東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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今回は勇儀姉さんです。
勇儀姉さんが先輩だったら凄い良いのになぁ……


勇儀さんと外で食べよう!

旧地獄・離れの一軒家にて……

 

 

「勇儀姉さーん?」

「おや? ○○じゃないか!」

 

縁側の方から元気な声が聞こえる。

 

「また飲んでる……」

「まだ宵の口よ」

「結構飲んでるじゃないですか!?」

 

補足を入れるが勇儀姉さんの「宵の口」とは通常の人間ならへべれけ状態に成るほどの量を飲む時に使う言葉である。勇儀姉さん曰く一升瓶三~四本ほどの量らしいが運が悪ければへべれけで済む問題では無くなる量だろう。

 

「一応聞くけどどれくらい飲んだの?」

「まだ4本目の途中かな?」

「……」

 

勇儀姉さんと付き合い始めてから日に日に飲む量が増してると思う。

 

「ところで今日は何の用だい?」

「っと、そうだった」

 

俺は懐からある紙切れを取り出し勇儀姉さんに見せる。

 

「これは……何だい?」

「外の世界のお食事券らしい」

「らしいって、アンタ…… 元々外界に居たんだろ?」

「紫さんの粋なはからいで一年ほど居ただけだけどね」

 

勇儀姉さんは残りのお酒を飲み干す。

 

「外の食事か、ちょっと楽しみさね……」

「服装は紫さんが用意してくれるらしいよ」

「……ちょっと不安になるねぇ」

「ははは……」

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

外界のとあるレストランにて……

 

「お、お待たせ…… ○○」

「ッ……」

 

全体を黒であしらった服装がボディラインをさらに強調してくる、胸元や側面には切れ込みが入っていてそこから柔肌がより一層黒の生えるそのコーディネートに一瞬言葉を失いそうになる、というか失ったね。

 

「な、何だい…… おかしかったか?」

「いや、似合いすぎていて何て言ったら良いのやら……」

「その…… ○○もその…… 似合ってるぞ///」

 

そんなこと言われたらこっちも赤くなってしまう、早いとこお酒でごまかしたい程に恥ずかしい。

 

「とりあえず座ろうか」

「……うん」

 

 

~◆~

 

「なあ○○、これはどうやって食べるんだ?」

「これはこうやって食べるんだ」

 

俺は手本を見せながら食べる。

 

「ぬ…… こ、こうか?」

「あ、違うよココをこうやって……」

「中々難しいな……」

 

勇儀姉さんの奮闘姿は絵になるなぁ。

 

「中々なお酒だな」

「それは良かった、ところで角は消せているのかい?」

「あたしを誰だと思ってるんだい? 一応四天王の一人なんだから消すことなんて造作も無いよ」

 

勇儀姉さんの目は勇ましいほどに輝いていた。

 

「しかし外界の夜景ってのは騒がしいもんだね」

「そうだね、あっち《旧地獄》よりかは騒がしい」

「でも……」

「偶には良い……でしょ?」

「お祭りみたいでねぇ」

 

勇儀姉さんとの食事も終わってしまった、早いような永いような…… 

 

「また連れて行ってくれるかい?」

「……ああ」

「今度は外界の居酒屋でね♪」

「……堅っ苦しかったかな?」

「ちょいとね」

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

勇儀の自宅にて……

 

「今日はありがとね○○」

「こちらこそ」

「というわけだお返ししてやるよ」

「え?」

 

勇儀姉さんの剛腕が○○の首根っこを掴み引き倒す。

 

「フフン、ひ・ざ・ま・く・ら♪」

「な!? ちょっt」

「ねんねんころりよ♪ ○○」

 

今日の勝負も引き分けか…… と思う○○であった。

 

 

 

続く?

 

 

 




どうも皆さん、何していますか? 花粉症の気が出てきた作者の黒岑です。
私にとって勇儀さんは姉御と呼びたいキャラランキング一位のキャラです。
え? 2位や3位はって? 後々登場します。
最近投稿ペースが乱れまくりな事はご了承ください。
……挿絵担当が欲しいと思う今日この頃。
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