綾波のんびりお茶日和   作:神楽美凪

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小説を投稿するのは実に1年ぶりになります。

きっかけは友人から艦これ改で動く綾波を見せてもらい「やっぱ綾波はいいなぁ~」と思ったので久しぶりに投稿することにしました。

以前と同様毎週日曜日22時に投稿することを目標に書いていこうと思います。

なお、前回途中まで書いていた深海棲艦との話はカットしました。もし楽しみにされていた方がいれば申し訳ありません。これ以降の話は2016年3月現在の鎮守府状況に合わせたものになります。

改めて、よろしくお願いいたします。

前書きにおいて誤解させるような内容だったため、一部変更いたしました。


第七話:新たな幕開け

榛名さんのケッコン式が終わってからすでに1年の日々が流れました。

その間にも司令官はたくさんの艦娘とケッコンなさり、その数はすでに14人。さらに言えば練度が99に到達している艦娘も5人おります。その方々は進水日にケッコンを約束しているようなのでその日まで楽しみにしています。一人「why!!!!!!??????」と暴走していた高速の戦艦がいましたが。

 

ちなみにケッコンした艦娘のなかには私、綾波もいます。

 

「ぷぅ~。なんで綾波ちゃんだけ。ずるいっぽい!」

「まあまあ夕立。これでも飲んで落ち着いて」

 

何時ものように自室でのんびりしていると本日は出撃が無かったため遊びに来た夕立さんと時雨さんの二人が私の指にはめているケッコン指輪を見つめてきます。

 

「でも、お二人ももうすぐですよね?」

 

二人とも練度は90を超えています。そのため今年中には間違いなくケッコンできるでしょう。

 

「でもでも~! 夕立たちの出撃は任務関連か大規模作戦の時しかないっぽい! 演習とか訓練艦隊に組み込まれることが無いからなかなか練度が上がらないっぽい!」

 

確かにお二人ともすでに十分実力があるので育成目的の訓練艦隊に編成されることはなく、任務が無ければ出撃を指示されることもありません。

それでも出撃された際は活躍していることは間違いないですので焦ることはないと思うのですが。

 

「それはそうと、また秋月型が増えたみたいだね」

「そうね~。たしか初月さん?」

「それであってますよ」

 

この前の大規模作戦で新しく着任された艦娘の一人である秋月型四番艦の初月さん。二年前に着任された秋月さん、去年の夏に着任された照月さんの妹艦ですね。

秋月さんは私以外で唯一の駆逐艦でのケッコン艦ですし、照月さんもすでに練度が99に到達しているので進水日である11月が訪れるのを待ち望んでいるようです。まあ、それより前にケッコンすると思いますけどね。

 

「次の大規模作戦は春よね?」

「そうだよ。去年は……葛城さんや秋津洲さんが着任したんだよね」

「それと、今はItaliaに改装されたLittorioさんですね」

 

私たちの鎮守府では初めて戦艦水鬼と闘った作戦です。しかもあの時の戦艦水鬼は他の鎮守府によって弱体化されていたみたいで、あの時は運よく勝てたような戦闘でした。

 

今となってはさらに強い深海棲艦が次々と出現しています。しかし私たちも強くなっているので何とか前回の大規模作戦は最高難易度である甲作戦を達成できました。

 

「そういえば初月さんといっしょに着任したザラさんはどうしたっぽい?」

「ザラさんなら自らの主砲の扱いを他の艦娘に教えてたよ。どうやら射程が長いみたいで今後いろんな艦娘が使うことになりそうだって司令官が言ってた」

 

それについては私も聞いています。普段なら射程が『中』の軽巡の方々も射程が『長』にできるようなのでさらに多くの戦術が使えるようになると司令官や秘書官娘の方々が連日議論を繰り返しています。

残念ながら私たち駆逐艦には使えないのですが。

 

「さて、そろそろお暇するっぽい」

「うん。お茶ごちそうさまでした」

 

おや? 今日も晩御飯まで部屋にいるかと思ったのですが、何か用事でもあるのでしょうか?

