俺は帝都に戻りこれからどうするかエスデスに伝えるため、エスデスを探していた。
すると、どこかに出掛けようとしているエスデスを見つけた。
「エスデス。これから、どこに行くんだ?」
「ちょっと商店街へ買い物に行くんだが、一緒にこないか?」
そう言われ急いで話すことでもないので一緒に出掛けることにした。
今俺達は商店街を歩いている。行く店行く店でエスデスに賄賂を渡してくるやつがほとんどだ。
エスデスは要らないと言って断ったが他の奴らなら受け取っていただろうな。
やはり、この国はダメだ。
ん?
誰かがこっちを見ているな。
「エスデス。お前なんかした?」
「うーん?大臣に言われ仕方なく殺した奴の家族とかか?」
俺達は小声で話しながら今隠れている奴が誰なのか考えていた。
「エスデス。先に帰っててくれ。俺用事思い出したからちょっと帝都に戻るわ。」
「わかった。」
俺はエスデスにそう言い、俺の意味を理解したのか頷いてくれた。
レオーネSIDE
私は今北方異民族討伐を終えてきたエスデス将軍がどんな人物か見るために帝都に来ていた。
そして、エスデスを見つけたはいいが、エスデスと仲良く話している青年がいた。
「あの青年は!!」
そう、タツミの前にお金をたかろうとした人物だった。
エスデスと知り合いだったのか?
あのエスデスの突破口になると思い私は監視していた。
すると、青年の方が帝都に戻っていった。
私はどうするか、悩んだがもうちょっとエスデスを監視しようと思い監視していた。
「尾行の正体はあの時のお姉さんか。」
え!
後ろから気配もなく声がしたので驚いて振り向くとそこに、いたのはさっきまでいた青年だった。
ハルSIDE
俺は尾行の正体が気になり見にきたら帝都に来たときに話しかけてくれたお姉さんだった。
「なんで、俺達をつけてたのかな?」
うーん、やっぱり話してくれないか。
どうすっかな?
あんまり逃がす気もないしな。
そんなことを考えていると
「君こそエスデスとはどういった関係かな?そして、帝国の兵とかかな?」
質問を質問で返してきたか。
まぁ答えても大丈夫だろ。
「エスデスと俺は幼なじみだ。そして、エスデスは俺の彼女だな。あと、帝国とは無関係だ。さて、俺も質問に答えたんだお前は誰だ?」
「君はナイトレイドって知ってる?」
ナイトレイド。噂の暗殺集団か。
「知っているがそれがどうした?」
「私はその一員でエスデスがどんな奴か見に来たんだ。」
エスデスの偵察か。
何となくわかったから、帰るか。
「大体の事情はわかったからもういい。疲れたから帰る。」
そう言うとお姉さんはポカンとしたのでその隙をついて宮殿に戻った。