◆橙が子供っぽい!?
◆主人公が!?
◆作者と超不定期更新ッ!
以上の事が苦手な方はブラウザバックですよこいつはぁ~
昼時の人間の里……
「いらっしゃい! 今日は
俺は人里で魚屋を営んでいるごく普通の人間だ、とはいえ人間以外との種族とも関わりはあるけどね。
「お兄さんこんにちは!」
「ん、元気な返事だな! こんにちは、お嬢さん」
緑の帽子をかぶっており春モノだろうかパステルピンクのワンピースが春風に吹かれひらひらと舞うのが何とも言えないくらいに可愛い女の子が目の前で元気に挨拶をしてきた。
「今日は何かな?」
「お兄さん覚えてる?」
「?」
女の子はそう言うと帽子を取り耳を出す、次に可愛らしい二つの尻尾をぴょこっと出す。
「……もしかして
「当たり! 久しぶりだねお兄さん!」
そう言いながら橙は○○に抱きつく。
「こんなに大きくなって…… そういえばあの時以来か……」
◆~◆~◆
6年前~
親父の魚屋にて
「はぁ…… しかし親父おっせえなぁ、どこで油売ってんだ?」
当時やさぐれてはいなかったがまあ反抗期みたいなものだな。
「そ、そこの人間!」
小っちゃくて猫耳の生えていて尻尾が二つ生えている女の子が怒鳴ってきた。
「ん? 何だい、がきんちょ」
「がきんちょじゃないもん! 橙って名前があるもん!」
「ふ~ん、でその尻尾からして妖怪か何かか?」
「妖怪というよりは式神だもん!」
「そう怒鳴んな、まあ俺の知ったこっちゃないけどな」
「ふ~~‼」
「で、何にするんだい?」
「ふぇ?」
「ふぇ?じゃねぇよ、何の為に俺に話しかけたんだ?」
「あ! 魚を買いに来たんだった!」
「……で、何の魚にするんだい? 自慢じゃあねえが川魚やそこらじゃあ獲れない海の幸まであるぜ」
「え~と……?」
「ん? 橙ちゃん、メモがあるなら見せな」
「い、いや大丈夫……です……」
「いやいや大丈ばねぇよ、ほら見せてみな」
俺は橙とやらの式神からメモを取る。
「あう……」
「ん~と、
「そうなの! いわなとにじますが欲しかったの!」
「そいつは良いけどお金はあるのかい?」
「ちゃんとここに…… にゃい⁉」
よく見ると橙の財布は破けていた。
「……気の毒だがぁそれじゃなぁ……」
「グスッ…… イッグ…… ぶぃぃぃいいいいい‼」
橙という少女はその場にへたり込んで泣いてしまった。
「お、おい? なにも店の前で泣くこたぁねぇだろ⁉」
「うにゃぁああああああああああああっ‼」
「ッ!……」
「ごめんなしゃぃいいい! 藍しゃまぁああああ‼」
「わかったッ! わかったから泣くのを止めてくれ!」
「……ふにゃ?」
「お金はいいよ…… 俺が負担しとくからよ」
「で、でも……」
「でもじゃねぇだろ、じゃねえと往復すんの大変だろ?」
「……」
「ほら、持って帰りな、後ちょっと財布貸せ」
俺は魚の入った袋を女の子に渡し財布を取る。
「ここをこうして……っと、コレでどうだ?」
俺は財布の破れた穴を縫い合わせる。
「わあ! ありがとう人間!」
「まあ裁縫は得意じゃねぇからよ…… 家帰ったら直してもらいな…… 後、俺にも一応○○って名前があんだよ」
「○○?」
「そうだ」
「呼びにくいからお兄さんでいい?」
「……まあいいよ(ガキの考える事だ、すぐ忘れんだろ)」
「ありがとう! お兄さん!」
「おうよ、寄り道すんじゃねぇぞー!」
◆~◆~◆
あれから色々あったが出会いはそれくらいからだろう。
「あの時のね、恩返しをしたいの」
「恩返しと言われてもあの時は俺の判断で……」
