マイナーかもしれないキャラでるよ!
16話どうぞ!
3人でバナナパイを食べ終わり、パスカルに何故俺を家に呼んだのかを問う
「そういやパスカルはなんの用があって俺を呼んだんだ?」
「おお!忘れてたよ、実は見てほしい物があってね~」
そういうと慌てて研究室まで戻り、1つの『仮面』を持ってきた
「なにこれ⋯」
「お姉ちゃんと遺跡に行ったときに見つけたんだけどね、調べても素材も
解んないし、何時の時代の物かも解らないんだ⋯」
そういい『仮面』を俺に渡してくる
「ワルトモ何か解らないかなと思ってさ、調べるのを手伝ってほしくて⋯」
「じゃあ、調べてっ!?!!?」
毒島が『仮面』に手が触れた瞬間、まるで共鳴するかの様に輝き始める⋯
やがて輝きが消えていき目をあけると⋯
「なんだ⋯⋯ここ⋯」
明らかにパスカル家ではない⋯頭上には赤く燃え盛る太陽がり、周囲は炎の
サークルにより囲まれている
「パスカルもフーリエもいない⋯いったいここは⋯」
『ホウ⋯トツゼンノジョウキョウデソノオチツキヨウ⋯⋯
ナカナカキモガスワッテイルナ⋯⋯』
「誰だ!?」
自分しかいないのかと思っているさなか、突如上から声をかけられた⋯
先程までは誰もいなかったというのにそこには⋯
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯え?」
黄金の鎧を身に纏い⋯その手には太陽の様な輝きをする双刃が握られている⋯
その姿は⋯
『サテ⋯マズハキサマガ⋯ワタシノツカイテニフサワシイカ⋯⋯』
「いやいや⋯ちょっと待て⋯⋯」
『コノワタシ⋯太陽王ガ⋯ジキジキ二アイテヲシヨウ!!!』
「なんでアドルメアがここにいんだよ!?」
白騎士物語のボス⋯『太陽王アドルメア』その者であった⋯
side:毒島
なんでだ⋯なんでコイツがいるんだよ⋯テイルズの世界だよな?
『騎士のアーク』なんて物は無いはずだ⋯俺というイレギュラーのせいなのか?
それとも俺を転生させた神か?
まあいいだろう⋯いや良くはないんだけど取り敢えず今の状況をどうにか
せねば⋯
それにしてもデカいな⋯それに⋯⋯⋯
『ナニヲヨケテイル⋯ソンナコトデハイッコウニカテンゾ!』
その巨体のわりに速いんだよ⋯攻撃も重い⋯デカいってだけでステータスに
なるっていうのに⋯⋯⋯
まあ⋯倒せるかどうかと聞かれると⋯⋯⋯
「余裕だろ⋯」
『ナッ!?』
俺は奴の剣撃を避けると同時に奴の剣を足場にして懐まで駆ける⋯そして⋯⋯
「先ずは一撃⋯一閃!!」
sideout
side:アドルメア
まったく⋯何故太陽王たる私がこの様な人間の相手をせねばならぬのだ⋯
『最高神』に命じられたとはいえ⋯この程度ではな⋯⋯
『儂のミスで転生させた子がおるんだけど力になってあげてほしいんじゃよ』
『え?いや、私にも仕事が⋯』
『大丈夫大丈夫⋯仕事は心配せんでよい。』
『え!?』
『じゃ、よろしく』
思い出すだけで腹が立つ⋯仕事のほうも心配だがバステトさんがいるから
大丈夫だと思う⋯
それにしてもこの人間⋯いっこうに動かんな⋯私の攻撃を全てみきっているのか⋯
人の身でよくぞそこまで鍛えたものだ⋯ならば私も本気で相手をしよう
『ナニヲヨケテイル⋯ソンナコトデハイッコウニカテンゾ!』
攻撃の速度を上げる⋯先程よりも数倍にまで上げた速度での攻撃⋯
いくら鍛えたといえこれはみきれまい⋯
そう⋯みきれないはず⋯
「余裕だろ⋯」
『ナッ!?』
驚いたな⋯まさかこの攻撃まで見切るとは⋯そのうえ⋯
私に攻撃を当てたのだからな!!!
