東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意

・影狼さんがぶっ壊れ
・作者
・神も慄く不定期更新
・第一章最終話なのに平常運行

以上の事が苦手な方はブラウザバックでお願いします。


最高に満月な影狼さん(サイコウニフルムーンナカゲロウサン)

人里にて……

 

「ねえ大丈夫?」

「ああ……何とか」

 

月の映る湖に現れる妖怪が一匹、今泉影狼(イマイズミカゲロウ)だ。

 

「ごめんねこんな夜遅くに呼び出しちゃって……」

「いや、影狼の頼みなら何時でも聞くさ」

「頼もしいわね///」

 

彼女とはちょっとしたトラブルから知り合った仲だ。

 

「しかし夜にデートだなんて……」

「ちょっ!? デートなんて言わないでよ! これは散歩です!」

「手紙にそう書いてあったんだけどな」

「と、とにかく行くわよ!」

 

ちょっと回想を挟もう。

 

~◆~

 

「おい、嬢ちゃん! 俺らとイイことしないかい?」

 

「すいません急いでるんです……」

 

どこぞの無法者が影狼の胸ぐらをつかむ。

 

「俺たちの誘いを断る気か? こっちには先生がいるんだぞ……っていねぇ!?」

 

「……言いたいことはそれだけですか?」

 

「な、なあ……ちょっと待て、人違いだったn ダビャアッ!」

 

影狼の上段蹴りがクリーンヒットする。

 

「ん……強いねぇ。嬢ちゃん、妖怪か?」

 

「誰ですか?」

 

「誰って言われてもこいつらから『先生』と呼ばれている奴だよ。しかしこの団子美味いなぁ……」

 

「……」

 

「そんな身構えなくてもいいよ、刀を抜く気はさらさら無いからねぇ」

 

「……貴方、私と付き合って!」

 

「……へ!?」

 

 

~◆~

 

 

「あの時はいきなり何を言い出すかと思ったら……」

「しょうがないのよ私の家計は代々強い人と結婚するって決まっているんですもの」

「誰が決めたんだよそんな設定」

「私が決めたー今決めた!」

 

こんなキャラだったけなぁ……

 

「よし尺も短くなってきたし、キスしよっか♪」

「まてまてまて! しよっか♪じゃあねぇよ!」

「良いじゃない紅魔の誰かさんもやっていたことだし!」

「ちょっと待て!?」

 

影狼のキスを避ける。

 

「……なんで避けるの?」

「そこを疑問に思うな…… 大体無理やりのキスってのは閻魔に裁かれるぞ?」

「でも、無理矢理奪うファーストキスもいいと思うの!」

「良くねぇよ!? ちょっ!? 力強ッ!」

 

影狼の抱きつきを防ごうとするが想像以上に力が強い。

 

「こ、こんなに力強かったか?」

 

影狼は妖怪ではあるが女であるために力はこちらの方が強いはず。

 

「うふふっ、今日は『満月』よ♪」

「……あ!!」

 

思い出した、今日は『満月』か……って事は対処法は……

 

「さて、もう終わりのようね❤ 大丈夫です、先っぽだけ、先っぽだけですからぁあああああッ!!!」

「よっと!」

「ふえ? なっ!?」

 

影狼の体を紐で縛る、決してSMプレイではないよ。

 

「な!? こ、これは!?」

「……武芸百般、縛法だ」

「こんな時のために覚えといてよかったよ」

 

影狼が渾身の力でもがくも千切れない。

 

「むぅ! 私が何をしたっていうのよぉおおおお!!」

「とりあえず朝になるまでいてやるからコレで我慢しろ」

「えっ!?」

 

縄で縛った影狼に優しくキスをする。

 

「さ、寝るか」

「ファーストキスが……」

「諦めろ」

 

 

その後の話だが○○が寝た後、影狼の縛っていた縄が切れました、縄は香霖堂製だったそうです。

 




最終話ですね、これからも続きますがとりあえず第一章は終わりです。
影狼様ですね、可愛いです。
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