東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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※注意※

・幽々子さんが可愛い
・帰ってきた作者
・西行寺が可愛い
・帰ってきた不定期更新
・ゆゆ様がとにかく可愛い



幽々子と外界へ行こう

 某月某日、蝉が囁く白玉楼にて……

「外ってどんなとこかしらねぇ、妖夢」

「行きたいと申しますか幽々子様?」

「えへへ~」

 笑ってごまかそうとする幽々子。

「……○○さんの所ですね?」

「あら、どうしてそう言いきれるのかしら?」

「○○さんがよくお土産話に持ってくるものですから……」

「妖夢にしてはよく観察してるのね」

「馬鹿にしないでください……」

 妖夢は笑っている幽々子を叱りつつ、お茶を入れる。

「外の件は良いと思います」

「あら……」

「ただし、○○さんや外で問題を起こさないでくださいよ」

「は~い♪」

 

 

     ◆

 

 

 同月某日、アスファルトの目立つ熱帯地にて……

「○○~!」

「お…… って幽々子!?」

 幽々子の服装は薄着より薄着と言えるほどの服装、だがそれが彼女の妖艶な体をより一層美しく見せてくる。

「幽々子、その格好は……」

外の世界(こっちの世界)幻想郷(私の世界)より熱いからね、ちょっと買い物してきたのよ」

 どうみてもしま〇らや、ユ〇クロですら売ってなさそうな服だな……

「……」

「そんなに見ても何も出ないわよ?」

 出なくてもいいから見てしまいたくなる…… いや、むしろ出してしまいたくなるな。

「今日はこの大きくて、不格好な塔を見に行くの?」

「ああ、中々幽々子も外界(こっち)に来れないからね…… それ以外もあるからゆっくりと回ろうか」

「楽しみね♪」

 

 

     ◆

 

 

 ~昼食~

「幽々子さん、これがお昼?」

「違うわ、お・や・つ♪」

 天丼、ステーキ、らぁめん、おまけにパフェときた。確かに種類の多いレストランが幽々子にウケると思ったが…… 流石にここまでウケると、計算外と納得してしまうほどの量だ。

「これ一人で食べるのか?」

「あら? いつもこれくらいよ」

 白玉楼と外界のギャップはいつ見ても大きいものだ。

 ~東〇スカイ〇リー~

「高いわねぇ~」

「ここまで高いのは幽々子も初めてか?」

「そうね…… あ、見て! あそこに美味しそうなお店があるわ♪」

「……」

 大丈夫かな、俺の財布……

 ~千葉の幻想郷~

「流石に並ぶわね……」

「ここはもうちょっと早めに来るとよかったかな?」

「そうね、お土産だけ買って帰りましょうか……」

「そうだな……」

 ポップコーンは幽々子の希望で全味コンプリートされました。

 

 

     ◆

 

 

 ~夜のお食事~

「ふぁおうふぁふぁふぉひふぁっふぁふぇ!」

「はぁ…… 『今日は楽しかったね』と言いたいんだろ?」

 幽々子は頬張ったまま頷く。

「食べながら話すのは行儀が悪いぞ」

「ゴクン…… 妖夢にも言われたわ」

「だったら尚更直そうな」

「……」

 幽々子は頬を膨らませている、ワガママプリンセスとはこのことだろう。

「俺も楽しかったよ、今度はどこに行こうか?」

「そうね白い建物……とか?」

「おいおい、幽霊だろ?」

「貴方となら行く価値があると思うの」

 幽々子はイタズラな笑みを浮かべ○○に応える。

「妖夢にも聞いておかないとな……」

「あら、堅実ね?」

「正当と言ってくれ」

 これからの事は考えないようにしよう……

「決断の早い人は好感度高いわよ?」

「石橋を叩かず渡る趣味は無いな」

 時間はある、それにまだ少し怖いからね……

「じゃあ、待ってるわ?」

「次の機会だな」

「あ、すいませーん! コレとコレとソレを三つずつね♪」

「あ! はい分かりましたッス!」

「……」

 俺は財布の中身を見ながら心の中でこう思った。

 当分先だな、コレ……

 

 

     ――了――




気づけばもう一周年ですよ!
そんなことはスルーされるので今回はちょっと可愛く食いしん坊な幽々子さんです。
気が付けば作者もらぁめん三昧とは面妖な……
コミケも近し! 皆さんガンヴぁってくださいね!
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