東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意

・常識にとらわれない早苗がちょこっと

・作者

・不定期更新

以下の事が嫌いな方は作者にスペルカードでお願いします。


求め愛、早苗と。 「新進」

幻想郷、妖怪の山の山中にて……

 

「……痛え」

 

あれ? 俺は何していたっけ…… 確かゲームセンターに立ち寄って……

 

「ん…… 足は動くな」

 

ぬいぐるみを取りまくって、帰りに……

 

「マンホールに落ちたんだった!」

 

何だどういう事だ? ここは不思議の国ってか!?

 

「……考えても仕方がねぇ、山ってことは夜になる前に出ないとならないな」

 

 

~◆~

 

「よう! あんちゃん」

 

暫く歩いていると山菜取りの爺さんに声をかけられる。

 

「あ、こんにちは」

「珍しいねえ、こんな山奥から人が出てくるなんてなあ」

「?」

 

俺は山菜爺さんがさした方向を見るとそこには「妖怪ノ山ココカラ先人間ノ立入リヲ禁ズ」の文字が書いてある看板があった。

 

「つまり俺は食われても可笑しくなかったと……」

「そう言う事になってたのかもなぁ!」

 

元気いっぱいに返してくる山菜爺さん。

 

「ところで私気が付いたらこんなとこに迷い込んでしまったんですが……」

 

俺は本題に切り返して話を進める。

 

「何だいあんちゃん、あんたぁ『神送り』にあったのかい?」

「神送り?」

「ああそっちの世界では神隠しだっけな」

「そっちの世界?」

 

山菜爺さん荷物を下し話を続ける。

 

「わしの名前は◆◆、君と同じあっちの人間だった……」

「ちょっと待ってください! あっちとかこっちて…… 一体何なんですか」

「……君の名は?」

 

いきなりの質問に少し行き詰ってしまう。

 

「……○○ですけど」

「○○か初めまして、そしてようこそ幻想郷へ!」

「幻想郷?」

 

俺は混乱しながらも聞き続ける。

 

「君は必要とされているんだ」

「……誰にですか?」

「誰かにな」

 

ますます訳が分からなくなってきた。

 

「とりあえずこの先に階段があるはずだそこを登っていきなさい、そしたら神社が見える筈だ」

「? は、はい……」

「じゃあわしはここで……」

「あ、ありがとうございます?」

 

俺は手を振り爺さんを見送る。

 

 

~◆~

 

 

「かぁ~、こんなに疲れるなんて…… 今度鍛えておこうかなぁ」

「あら貴方は?」

 

疲れながらも階段を上っていると緑髪の少女が立っていた。

 

「ああ丁度よかった、この先の神社って後どれくらいで着きますかねえ?」

「いや、もうすぐですけど?」

 

少女は丁寧に答える。

 

「ありがとう、君は一体?」

「私ですか? 私は神です」

 

……まいったなおとぎの国でも来てしまったのだろうか。

 

「実はかくかくしかじか」

「なるほどなるほど」

 

通じるんだ……

 

「ならば私の家に来てください!」

「良いんですか?」

「ええ私はあなたを歓迎しますよ!」

 

少女は胸を張り高らかに答える、しかしデカいな……

 

「ところで貴方の名は?」

「俺は○○、君は?」

「ゴホン、私の名前は泣く子も黙る現人神! 東風谷早苗です☆」

 

拝啓母さん、私はマンホールから神と出会いました、何を言ってるか分からないかもしれないですけど俺が一番分かりません……

 

「では早速お風呂です、一緒に!」

「へ!?」

 

俺は東風谷早苗という少女に引きずられていく。

 

続く!?

 

 

 

おまけ

 

 

博麗神社室内にて……

 

「コレでよかったのかなぁ?」

 

「何が? ◆◆」

 

「実はな霊夢、また迷い込んだ外来人がな……」

 

「……また紫ね」

 

「私と霊夢が出会ったように……」

 

「必要とされている人がいる、でしょ?」

 

「……」

 

「お茶にしましょ?」

 

「そうだな、しかし爺さんの真似はもうやめたいな」

 

「老けてきているわよ」

 

「マジかよ……」

 

 

 




今回は早苗です。

現在未完(というか手を付けていない)恋色幻想郷の霊夢編のその後がちょこっと移っていますね、続きは作者のモチベ次第です、よろしくお願いします。

次回は……クリスマスですかね。
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