東方書館・うつり猫   作:黒岑竜一

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注意
・作者
・バトルシーン少々
・コラボネタ


UA1000人突破記念・白金の拳、幻想に立つ(東方×ジョジョ)

ここは何処だ? 何故ここにいる? 確か日本に居たはずだが……

 

「見なくても判るが辺り一面森だな……」

 

地図も無い、食料も無い。

 

「荷物は双眼鏡と着ている懐かしい学ランだけか……」

 

それだけあれば十分だろう……

 

「星の白金(スタープラチナ)!」

 

これ程までに幽波紋(スタンド)が出てきて安心する事は中々無いだろう。

 

俺は星の白金に双眼鏡を持たせる。

 

「人のいる場所はそう遠くは無い様だな」

 

 

学生移動中……

 

「よお、あんちゃん見ねえ顔だな」

「あら、あの人格好いいわ!」

「背ぇ高えな……」

 

「はあ・・・」

 

ため息をつくほどに話の通じないことだ……

 

「なんだ? 外来人か?」

「?」

 

声の主をたどるとそこには髪が長く、青いやや西洋風のドレスを着た女性が立っていた。

 

「あんたは?」

「失礼した、私は上白沢慧音というもので、そこの寺子屋で教師をしている」

「教師か……」

 

……教師には見えないな。

 

「君は?」

「空条承太郎だ」

「言いにくい名前だな」

 

そう言われたのは初めてだ。

 

「承太郎は何しにここへ来たんだ?」

「解れば苦労しないんだが……」

「迷ったということだな」

「……そっちの方が正しいな」

 

確かにここでは迷ったと言った方がいいのかもしれない。

 

「じゃあ家に……」

「妖怪だ!」

 

慧音が言いかけた所に妖怪が現れる。

 

「本当に妖怪はいたのか……」

「承太郎! 何を惚けているんだ、逃げるぞ!」

 

慧音は俺の袖を引っ張る。

 

「ウシャアアア!」

「承太郎!」

「下がってくれ」

「え!?」

 

俺は慧音を下がらせる。

 

「吸血鬼も妖怪の一種とは聞いたことがあるが、コイツも不老不死か?」

「コイツは不老不死じゃ無くても勝てる相手では無い!」

 

不老不死じゃあないなら問題無いな、死なない程度に殴れる、不老不死なら厄介だ。

 

「スタープラチナ!」

『オラァ!』

 

スタープラチナの拳が妖怪の右頬にヒットする。

 

「ガォア!?」

「な、何が起きたんだ!?」

 

どうやら幽波紋は見えていないようだ。

 

「グァッ!!」

 

妖怪は懲りずに攻撃を仕掛けてくる。

 

「やれやれ、お痛が過ぎるぜ……」

『オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!』

「グァバブッ!?」

 

スタープラチナの乱打がもろに入る。

 

「ぶっ飛びな!」

『オラァッ!』

「ギャバァァァ!」

 

あの飛びようからして鈍ってはないようだな。

妖怪はのそのそと帰っていく。

 

「承太郎! あれは何なんだ!?」

「何って言われてもな……」

 

実際に見えない幽波紋を説明しろってのは無茶な話だ。

 

「……あれは幽波紋という能力っていうか何というか」

「すたんど?」

 

慧音は目を丸くしていた。

 

「……超能力みたいなものだ」

「そうか、それなら自慢じゃ無いが私も使えるぞ!」

「何!? 名前は!」

 

彼女も幽波紋使いか? しかし俺の幽波紋は見えなかったはずだ……

 

「名前っていうか…… 歴史を食べる程度の能力だ」

 

とんでもない能力だった。

 

「私も半妖の身でな」

「半妖?」

「半分人間で半分妖怪って所だな」

 

世の中は広いな、今度論文にでも書こうか……

 

「まあ立ち話も何だから家に来ると良い」

「……すまないな、恩に着る」

「それはお互い様だろう?」

 

後に承太郎が幻想郷を揺るがす大異変を解決する事になるとはこの時まだ知るよしも無かった。

 

 

END?




UA1000突破です!
こんなSSを見て下さって有難う御座います!
これからも書いていきますので応援してくれよな☆
……この話には一応続きがあります。
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