私の視線に気づいたのかお二人がこちらに視線を向けます。

 

「これから白露型のみんなでパーティーするの!」

「正確にはお菓子持ち込みでの戦術座談会なんだけどね」

 

それはすごいですね。でも、白露型のみなさんってそこまでする必要あるのでしょうか?

 

「ことの発端は江風なんだ」

「江風さんが?」

「ぽい! 川内さんと夜戦訓練をがんばってるけどここ最近成果が無いっぽい! だからみんなで考えようってなったっぽい!」

 

それはいいですね。そういうことなら私も参加しましょうかと尋ねたら意外にも拒否されました。

 

「今回は白露型のみで何とかしようと思ってね」

「それに綾波さんがいるとみんな緊張しちゃうよ」

 

私自身はそういうつもりはないのですが、二番目に着任したということもあって多くの艦娘が私には気をつかってくれます。それはいいのですが、たまにさみしくなりますね。

 

「わかりました。いい結果が出るといいですね」

 

私の言葉に返事をして二人は出ていきました。

先ほどまでは騒がしかった空間がうって変わって静寂に包まれました。この静かな空間の中でお茶をのんびり飲むのもいいのですが、今はそういう気分になれませんね。

 

「少し、司令官の様子でも伺ってみましょうか」

 

 

 

 

 

 

司令官の執務室を訪れると司令官と本日の秘書官娘である榛名さんがなにやらボードを見ながら議論していました。

 

「おや、綾波じゃないか。どうかしたのかい?」

「こんにちは綾波さん」

「こんにちは司令官に榛名さん。いえ、少し暇をしていたので様子を見に来たのです」

 

二人に近づくにつれて良く見えるようになったボード。そこに書かれていたのはなにやら編成のようですね。

 

「こちらは?」

「前に皐月にも改二ができることが通達されただろ? だからどうやったら効率よく練度を上げられるか榛名と話し合っていたんだ」

 

よく見れば書かれている海域は南方海域の奥、つまりサーモン海域です。この海域は他の海域と比べて奥のほうが楽に攻略できると練度を上げやすい海域として多くの鎮守府の艦隊が出撃しており、この鎮守府からもよく出撃しています。

ボードに書かれている編成は皐月さんを旗艦として雷巡×1・戦艦×1・航巡×1・空母×2と書かれています。

 

「皐月さんが旗艦固定で他は損傷や疲労の度合いで交代させるのですか?」

「そういうことだ。渦潮を回避するためにも比叡とItaliaの二人には特にがんばってもらうことになるな」

 

目の前の榛名さんと霧島さんはすでにケッコンを済ませ、金剛さんもすでに練度が99に到達しています。高速戦艦で練度が99に到達していないのは比叡さんとItaliaさんの二人だけなのでお二人の成長も兼ねているのですね。

もしかしたら他の編成も同じように練度を上げる目的なのかもしれませんね。

 

「そうだ。綾波に一つお願いがある」

「はい。何でしょうか?」

 

司令官が「お願い」という言葉を使うということは任務とかではなさそうですね。買い物でしょうか?

 

「ここ最近遠征をがんばってくれている睦月型に休暇を与えたい。お茶を振る舞ってくれないか?」

「その程度でしたらいくらでも」

 

睦月型のみなさんですか。もしかしたらこれも皐月さんと関わりがあるのかもしれませんね。

 

私は一礼して準備を進めるべく自室へと戻りました。




久しぶりに書いてみるとやはり大変ですね。小説を投稿されている方々を本当に尊敬します。

実際私の鎮守府では皐月をレベリング中です。
岩川基地に所属しており、提督名はエスペラントです。演習の編成は練度が低い艦娘の育成に重点を置いているので、演習で見かけたら遠慮なくボコボコにしてください。

ではまた来週お会いできるようがんばります。
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