助けた子の視点から始まります。
では6話をどうぞ。
僕達は『レプリカ』だ⋯⋯⋯
最初に聞いた時は何を言っているか理解できなかった。
僕たちはこの世界の知識はもちろん、言葉すらはなせなかったのだから⋯
僕たちは全員で7人いた。それから僕達は、僕達を作り出した人達から色々な
知識を覚えさせられた。
まず読み書きを教えられ、それが終わったらこの世界について教えられた。
知識を増やすのは楽しい、自分が知らない事をどんどん理解出来るから。
でも、それも長くは続かなかった⋯
ある日僕達は全員集められ《ダアト式譜術》の適性を測るといわれた。
1人ずつ行われ、その中でも7人目は最も適性が高いと言われ別の部屋に
連れていかれた⋯
それ以来僕達の扱いは変化した⋯
まるでゴミを見るかのような眼で見られ、食事も必要最低限の量だけ与えれた。
そんな日々が続き体も心も疲弊していき意識を保つのもやっとだった。
それから数日たち、僕達は無理やり手を抑えられ連れていかれた⋯
朦朧とする意識のなか、ふと前を見ると山が見えた、「何をしに行くの?」と
聞くと、「黙れ」と短く言い背中を棒で叩かれた⋯痛い⋯とても痛かった⋯⋯
山頂に着くと火口が見えた、熱い、息が苦しい、尋常じゃない量の汗が流れ
出す⋯⋯そんな事を考えていると⋯⋯⋯⋯⋯
ドンッ
背中を勢いよく押されて火口に落とされた⋯何が起きたか分からない⋯⋯
横をみると他の子達も落とされていた⋯
その時僕はやっと自分がどういう存在なのかが分かった⋯
『レプリカ』と言われた意味が分かった⋯
彼らにとって僕達はだだの代用品、物であり人ではない⋯⋯
それが理解した時僕はこの世の全てを呪い、怨んだ。
醜い世界を怨んだ、僕達を作り出した人間に溢れんばかりの怒りを覚えた⋯
だが、その思いをぶつける事はできずに落ちていく⋯
薄れゆく意識のなか、僅かに開いていた目でこちらに飛んでくる人影を見つけた
その人影はこちらに来たと思ったら僕の腕を掴んで落ちていく体を抱えてくれた⋯
僕の体にできている傷を確認すると治癒術をかけてくれた。
体が軽くなり痛みや疲労も落ち着いた⋯
安心したら眠気が襲い掛かってきた。
重たい目蓋に力を入れて、なんとか助けてくれた人の正体を確かめた⋯
髪は若干紫がかった黒髪で、その瞳はとても透き通っていて見ているだけで
吸い込まれるそうになり⋯⋯⋯⋯
自分は男だというのに、心の底から美しいと思ってしまった⋯
「ここは?」
眩しい朝日に意識を覚醒させ目を開けると、太陽の光と土の天井が
目に入った。
体を起こして周囲を確認すると自分が寝ていたであろう草のベッドと
焚火の後が確認できた。
しばらくぼおっとしていると足音が聞えてきた⋯
「ん!起きたか」
声も主を確認するため振り向くと⋯⋯⋯
「あ⋯⋯⋯」
そこにいたのは、自分を助けてくれた
「大丈夫か、何処か体に異常はないか?」
自分が初めて美しいと思った少年だった
「どうした?」
異常がないか確認をとると緑髪の男⋯女?は体が石のように動かなくなり、
まじまじと私の顔を見てくる。
心なしか頬が赤くなっているきがする。
「大丈夫か?」
「へ?あ、えと、その⋯だい、じょうぶです⋯⋯⋯///」
「そうか、とりあえずこっちにきなよ、朝食を用意してある」
そう言うと、手をひいて連れていく⋯⋯
この時とった食事はいままでの食事で一番美味しかった⋯
決して高価な料理を食べている訳ではないのに
なによりも美味しく感じた⋯
「そういえば⋯」
そういえばと、思い出したかのように毒島は呟く
「⋯⋯⋯?」むぐむぐっ
「キミの名前はなんていうんだ?」
そう聞くと食事の手を止めて重たい口調で答えた
「僕の名前はシンク⋯7人いるレプリカの内の6番目だよ⋯⋯」
