前回から少し時間が進んでいます。
それでは八話をどうぞ
『ネビリム』を解放して、一日たった。『ネビリム』が泣き止み、自分達が
どういう者なのかを説明すると⋯
「なら、私もあなた達について行くは」と言い、ついて来る事となった、
理由を聞くと、
「この世界じゃ私はお尋ね者なのよ。だから、普通に暮らす事なんてできないのよ⋯
それに、あなたといる方が楽しいだろうし、住んでいる所にも
興味が湧いたからよ♪」
と、随分と可愛らしい笑顔で答えた。でもお尋ね者って⋯何故かこの人の事を
知っていると思い、自分の記憶を探る⋯そして自分のしでかした事に
気づいてしまった⋯
(この人『アビス』の裏ボス『レプリカネビリム』さんじゃないですかヤダー)
あらためて『ネビリム』のほうを向くと⋯
「⋯ん?どうしたの、何か付いてるかしら?」
頭にハテナマークを浮かべたかのような表情でこちらを、見てくる⋯
予想外の可愛らしい姿に鼻血が出そうになる、それをなんとか抑えて
「なんでもないよ」と答える。
この後シンクに『ネビリム』を紹介すると
「なんで安全かどうか確認しに行って女の人を連れてくるんですか⋯
これはすこし、OHANASHIが必要ですね⋯⋯⋯」ニコォ
見たことのない恐ろしい笑顔を浮かべ物陰に連れていかれ、
肉体言語によるOHANASHIが始まった⋯
「よ、よせ!腕はそっちに曲がらnぎゃあああああああああ!!!?」
一日後に時間は戻り、三人はダオスのいるアクゼリュス付近まで進んでいた
「そういや、アクゼリュスってどんな場所なんだ?」
ふと疑問に思い、2人に問う
「アクゼリュスは鉱山都市で人口は約1万人ぐらいる都市だよ」
シンクが答えると付け加えるようにネビリムが説明する
「キムラスカ領に位置する街なの、でも、マルクトが採掘権を所持してからは
どちらの領土か曖昧なのよ」
「え、じゃあ結局どっちの領なんだ?」
毒島が聞くとネビリムが答えようとすると勢いよくシンクが答える
「かつ『かつての戦争でマルクトに領土が渡ったんだけど、キムラスカは
自治領だって主張しているんだ。だからまあ、どちらの領土と聞かれると
マルクト領なんだよ』⋯⋯⋯」
「なるほど⋯ありがとな」
そう言いシンクの頭を撫でる
「ふにゃっ!?えへへ~♪」
「私も説明したのに⋯⋯」ボソッ
毒島が撫でているのを見て聞えないくらい小さな声でネビリムが呟く
「ネビリムもありがとう」
「え?」
聞こえてはいなかったはずなのに頭を撫でてくれた。
それに驚き一度思考を止めたがすぐに戻り、その感覚に浸る
「んん⋯なんか、もどかしいわね⋯」
「そうか?なら止めるか」パッ
毒島はネビリムが撫でられるのが嫌なのかと思い手を離すと⋯
「あ⋯もう、終わりなの?」
離した手を掴み、不安そうな目で見つめてきた⋯
可愛らしいというよりも色気のほうが強い
「もうちょっと、撫でてくれても⋯い、いいのよ?」
そうして2人の間に甘い空間が展開されていく⋯
その様子を見ていたシンクが痺れをきらし飛びつく
「うおっと!シンク⋯」
「ネビリムばっかずるい⋯僕ももっと撫でてほしいよ⋯」
瞳にうっすら涙を溜め見つめてくる姿に息をのむ⋯
そして、2人を撫でながらも進んで行き、ついにアクゼリュスに到着した
早速ダオスに連絡をとろうとすると、なにやら大きな人だかり見えた
「ワルトモ、あれなんだろう?」
「いや、俺は分からんぞ?」
「ちょっと見に行ってはみない?なんだか面白そうよ」
そう言われ見に行く事になり、近づくと⋯
「え、ダオス??」
「あの人が?」
「あら⋯」
その人だかりの正体はマナを巧みに使った芸を披露する娯楽だったのだが、
何故かダオスがやっており歓声をあびていた。
しばらく待っていると、見に来ていた人々が解散しはじめた。
どうやら終わったようで、ダオスもやりきったような表情をしている。
「ふう⋯久々に疲れたが悪くないものだ」
「なーにが『悪くないものだ』だよ」
「むっ!悪友!?見ていたのか!!?」
突如後ろから声をかけられ振り向くと悪友がたっており、なにやら2人の女性を
連れているを確認した
「おい、確か男が1人と聞いていたが2人ではないか!
しかも2人とも女性とはどういうことだ!!」
ダオスはここぞとばかりにつっこむ
「確かに2人だがシンクは男だ。まあ、ネビリムは女だがな」
指を指しながら説明すると、ダオスは驚いた表情でシンクを見る
「なっ!?この女性が男だと!!世界はこんなにも残酷なのか!!?」
自分のキャラを何所かに捨てたようなリアクションに一瞬戸惑ったが、
なんとか話を戻す
「とりあえず、だ!お前何してたんだ?あんな事して」
「なに、この世界の通貨を持っていなかったのでな、なんとか稼ごうと
思い閃いたのがあれだった訳だ」
話を聞く限り昨日から行っていたようだ
「なるほどな」
「それよりも私はお前達の方が気になるぞ、誰なんだ2人は?」
「ああ、2人は⋯」
~毒島説明中~
「事情は分かった⋯」
「そうか」
「ああ、それでどうするのだ?ネビリムの件もある、もう戻るか?」
ネビリムはお尋ね者だ、バレでもしたら軍が動く。
シンクも、髪型が違うとは言え、分かる人にはイオンだと思われるかも
知れない⋯その事を考えると、ここにいるのは危険なのだ
「そうだな⋯シンク、ネビリム」
「はい」・「なに」
毒島は最後の確認を2人にする
「たぶん⋯この世界にはもう帰らないと思う⋯向こうでの暮らしがずっとに
なるだろう⋯⋯⋯⋯それでもいいのか?」
すると2人は笑顔で答える
「僕は問題ないよ。ワルトモが傍に居てくれるならそれだけで幸せだよ」
「私も、貴方と一緒に居たいわよ。私を初めて認めてくれたんですもの」
それを聞き毒島も決心がつき
「分かった⋯ダオス!」
「了解した!」
そう言うと、ダオスは時空転移を発動させた
いままでで一二を争う駄文だな⋯