東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意

・作者
・超不定期更新
・神綺が神綺じゃない
・アリスじゃないよロリスだよ

以上の事が苦手な方は聖夜を嫁と過ごしましょう。


12月企画・聖夜の夜とたくましい髪

「○○ー! メリークリスマス!」

「……神綺、その格好は何だ? 目のやり場に困るんだが」

 

神綺の格好は胸元が開いていて尚且つミニスカサンタコスというどエロい服だった。

 

「何って何処をどう見てもサンタじゃない」

「何処をどう見てもクリスマス限定の売り子にしか見えんぞ」

「酷いわね」

 

神綺は可愛く頬膨らませている。

 

「聖なる夜は性なる夜と昔のことわざにもあるでしょ?」

「とにかく上着を着なさい、ほら」

「いーやーだ! クシュッ!」

 

神綺は可愛くくしゃみをした。(某RPG風)

 

「……いつからスタンバってた?」

「2時間くらい?」

「……」

 

神綺のサプライズ精神にはつくづく驚かされる。

 

「早速プレゼントでーす!」

 

そう言って神綺は俺の背丈の半分位の大きな箱を手渡した。

 

「随分と重いな、何か動いてるし……」

「苦労したのよ~」

 

俺はくねくねしている神綺を置いといて箱を開けようとする。

 

くちょっん!

 

「ん? 聞きなれた声が……」

 

俺はまさかとは思い箱を開ける。

 

「に、にゃあ……」

「……」

 

俺の読みをはるかに超えていた。

 

「ロリス?」

「……白猫です」

 

ロリスは猫耳白スク水というどこぞのエロ同人みたいな恰好をしていた。

 

「……ロリス」

「はい」

「寒かっただろう、これを着てなさい」

 

そう言って俺は着ていたもう一枚の上着をロリスに着せる。

 

「ふぅ…… 神綺!っていねぇ!?」

 

危機を察知したのか神綺の姿はない。

 

「ったく…… 逃げ足が速い」

「お母さんを責めないで」

 

ため息をついていると急にロリスが止めに入った。

 

「お母さんは悪くないの、悪いのはロリスなの」

「……ロリス?」

 

ロリスは泣きじゃくった顔で事情を説明した。

 

「ロリスがね、お母さんと一緒にクリスマスプレゼントに何が良いかを考えててね……」

「ふむ、それで?」

「お母さんががこれなら必ず喜ぶわって……」

 

うん、10割で神綺が悪い。

 

「ロリス、俺はその気持だけでも嬉しかったぞ。でも、もしロリスが風邪を引いたら大変だろ?」

「……」

 

俺はロリスの頭を撫でながら続ける。

 

「それに風邪ひいたらサンタさんがこなくなっちゃうぞ?」

「それは嫌!」

「それならちゃんとお風呂に入って、暖かい恰好をして早く寝るんだぞ」

「うん!」

 

子どもは素直で元気だなと心の底から○○は思った。

 

「さてパーティーの準備でもするか!」

「ケーキ!」

「私も食べるー!」

「神綺は後でお説教な」

「殺生な!」

 

こうして俺と神綺たちの劇的なクリスマスの始まりである。

 

 

 

 

おまけ

 

「夢子さんだったか……」

 

「すいません、まさかロリス様があんなことを……」

 

「悪気は?」

 

「ありません」

 

「……まあ、良しとするよ」

 

「本当ですか?」

 

「……ところで夢子さん」

 

「はい?」

 

「あの写真あるけどいる?」

 

「……是非」

 

END

 

 




12月といえばクリスマスだね!
皆はどう過ごす? 私はネットサーフィンです(涙声)
読んでくれた方のあたたかな共感と評価を心待ちにしています!
次回は大晦日かな……
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