Angel Beats! Operation Monstrum   作:まっき~

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どうも、まっき~です。
テストがだいたい終わって少しスッキリしたので投稿しました。
だいたい死んでます。

感想は1件いただきました。
小鳥遊凛さん、違う小説も含めていつもありがとうございます!!
そういえば、どういう設定でやるか説明してませんでした。

この小説では、戦線メンバーの数人が船に入って、脱出することに挑戦します。
モンスターについては既存のものを使っていきますが、落ちてる道具はオリジナルが入るかもしれません。
組み合わせに関しては、今は10組ほど決めてあります。
それが終わったら、リクエストでも受けようかな…。

それでは、本編へどうぞ。


1組目

ゆ「決まったわ。最初は野田君、高松君、日向君、TKの4人よ」

 

ユ「アホですね、アホばっかりのメンツになりましたね」

 

 

ゆりの一言にユイが小言を漏らす。

 

 

音「なあゆり、こんなので大丈夫なのか?」

 

日「大丈夫だ。俺がこいつらをまとめてやんよ」

 

ゆ「どうでもいいけど、メンツがメンツだからむさすぎて吐きそうね、ひどすぎるわ」

 

日「待て待て待てーい!!いくらなんでもその言い方はないだろゆりっぺ!!」

 

野「ふっ、俺がすべてぶっ飛ばす」

 

高「時間も惜しいですし、そろそろ行きましょうか」

 

T「OK. Let's go」

 

 

そして、4人は船の中へと入っていった。

 

 

 

 

―――船内―――

 

 

日「へぇー。結構立派に作られてるんだな」

 

高「ところで、私たちはこれからどうすればいいのですか?」

 

日「さっきの話聞いてなかったのか?乗り物の修理だよ」

 

野「モンスターが来たらどうする?」

 

日「そんときゃお前に任せるよ」

 

 

日向たちがそんな会話をしていたら、不意にスピーカーの音が入る。

 

 

ゆ「いいわね、バカとも。今から約3分後にモンスターが現われるわ。そのモンスターから逃げつつ、乗り物を修理して帰ってきなさい。それじゃ、オペレーション・スタート!!」

 

高「始まりましたね」

 

日「とりあえず進むしかねぇか…」

 

T「Oh. It's dangerous」

 

 

 

―――約2分半後―――

 

 

日「なんだ、この大きな缶は?」

 

 

日向が見つけたのは大きな缶を3つつなげたようなもので、側面には黄色い三角に!マークが入っていた。

 

 

高「おそらく、酸素ボンベのようなものじゃないでしょうか」

 

 

高松はそれを酸素ボンベと解釈したようだ。

 

 

日「そうか。それと、なんか音が聞こえるんだが…ってTK、お前が持ってるのは?」

 

T「Fooooo!!」

 

高「おそらくラジオでしょう。音楽が流れていますから」

 

 

その時。

 

 

―――ガシャン…―――

 

 

野「何か音がしたぞ…」

 

日「だな。ここは慎重に行くぞ。TK、ラジオをとめ…」

 

T「Come on. Let's dance!!」

 

 

あろうことかTKはこの状況でダンスを踊る気のようだ。

 

 

日「いや、なんでこんな状況で踊ろうとしてんだよ!!踊ってる場合じゃないぜ!!なんか音が近づいてきてんだよ!!とりあえず、部屋から出ていどうするぞ」

 

高「なんか、右側から光っているものが見えますが…」

 

野「上等だ、こっちまで来い」

 

日「アホか、今は逃げるぞ。っておいTK、いい加減ラジオを止め…ろ?」

 

 

何かに照らされ、日向はその方向を向くと、目を光らせた謎の大きな生物(?)がいた。

 

 

T「Somebody screeeem!!」

 

日「なっ…、なんじゃありゃあ!!」

 

野「へっ、かかってきな」

 

高「いい肉体美だ…。私も負けてられないですね…」

 

 

 

 

―――モニタールーム―――

 

 

ゆ「アホだ、こいつら…」

 

音「日向のやつ、結局まとめられてないじゃんか…」

 

ユ「やっぱりアホはアホでしたね」

 

 

ほとんど全員の人物が行動に呆れていた。

 

 

 

 

―――船内―――

 

 

