あれから、10年の月日が流れた。
エスデスとは2、3年くらい一緒に修行していたが帝都に士官してもらった。
その時は決闘をして、勝った方がお互いの意見を聞くということになり、ギリギリで俺は勝った。
それでも納得はしてなかったので、帝都で再会したら何でも一つ言うことを聞くという形で渋々納得してくれた。
その時の決闘は神様の特典は使わなかった。使うときではないと思ったからだ。
そして、俺は20歳になり、帝都に行こうと思った。
「ここが帝都か。人が凄く多いな。」
俺はどうゆう物があるか見渡しながら歩いていた。
「おーい!そこの君。」
声がした方を見ると、金髪の美人が話しかけてきた。
「君は帝都に士官しにきた口かな?」
ん?一応そうなるのかな?
「まぁそうだな。」
「君は運が良かったね。私の知り合いに頼んで推薦することもできるよ。」
でも、エスデスに頼めば大丈夫だろ。
「いや、俺も知り合いがいるから大丈夫だ。」
「そうなんだ。まぁ何かあったら話聞くよ。」
「ありがとな。見ず知らずの美人さん。」
そういって俺は宮殿の方に歩いていった。
レオーネSIDE
私はさっきお金をたかろうと青年と話していた。結果は失敗に終わったが、美人と言われドキッとした。
「君は悪にそまらないでくれよ。」
すると、次は帝都に稼ぎにきたと顔に書いてあるわかりやすい少年が歩いてきたので次の獲物にしようと決めた。
「エスデスはいるか?」
俺は宮殿の近くの兵士にエスデスがいるか聞いた。
「おい!お前エスデス様を誰だと思っている!」
そうか。エスデスは将軍になったんだったな。
「いるか、いないか教えてくれ。」
「お前みたいな礼儀知らずな奴に教えられるか!」
こいつ、話聞く気ないな。
困ったな。脅すか。
「もし、俺が知り合いやったらお前どうなるか分からんぞ」
「一応連絡だけしてやるからそこで待ってろ!」
数分待つとさっきの兵士が顔を青くしながら歩いてきた。
「申し訳ありませんでした。エスデス様の知り合いとは知らず失礼なことをしました。」
「次から気をつけてね。で、エスデス何て言っとった。」
「はい。ただいま向かうと言ってました。」
すると、上から気配がしたので上を見るとエスデスがこっちにくるのが見えた。
そして、地面に着地した。
「ハル!遅いぞ。何年待ったと思っている。あと、気づいたなら受け止めてくれてもいいだろ。」
そういいながら、抱きついてきた。
「悪いな。エスデスより強くなろうと思ったらそれ相応の事しないと駄目だからな。」
「ほう。なら久しぶりに決闘でもするか?まぁ今回は私の勝ちだかな。」
「凄い自信やな。なら、近いうちにやろうな。」
こうして、俺とエスデスが闘うことが決まった。
「あと、俺これから帝都で暮らして…「私の部屋にすめばいい!」ありがとな。」
有無を言わせない顔だったので俺は一緒に暮らすことにした。
「じゃあ、決まりだな。なら部屋に案内しやろう。着いてこい!」
そう言われエスデスの後をついていき、部屋に着いたら大臣から呼び出しがかかってしまい、エスデスは不機嫌そうに出て行った。