sideout
『オドロイタナ⋯ワタシニコウゲキヲアテルトハ⋯⋯』
「なんだ、もう終わりでいいのか?」
『ソンナワケガアルカ!ワタシハマダマンゾクシテイナイ!!!』
「なら⋯満足いくまで相手してやるよ!!!」
その言葉を境に、2人は激しい剣撃を繰り広げる
アドルメアが毒島の胴体を切り裂く様に一振りする
毒島は限界まで腰を屈め避け、その姿勢のまま駆け抜ける
アドルメアの足下まで駆け抜け、膝裏まで跳躍し奥義を繰り出す
「魔神剣・極!!」
その衝撃に耐えられず、姿勢を崩す⋯毒島はアドルメアの背を駆け、
首筋に一撃を入れようとする
だが⋯
『ナメルデナイゾ⋯コゾウ!!!』
「なに!?」
アドルメアの体から灼熱の衝撃が繰り出された
毒島は魔力で作りだした障壁を瞬時に展開した⋯それでも判断が遅れ、
少なからずダメージをくらってしまった
「アッツ!流石は太陽王てか?」
『ソウカンタンニヤラセルモノカ⋯』
アドルメアは武器に炎を纏わせる⋯
『サテ⋯ココカラサキハ⋯⋯』
「第2ラウンドってとこか⋯⋯」
互いに構えをとりジリジリと攻撃のタイミングを見計らう⋯
先に動いた者はいない⋯何故ならば⋯⋯
「ハッ!!」
『フンッ!』
両者とも同時に仕掛けたからだ⋯
両者の剣撃は凄まじいものだ⋯その衝撃により、彼らの足下にはクレーターが
できあがっており、周囲の炎も激しく揺らめく⋯
アドルメアはさがると同時に術を飛ばした
『ファイヤボール!』
下級魔術の筈が、1つの奥義ではないかと思うほどの巨大なものとなり
襲い掛かる⋯
「アクアスパイク!」
対抗するように毒島も術を飛ばす⋯こちらも下級の筈なのだが、その
切れ味は恐ろしいものだ⋯いとも容易くアドルメアの術を切り裂き、
その先にいるアドルメアを切り裂いた
『ヌウ⋯』
アドルメアの動きが一瞬だけ止まった⋯毒島はここしかないと思い、全力で
駆け抜ける
それを阻止しようとアドルメアは幾つもの術を放つ⋯
爆炎により視界が遮られ、目をつぶってしまった⋯
目を開けようとしたときには⋯⋯
既に⋯毒島の技をくらった後だった――
『ワタシハ⋯⋯⋯マケタノカ⋯⋯⋯』
「ああ、勝ったのは俺だ⋯⋯」
そう宣言するとアドルメアは笑い出した
『クックッ⋯アナドッタツモリノナイシンケンデマケタノカ⋯⋯
コレナラバミトメテヨカロウ⋯⋯』
「認めるって⋯何をだよ?」
『ハジメニイッタハズダゾ?』
「あれマジなの⋯」
正直あれは本当の事とは考えていなかった毒島は、面倒事が増えるのかと
思ってしまった
『キサマヲテンセイサセタカミヲオボエテイルカ?』
「覚えてるけど⋯?」
『ワタシハソノカミノメイレイニヨリ、キサマノチカラにナレトイワレタ⋯⋯』
「マジかよ⋯」
『ハジメハダレガヤッテヤルモノカトオモッテイタガ⋯⋯
キサマナラバ⋯ワタシノチカラヲジュウブンニハッキデキル⋯⋯』
「お前はそれでいいのか?」
『ベツニヨイ⋯チョウドヨイヒマツブシガデキタトイウモノダ⋯⋯⋯』
「そうかい⋯なら、ありがたくいただくぜ⋯太陽王」
『アア⋯ワタシハツカレタ⋯⋯キサマノナカデシバシヤスムトスル⋯⋯⋯』
アドルメアは巨大な姿から、仮面の状態に戻り毒島の体へと入っていった
「うお!いきなり入るなって⋯不快感はない⋯むしろ前よりもいいな⋯」
毒島は己の肉体を確認すると、前には感じなかった感覚があった。
まるで暖かな太陽の光を浴びている様な感覚が全身を支配し、
とてもリッラクスしている⋯
「さて⋯だんだんとこの空間から離れていくのは感じられる⋯⋯」
「問題は⋯⋯⋯」
「この事⋯⋯⋯どうせつめいしようか?」