、久々にあんなに動いて疲れたし。」
欠伸をしながら言う。
実はさっきタカヒロさん達の話を聞いてる時も眠気がすごかったんだ。今なら廊下でも寝れそう。
『そうするといい、ロイミュードはいつ現れるかわからない、しっかり体を休めておくんだ。』
「へーい。」
最後まで聞かずに自分の部屋へ向かう。だって眠いんだもん、、、、、、
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「001、そっちに何か変わったことはあるか?」
赤いコートの男は杖を持った老人にそう言った。
老人は薄い笑いを浮かべている。
「特に何もないが、、、、そうだな、もう少しで新学期が始まるくらいかな?」
「新学期、、、学校、、、、か。」
赤いコートの男は少し不思議そうな顔をしている。
「そちらはどうかな?ハート、ブレン。」
老人は眼鏡の男と赤いコートの男の方を向き、尋ねる。
答えたのは眼鏡の男だった。
「仮面ライダーが再び現れました。」
その顔には怒りが見て取れる。
「ああ、わかっている、、、、しかし、、、、、」
老人は笑う、何かをおもしろがるように、
「まさかこうくるとはねぇ、、、、クリムも面白い子を選んだ物だ。」
「まさか、、、仮面ライダーの正体を既に知っているのですか!?」
「ええ、しかし手を出すのは少し待ってあげよう、、、、 なにしろ大事な生徒だからね、、、、」
赤いコートの男がその言葉の意味に気づいた。
「そういうことか、、、、まあ好きにするといい、''真影校長''」
「そうさせてもらうよ、しかし、、、、」
真影と呼ばれた老人は不敵な笑みを浮かべた。
「私は当分手を出す気はないが、、、、死神や他のロイミュードはどうだろうねぇ、、、」
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「「「行ってきまーーす!!」」」
「ああ、行ってらっしゃい。気をつけて。」
制服姿のココアとチノと一緒にタカヒロさんにあいさつをする。
そう、学校です、苦痛です。
少し猫背気味で歩いていると
「そんなに学校が嫌なんですか?」
チノがそう聞いてくる。
「うん。」
即答する。
「ええ!?なんで!?楽しいよ学校!?」
するとココアが驚いた表情で言ってきた。
「勉強が楽しいわけないだろ、、、、」
「そうかもしれないけど、友達作ったりさ!新しい青春が始まるんだよ!!」
ココアがズイっと顔を近づけてくる。
近い近い、照れる照れる。
「そ、そうだな。」
確かに新しい環境は少し楽しみだ。
、、、勉強は嫌いだけど。
「では私はここから別の道なので。」
「「はや!!」」
チノの言葉に同時に突っ込む俺とココア。
こういうところは昔から息ピッタリなんだよな。
「それにしても高校かぁ、、、友達できるかなぁ、、、」
ココアの性格なら大丈夫だろう、、、2秒くらいで友達できそう。問題は俺だ、、、
「俺もそれが心配だよ、、、」
「私は!」「うわ!!」
いきなりココアがでかい声出すからビビったじゃないか、、、、
「私は、、、その、、、、リョウタ君と同じクラスになれたらいいかなあ、、、、って、、、」
?
「なんか顔赤いぞ?風邪でもひいたか?」
「う、ううん!?大丈夫!」
???
「無理するなよ。」
「う、うん、、、、///、、、、、、、、、あ!リゼちゃん!」
「え?」
ココアが顔を向けた先にはブレザーの制服を着たツインテールの少女、リゼがいた。
「おはようリゼ。」
「ああ、おはようリョウタ、ココア。これから学校か?」
「ああ」
「リゼちゃん制服かっこいい!」
「べ、別に普通だろう!?」
ココアが制服姿を褒めるとリゼは頬を紅く染めて目を逸らした。
あ、照れやすいんだねこの子。
「しかしブレザーってのも結構いいな、、、」
ココアのセーラー服もかわいいけどリゼのブレザーも似合ってていいなぁ、、、、
「ねえねえ!制服交換してみない?」
ココアが好奇心全開で言う。
「自分達の学校行けよ、遅刻するぞ。」
「あ!そうだった!行くぞココア!!」
「う、うん!!じゃあリゼちゃん、またお店でね!!」
俺とココアがリゼの横を通り過ぎる。
「、、、、、なんか心配だ。」
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「あとどのくらいだ!?」
「大丈夫!!このまま行けば間に合うよ!!」
走りながらの会話ってすげえキツイ、、、、!
「よかった!!、、、、、、、ん?」
視線を向けた先に変わった形のバイクがある。
黒いボディに紫の炎のような模様がついていて、大きな骸骨の飾りもついている。
その横で紫のジャケットを着た男が無表情でこちらを睨んでいた。
俺には男の口が微かに動き、こう言っているように見えた。
仮面ライダー
「なんだってえええええええええええええい!!!!!!!??????」
紫の男に気を取られていると電柱に思いっきりぶつかった。
「くっそ、、、!いっでぇ、、、、、、!!!!、、、、、、、ん?」
さっきの方向に顔を向けると
そこには普通の通行人しかいなく、紫の男は既にバイクごといなくなっていた。
「なんだったんだ、、、?、、、、は!!学校、、、、、て、、、あれ?」
周りを見渡すがさっきまで一緒に走ってた幼馴染がいなくなっていた。
「どこだココアああああああああ!!!!」
俺は、叫ぶ(泣)
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「ココアちゃん?あったかそうな名前、私は千夜よ。」
「千夜ちゃん!深みを感じる名前だね!」はむっ
「この栗羊羹すごく美味しいね!」
「気に入ってくれた?それ私が作ったの。」
「和菓子作れるの!?」
「ええ!それは私の自信作!幾千の夜を往く月、、、、、名付けて!《千夜月》!!!栗を月に見立てた、栗羊羹よ!!!」
「なんかかっこいい!意味わかんないけど!!」
「私達気が合いそう!」
「あ!いた!おーーーい!!ココアーーーーー!!!」
やっと見つけた!!!!なんで公園なんかに、、、、ん?隣の人は誰だ?
「あ!リョウタ君!!!!」
「彼氏さん?」
「ち、違うよお!!///」
「はあ、、、はあ、、、勝手に、、、、どっか、、、、行くなよ、、、、はあ、、、、はあ、、、、そちらの子は?」
やばい、、、、誰か、、、、、酸素くれ酸素、、、、、死ぬ、、、、、、
「この子は千夜ちゃんだよ!千夜ちゃん、こっちはリョウタ君、幼馴染なんだ!」
「初めまして、宇治松千夜です。見たところ、二人とも私と同じ学校みたいね。」
綺麗な子だなぁ、、、、大和撫子っていうのか?和風美人な感じの、、、、あれ?学校?
「「ああーーー!!」」
俺とココアが同時に声を上げる。
「入学式遅刻する!!!!」
「千夜ちゃん一緒に行こう!!!」
「え?でも入学式は明日よ?」
「早くい、、、、、!!!、、、、、、、、え?今なんて?」
「だから、入学式は明日なの。」
、、、、、、、、、、
「「うわあああああああ!!!!恥ずかしいいいいいいいいい!!!!!!!!」」
「(おもしろい子達、、、)」
あれ!?今日って入学式じゃなかったの!?嘘ぉ!?マジかよ!?リアルに!?うわわわ、、、、、恥ずかしい、、、、、、、、
「じゃあ、ココアちゃんとリョウタ君が迷わないように、一緒に学校を下見に行きましょ?」
千夜がニコッとキラキラした笑顔で言う。
「「め、女神様!!!!!」」
再び俺とココアが同時に叫んだ。
真影さんマジほっこり