東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意

・ロリ見ゆ
・作者
・永遠の不定期更新

以上の事が苦手な方は……ラウザバック!


着着紅幼のお嬢様(キキコウヨウノオゼウサマ)

紅魔館……それは危険度・高と言う肩書きに後押しするように様々な住人が住んでいる館。

この館には屈強な門番、時を操る従者、大図書館の魔女とその秘書、悪魔の妹……これだけ聞いても危険度・高で済むのかと思う。

そしてそんな紅魔館を仕切る悪魔…… 『レミリア・スカーレット』だ。

 

そんな彼女は品行方正で……

 

「咲夜ー! この服を着たいんだけどー!」

「え……と、その服はお嬢様には合わないかと……」

「なによ、似合わないっていうの?」

「い、いえ…… ですがちょっと……」

「そんなに言うならこの服を私に合うように仕立て直しなさい!」

「……はい」

 

……品行方正でとても美しい(可愛らしい)女性(子供)だ。

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

「ようこそいらっしゃいました、○○様」

「ハハ…… 今日もぴっしりとしているね咲夜さん」

 

彼女の洋服はいつもと全く同じ着こなしで着崩れ一つない。

 

「お誘いと言うより褒め言葉として受け取らせてもらいます」

「厳しいジョークだね……」

「お嬢様と会う前に館の皆さんに挨拶を貰いたいのですが宜しいでしょうか?」

「そうだね、久々だし」

「感謝します」

 

咲夜さんに連れられ○○は大図書館に案内される。

 

「こんにちはパチェリーさん、小悪魔ちゃん」

「あら……また珍しいお客人ね」

「お久しぶりですね○○さん!」

「相変わらずだね……」

 

次に厨房

 

「お久しぶり◆◆料理長」

「…………」

 

◆◆は無言で出来たばかりのケーキを○○と咲夜に差し出す。

 

「……甘さ控えめだね、どうしたの?」

「あらホント」

「…………」

 

このリアクションを狙ったかのように頬が少し上がっていた。

 

「流石ですね、ウチの料理長」

「?」

「今回は満月、紅茶が最も引き立つお茶会にしたいから控えめにしたのね」

「ご明察ですメイド長……」

「ほえ~……」

 

唖然とするしかないよねそりゃあ……

 

「○○…… こいつを持って行け……」

「ん……ケーキ?」

「『彼女』に…… 機嫌が良くなる」

「……?」

 

道中・・・

 

「そういえば美鈴に挨拶して無いような……」

「美鈴は『休憩中』ですわ……」

「それなら尚更行った方が……」

「『休憩中』ですわ?」

 

ただならぬ殺気を感じるのはなぜだろうね?

 

地下室……

 

「こんにちは……っと、今回はいつに増しても狂気的だね……」

「コンニチハ○○、ゲンキ?」

「うん…… 気が滅入りそうだよ」

 

彼女の部屋を見れば荒れ具合が良く分かる。

 

「あのさフランちゃん、さっき◆◆からコレを……」

 

そう言ってフランちゃんにケーキを渡す。

 

「わあ! ケーキだ♪」

「それで機嫌直してだって」

「うん、ありがとう!」

 

正直、四肢捥がれるんじゃないのかと思ったね。

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

「それではそろそろ……」

「そうだね」

 

お嬢様の部屋の前に咲夜さんが立つ。

 

「失礼しますお嬢様、お連れしました」

「わーッ! ちょっとスト……!」

 

遅かった、○○の目に映るは可愛いネグリジェ姿のレミリアだった。

 

「あー…… なんだ……その…… ウ、ウワーメニゴミガー」

「殺すッッ!!」

 

レミリアが即座に目つぶしを放つ。

 

「ちょっあ!? な、何をそんなに怒ってらっしゃる!?」

 

俺は即座に反応して受け止める、だがそこは吸血鬼……パゥワがすげぇW

 

「お前のその三文芝居な優しさが憎い!」

「結構な自信だったのに!?」

「大体咲夜も! 一時間ぐらいに来てって言ったのに!」

「5分前行動は大切ですわ?」

「ワザとだろう! 絶対ワザとだろ!?」

 

レミリアの猛攻を容易く避ける。

 

「すみませんお嬢様、お嬢様が着替えているだろうと思い……見図らっておりました」

「おりましたじゃねぇよ! 余計にタチが悪いわ!」

 

 

~◆~◆~◆~

 

 

「さあ、パーティを始めましょう」

 

レミリアの合図で空のティーカップに紅茶が注がれる、恐らく時を止めたのだろう。

 

「ん、この紅茶も一級品ね」

「そうよ、今回は私の結婚相手がいるからね」

「ケーキも中々ですよ咲夜さん!」

「良かったわね美鈴」

 

皆楽しそうに飲む、危険度・高とは誰も思えない。

 

「さあ○○首を出して?」

「何を……」

「誓いのキスみたいなものよ」

 

俺は言われるがままに首筋を向ける。

 

「……はむっ」

「痛っ……」

 

血吸われるって……始めは痛いけどその次に生暖かい感触、彼女が舌で味わいながら吸う音、自分の脈が鼓動を奏でる……それ以外は声どころか食器のこすれる音もしなかった。

その時間は永久だろうか? 現実ではほんの数分だろう、でも何百年、何千年と続いた気がした。

 

「……○○」

「……何ですか?」

 

レミリアが静かに話してくる。

 

「私の王子様になってくれる?」

「そりゃあ勿論」

 

俺はレミリアの首筋を甘噛みする、そりゃあ俺は吸血鬼じゃあ無い、でもこれはキスのようなものだろう? なら互いにやらないとな。

 

「……貴方って結構ロマンチックなのね」

「……そりゃあ男だしね」

 

俺は優しく、さも当然のごとく応える。

 

「ところで、そろそろ意識が……」

「え!?」

 

俺の視界がぼやけてくる、貧血だろうか?

 

「3分ですわ、そろそろお止めになった方が……」

「何でそれを早く言わないの!?」

 

 

もしこれが運命なら、俺は貫くべきだろうか? 彼女との愛を……

 

 

 

 

 

◆オマケ◆

 

 

「ねえ○○、これはどう?」

 

「ちょっとそれは胸の露出が目立つような……」

 

「そうですよ、お嬢様にはこれがお似合いかと……」

 

咲夜さんが時を止め着替えさせる。

 

「な、何だこれ!?」

 

「体操服にブルマ、そして紅いランドセルですわ」

 

「子供みたいじゃないか!? 私はもう500歳だぞ!」

 

「あら、お似合いですよ?」

 

「似合ってるな、特にゼッケンの『れみりあ』が可愛いじゃないか!」

 

「お前らグルだろ!!」




レミリアオールと言うよりか紅魔勢のSSになりました。
ちっこいレミリアも好きだけどナイスバディなレミリアも悪くないと思うんだけどどう?

はい、やや寝不足な作者・黒岑竜一からでした。

次回、第一章最終話です! ……とは言っても平常運転かな?

※第二章からは読者主人公系のほかにオリ主物語系を突っ込んでいきます。
「あれ?いつものと違う!?」と思っても一応『東方書館シリーズ』作品として投稿していきますのでご容赦ください。(前にもそんな話があったけどね)
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