・少しだけ入る格闘シーン
・某高グラフィックゲームの二次創作
・作者
以上の事が嫌いな人はバックを推奨します。
紅魔館…… カリスマを持った主を失い無法地帯になってしまった館の名前である。
その館を掃除しようとひとりの従者が立ち上がる。
「この館もずいぶんと汚れてしまったわね……」
……HOUSEKEEPER・ScarletNight.
エピソード1・Standup Revenger
紅魔館・周辺
『聞こえる? 咲夜』
「はい、パチュリー様」
無線越しに答える咲夜。
『貴方には紅魔館奪還作戦、格好良く言えば作戦ネームCHARISMAREVIVE(カリスマ復活)に参加して貰うわ』
「はい」
『この作戦にはレミィ復活のために紅魔館内の暴徒を処理し無くてはいけない』
「……」
不安そうに自身を見つめる咲夜。
『どうしたの?』
「スーツが少しきつくて……」
『慣れなさい』
無線越しでもわかるほどすっぱりとした言葉だ。
『とりあえずは紅魔館の門にいる警備兵三人を排除してね』
「……はい」
咲夜は所定の位置に着く。
『3、2、1…… GO!』
「……!」
咲夜はまず左の一人に狙いをつける。
「な!? 敵dッゴブッ!」
敵の顎に鋭い右の蹴りを入れ、
「グウッ!?」
左もものホルスターからナイフを出し一番遠い右の敵の左肩に投げ、
「……」
「んな!? 柔らかな二のうd」
「……!」
「グェッ!」
右の腕で頭を押さえ右にひねる、少しひねり過ぎたかな…… 以上がテイクダウンに用いた技である。
「片付きました」
『……わずか5秒足らずとはね』
「恐れ入ります……」
無線越しでもお辞儀をする。
『調べてみたけど、どうやら門には警報がついているようよ』
「ではどうすれば?」
『そうだ、言い忘れてたけどそのスーツは河童の作ったスーツよ』
「はい……」
『役に立つアイテムがくっついているわ』
「その様で」
彼女は自分の体をみてみる。
『貴方の左手の甲を見なさい』
「?」
咲夜は言われて自分の左手の甲を見る。
『その甲にはグラップリング機能がついていて半径50mまでは届くように作られているらしいわ』
「……」
咲夜は左手の甲を壁に向けフックワイヤーを射出し引っ掛ける。
『後は少し引けば自動的に巻いてくれるわ』
咲夜は左腕を引っぱり上ってゆく。
「便利ねぇ」
咲夜は壁の上にしゃがみ辺りを見渡す。
『何人いる?』
「……城壁から右側はわかりませんが、左側面前2、奥1。 さらに庭に3、門には左右1、窓からロビーを見る限り左階段途中に2、右も見える限り上階に1、二階のテラスにはいません、各小部屋に関してはわかりませんが恐らくいないでしょう」
『見てわかることは?』
「戦術らしいものは無く、警備兵もまばらで銃の持ち方からして素人か射撃訓練を少し受けている程度かと、全体から見て計画性の無い警備体制ですので恐らく指導者または警備リーダーは素人か対人格闘を少々嗜んでる程度の人間と予測します」
『……簡単に言うと?』
「骨は折れないかと」
無線越しににっこり笑う。
『とりあえず中に侵入して情報を得なさい、それからそちらに兵を送るわ』
「問題ないですよ」
『?』
「全部掃除しますから」
『……気長に待つわ』
あきれた様子で言い無線を切るパチュリー。
これは、一人のメイド長が挑むカリスマ無き最初で最後の紅い夜のお話。
「さて、お掃除の時間ね」
ナイフを持ち、黒い仮面つけマントをなびかせ小さく微笑むメイド。
NEXT,episode?
今回は私の好きなゲーム同士を合わせて作った作品です。
一応続きのシナリオはあります、コメントに投稿してほしいと書いてくれれば書くかもしれません。(行き詰ったら使うけどね)