野「くらえ!!(キンッ!!)んなっ!?ハルバードが効かないだとっ!?」

 

T「It's very strong enemy」

 

日「厄介だな、とりあえず逃げるぞ!!」

 

野「このっ(ガシッ!)くっ…こいつ……(ゴキッ)」

 

 

逃げずに挑んでいた野田が謎の怪物に首を掴まれ、ものすごい力で首を折られた。

 

 

日「野田あぁぁ!!」

 

高「逃げるしかなさそうですね」

 

日「そうだな。ってTK、早くラジオを…」

 

T「Ouch!」

 

 

身を隠そうとして曲がったとき、TKが躓いてラジオがどこかに飛んでいった。

 

 

日「なんか、どっかに飛んでったな」

 

高「おや、あの怪物はラジオの飛んでった方向に向かっていったようですね」

 

日「本当か?ふぅ、助かった…」

 

 

 

 

―――モニタールーム―――

 

 

ゆ「あら、何かに気付いたようね」

 

音「いい傾向じゃないか。さっきまで苦戦してたようだが、クリアできるんじゃないか?」

 

大「でも、まだ情報が音だけじゃ足りないと思うよ」

 

音「もしかして、これって先に行った人は不利なんじゃ…」

 

 

 

 

―――船内―――

 

 

日「お前ら、戦う準備はできたか?(ボンベ)」

 

高「ええ(ヒューズ)」

 

T「OK(ファイヤーガン)」

 

日「それじゃ、音を鳴らすぞ…」

 

 

日向は持っていたコップを落とす。

 

 

―――パリィン―――

 

 

日「来たぜ、あのデカブツだ!!」

 

高「この肉体、あの化け物と戦うために作り上げたものですから!!」

 

T「OK. Fooo!!(バンッ)」

 

 

―――パシッ―――

 

 

日「え、それ効かないのかよ!!」

 

T「Oh no.(ゴキッ…)」

 

日「TK!!」

 

 

TKも野田同様に首を折られてしまった。

 

 

高「このままだと全滅ですね…」

 

日「くそっ、いったいどうしたら…」

 

高「私が行きましょう。あなたは逃げてください」

 

日「だが高松…」

 

高「あなたはもうわかっているのでしょう、もうクリアすることはできないと…」

 

日「い、いや…。そんなことは…」

 

高「もちろん私も死ぬ苦しみを味わいたくはありません。ですが、この肉体で戦えるなら本望!!」

 

日「高松…」

 

高「さぁ、逃げてください!!」

 

日「…任せたぞ、高松」

 

 

日向は高松を置いて走り出し、高松は着ていた服を投げ捨てた。

 

 

高「私が鍛え上げたこの肉体美で、負けることなど(ゴキッ…)」

 

日「高松!!」

 

 

 

 

―――モニタールーム―――

 

 

ゆ「全滅確定ね」

 

音「なんで戦おうとしたんだあいつら…」

 

椎「あさはかなり…」

 

藤「ところで、あれに勝てる術はあんのかよ、ゆりっぺ?」

 

ゆ「何回か言ってると思うけど、今回の目的は戦うんじゃなくて回避よ」

 

音「根本を忘れてるのか」

 

 

 

―――船内―――

 

 

仲間をすべて失った日向は若干自棄になっていた。

 

 

日「こうなったら意地でも脱出だ。ここから飛び降りて水の中でボンベを…とうっ!!(それにしても、酸素ボンベの割には缶とか先端の形とかおかしいが、まあいいか。スゥ…)ンゴボバァ!!」

 

 

日向は結局ガスボンベを酸素ボンベと勘違いしたまま使用した。

 

 

 

 

―――モニタールーム―――

 

 

ゆ「アホめ、船から逃げるだけならまだしも、自殺まがいなことをするとはね」

 

音「というか、ガスボンベを酸素ボンベと間違える時点でどうかと思うぞ」

 

ゆ「まぁ、期待してなかったし、考えても仕方ないわ。それじゃ、皆を回収するわよ」




いかがだったでしょうか。
今回の組み合わせは、野田、高松、TK、日向の4人でした。
まぁ、ものの見事に残念なことに。

アドバイス、誤字脱字等ありましたら連絡よろしくお願いいたします。

感想も待ってます!!

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