東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意

・ちびはちょこっと出てきます
・作者
・THE不定期

以上が嫌いな方は時を飛ばしてください。


慧音ともっと!

寺子屋にて……

 

「慧音先生ここ分かんない~」

「ここはな…… ここをこうして3引けばいいんだぞ」

「ありがとー先生」

 

慧音先生の授業、聞いてて惚れ惚れするなぁ……

 

「おっと、ここの問題はもう少しひねっておくか…… ん? ここは少し簡単にして曖昧な答えを減点するようにするかな……」

 

そういえば俺も学校の先生に憧れたなぁ、今は元気かなぁ先生。

 

「あ、この辺は配点を高くしといて…… っと! もうこんな時間か、運動の時間だったかな」

 

俺はテストの作成を仕上げて急いでジャージを着る。

 

「お! 終わったようだな、どうだ今度のテストは?」

「ん~、中々な出来だよ」

「○○のテストは評判いいからな、難しすぎず少し頭を使うから皆楽しいって言ってるぞ」

「はは……」

「どうした?」

 

慧音が心配そうにこちらを見てくる。

 

「いや、テストって楽しいもんだって言われるとちょっとね……」

「そんなこと無い、外の世界の教育論は分からないが何事も元気に向かうという姿勢を作れるお前は私には羨ましいよ」

「?」

「いや、それが私の目指している教育論だからな」

「慧音……」

「……すまないな話を長くしてしまって、その…… そ、その格好じゃ寒いだろう?」

「……! あ、ああ」

 

慧音は俺の体に向かって指を向ける、そう言えば上は着てなかったな。

 

「せんせぇまだ~?」

「ああ、今行く。 今日は何をしたい?」

「ドッチボール!」

「よし、皆にも聞いてみような」

「慧音も着替えたら来てくれ、それまで準備運動でもさせておくよ」

「ああ」

 

俺は呼びに来た生徒を連れて屋外に行く。

 

「さあ、皆行くぞ! 1、2,3,4!」

「ごーろくしちはち!」

「すまないな待たせてしまって」

「おそーい!」

「ごめんな」

 

とりあえず慧音先生も準備運動をする。

 

「さてドッチボールか」

「皆、顔に当てちゃだめだぞー!」

「は~い」

 

皆元気に返事する、いい子に育っているな。

 

「○○先生はこっちね」

「お?」

「じゃあ慧音先生はこっちね」

「あ、ああ」

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

「「「さよなら! ○○先生、慧音先生」」」

「さよなら、また明日も元気にな!」

「道に気を付けるんだぞ、より道もするんじゃないぞ~!」

 

慧音と俺も家に戻る。

 

「やはり○○はすごいな」

「?」

「明日も頼むぞ○○」

「ああ」

 

慧音と俺は二人で食卓を囲む。

 

「そろそろ子どもが欲しいな……」

「慧音、本気か?」

「そろそろ私たちもそういう関係になっても良いと思うんだが○○はどう思っているんだ?」

「……」

 

俺は応えに迷う、この応えによって関係が一気に変わるだろう。

 

「どう思ってるんだ?」

「……」

 

俺は考えてるうちにあることに気が付いた、もっと早く気づけば良かったと思ってしまうほど単純な応えであり答えである。

 

「……まだ結婚もしていないだろ?」

「……っ! そう言えばそうだったな」

 

俺と慧音は苦笑いする、本っ当に単純な応えだったよ……

 

 

 

~END~

 

 

 

おまけ

 

 

「ほらちび、プレゼントだ」

 

「お? なにこれ~?」

 

「ジャージだ」

 

「ジャージー?」

 

「牛乳じゃないぞ……」

 

「お、慧音が作ったのか」

 

「ああ、ちょっとな」

 

「これで三人で運動できるな」

 

「おうよ!」

 

「どっから覚えたんだその言葉……」

 

 

END




慧音のターンです、ぶっちゃけ慧音みたいな先生だったらいいなぁって思います。
評価と感想待ってます★
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