「それじゃあ駄目なの! 橙ももう大きくなったの、だから恩を返したいの」
橙はずいずいと迫り意思を伝える。
「……わかったよ、じゃあお店の方を手伝ってくれるかい?」
「うん!」
頷き方は昔と同じで無邪気で可愛らしい。
◆~◆~◆
「いらっしゃいませ!」
ん、声も積極的だな。
「あら、可愛いお嬢ちゃんだこと、虹鱒を4尾頂ける?」
「はい! 全部で1120円になります」」
「じゃあ……ちょっと大きいけど五千円からで大丈夫?」
「はい、五千円からですね」
橙は主婦から五千円札をもらう。
「…………?」
「橙、3880円のお釣りだよ……」
ひっそりと橙に答えを教える。
「はい、3880円のお釣りです!」
「あら、ありがとうこれからも頑張ってね」
「はい、ありがとうございます‼」
「……算出の練習が必要だね」
「うぅ……」
◆~◆
「さて、店じまいだ」
「あの…… お役に立ちましたか?」
上目づかいで聞いてくる橙。
「ああ、ありがとう、お客にも好印象だったよ」
「よかった……」
その笑顔は春の陽気みたく華やかだった。
「ところでお兄さん……」
「ん、何だい?」
「お兄さんは……さ、橙の事どう思ってるの?」
橙は顔を俯かせながら○○に問う。
「どうって…… 無邪気で可愛らしい橙って思ってるけど?」
「違うのッ…… その……い、異性的に見てどう思ってるかって……」
「……」
「橙はね…… お兄t……○○の事がね好きなの」
「ッ⁉……」
俺は思わず黙ってしまう。
「最初にね……会った時の○○はね無理をしてなかったの」
「……」
「でもね、それから会う度に無理してるように見えて……」
橙の頬から滴が伝っていき徐々に震えていく。
「橙」
「にゃっ⁉」
俺は本能に身を任せ橙を抱き寄せる。
「俺もな…… 怖かった、君と会う時に何度も何度も考えたんだ…… もしも恋心を抱いているならどうすればいいだろうとよ……」
「そ、それって・・・」
「もう答えは決まった、付き合ってくれ…… 橙」
言ってやった、6年も続いた心のつっかえを取り除いたんだ。
「……グスッ」
「へ⁉」
「うにゃぁあああああ!」
泣きやがった。
「ちょっ、ちょっとまて⁉ なにも泣くこたぁねえだろ⁉」
「グスッ……嬉しかったんだもん……○○から言ってくれるなんて」
「……
「また子供って言ったな! 橙はもう立派な女なのよ!」
「立派な女って言ってる奴ぁ大体がガキンチョなんだよ」
「むぅ……」
橙は不服そうに頬を膨らませる。
「とりあえず飯食ってくか? 魚づくしになるけどよ」
「しょうがないわね、それで手を打つわ」
「どの口が言うんだ?」
とにかくこれが俺と橙が付き合うことになった話だ。
続く?
◆オマケ◆
「紫様、最近橙の様子がおかしいのですが」
「……好きな子でも出来たんでしょ?」
「……どこのどいつですか?」
「し、知らないわよ」
「許せんッ……橙をたぶらかす、橙を弄ぶ
◆~◆
「へっくしッ!」
「○○大丈夫、風邪?」
「いや、何か寒気がな……」
「そういえば今度藍様にも会わせなきゃ!」
「うッ⁉ あ、頭が……」
「だ、大丈夫⁉」
◆END◆
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないスタートおめでとうございます!(関係ないけど作者が好きだからね)
……はい、今回は橙です、主人公の口調は自分では結構気に入っています。
次回は何だろうね? 評価やお気に入り登録もお願いします、モチベがね……すっごい上がります、見ていただけるだけでも上がっていきますよ! それでは!!