それを聞いた毒島は思わず聞き返す
「7人、レプリカ?どういう事なんだ?」
そう聞くとシンクが答える
「聞くのかい、聞いても得はしないし後悔するよ⋯⋯それでも聞くのかい?」
シンクが毒島に確認をとると毒島は無言で頷いた
「分かったよ、じゃあ説明するね⋯⋯⋯」
~シンク説明中~
シンクの説明中、毒島は目を閉じ無言で聞いていた
「⋯⋯⋯という訳さ⋯言ったでしょ、聞いても得なんかしないって?」
説明が終わりシンクは自傷するかのように言った⋯
自分で説明するとあらためて理解させれる。
あの時程の怒りはわかないかはりに、悲しみが溢れ⋯
自然と服を握りしめ、涙が溢れた⋯⋯⋯
それをみた毒島はシンクの前に移動して、優しく包み込むように
抱きしめた⋯
「え⋯?」ポロポロッ
それにシンクは驚き、声を出した
「俺にはシンクが悲しんでるのは分かる⋯でも、『大丈夫』とか
『なんとかなる』なんて無責任な事は言わないさ⋯⋯⋯俺にできるのは
シンクの悲しみの捌け口になることだけ、だからいまは⋯⋯⋯
おもいっきり泣いていいんだ⋯スッキリするまで抱きしめてやるから⋯」
その言葉を聞いた途端、流している涙が勢いを増し、おおきな声を
だし泣いてしまった⋯⋯⋯⋯⋯
おまけのスキット(R-15)
「どうしたシンク?」
あの後シンクは落ち着きをとり戻し、自分の様子を再認識して
赤面してしまい、その状態はいまも続いている
「その、さっきまでの事をおもいだすとさ////」
「ああ、気にするなよそんなこと。あれは俺が勝手にやったことなんだから」
「そ、そうはいっても///」
そういうと、毒島は冗談で⋯
「なに、俺もシンクの可愛い涙目姿も見れたし役得だったさ」
ハハッ と笑い、茶化すように言った、すると予想外の返しがきた
「なっ!?か、かかか可愛いって///⋯⋯⋯ワルトモは卑怯だ⋯////」
シンクの容姿は正直いって男には見えない。
むしろ美少女と言われたほうが納得いくものだった。
サラサラとした髪⋯透き通るような白い肌⋯汚れのない瞳⋯
小さいながらもふっくらとした唇⋯見ているだけで吸い込まれていく
ような感覚に支配される⋯
自然と腕はシンクの髪に向かい、優しく撫でた⋯⋯
「⋯ん、んん」
その馴れない感覚にシンクは身を震わせてしまう
「⋯⋯ごくっ⋯」
毒島にとってはその仕草は甘い蜜のようであり、もっと⋯と、何度も
シンクの髪を撫で続ける⋯
「ん、ちょ⋯あ、んん⋯」
だんだんとくすぐったい刺激は快感へと変わる
⋯
「シンク⋯」
名前を呼ばれ目を合わせる⋯髪に置かれた手は頬を撫で、唇に触れる⋯
「ワルトモ⋯だ、め⋯⋯僕は、んん⋯あ、ああ」
シンクは、なんとか残っている理性で止めるように言おうとした、
だが、それよりもはやく快感が伝わってきた。
そのせいで、心の奥にある期待が溢れ出た⋯
「ワルトモ、ぼ、僕⋯あん、男の子だけど⋯ん、んん⋯いいの?」
シンクは目をとろけさせ、荒い息使いをしながら誘惑するように聞いた⋯
毒島はその淫靡な仕草に我慢できず⋯
「ちゅ⋯ちゅむ⋯⋯ンンッ⋯ピチャ⋯ピチュ⋯はむ⋯⋯ぷはっ」
「ハアハア⋯シンク⋯」
「いいよ⋯?ワルトモ⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯きて」
その言葉をさかいに、2人の体は重なった⋯
ここから先は現在制作中です。
でき次第R-18版にて投稿します。
うちのシンクの髪はたってません、ストレートで肩まで伸びています。
目つきも鋭くなく、7人目のレプリカイオンに近いですね
女より女らしい⋯だが男だ状態です。
シンクとのR-18はやります。使用人達のほうも書くのでお楽しみに~