浮遊城でも俺の青春ラブコメはまちがっている。   作:空奏葉
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レッドギルドとの戦いが始まります。


本文どうぞ。


18話 〜彼らは殺人軍と対峙する。

俺とアスナは急いでエギルの店に向かう。

もうそろそろ皆んな店に入る頃だろう。

 

 

キリトの発案によって俺たちはエギルの店で晩飯を頂くことになっている。どうやらキリトは俺たちに伝えることがあるそうだ。

 

「ハチくん、エギルさんの店ってどこにあるの?」

 

 

そういえばアスナは行っとことがないんだった。

 

 

「40層、なんか中層プレイヤーも立ち入れるようにしてるらしい。」

 

 

エギルの店は物の売買から料理の提供をしている。

 

売っている物はたいてい買い取った物とエギルがドロップしたもの。だから日によっては、レアなアイテムが安値で売っている。

 

 

まあ、大抵は微妙だがな

 

料理はそこそこでエギルの知り合い?が小さな喫茶店のようなものを店の奥で営んでいる。

 

 

「急ぐか。あんまり他の奴待たすのもあれだし。」

 

「そうだね。」

 

 

エギルの店を目指して俺たちは走っていった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

〜40層 エギルの店内〜

 

 

「あれ?ハチマンたち遅かったな。いつもは速攻座っているのに。」

 

「ちょっとレベリングしてたんだよ。」

 

店にはすでに他のメンバーがいた、キリトとエギル、ユキノにクライン、あと、サチもいて、7人集まった。

 

 

「じゃあ、なに?先に晩飯食べる?」

 

キリトが俺の案を却下し

 

「いや、先に皆んなに言わせてくれ。、、えーゴホンッ、、皆さん足元の悪いなか来てくださっ」

「そんなのいいから早く言えよキリトー腹減ってしょうがねぇ。」

 

 

クラインがキリトの言葉を遮って促す。

 

 

「はあ、わかったよ。えーわたくしキリトは正式にそこにいる、サチさんとお付き合いしました。」

 

 

キリトの告白に皆んなが笑う。

 

「なんだよ、そんなの大体分かってるっつーの。ックソーキリトもついに彼女持ちかー。」

 

 

クラインは嬉しさ半分悔しさ半分で笑いながら愚痴る。

 

 

サチの方を見ると顔を赤らめて俯いている。

 

「キリト、いつ頃から付き合ってたんだ?」

 

 

サチは攻略組でなく裁縫士だ。キリトの着ている耐久値の高い服はサチが直々に作ったものだ。

 

「実は60層辺りから同棲してたんだ。黙ってて悪かった。」

 

 

ほう、いつの間にあの思い出の丘でかな?

 

 

「クゥーー羨ましいね。アスナさーん俺と付き合ってくれよーー。」

 

 

 

クラインがアスナに涙目で懇願する。

 

 

「ダメです。だって私ハチくんと付き合ってますから♪」

 

「「えーーーーー!!」」

 

 

クラインとキリトが騒ぎ出す。

 

「おい、ハチマンどーいう事だよ。お前だけは俺の同志だと約束したのによ〜〜!!」

 

 

いや、してないから。なんだよ同志って。

 

 

「へぇーハチマン、いつから付き合ってたんだ?」

 

 

キリトがニヤニヤしながら聞いてくる。

 

「えっと、今日・・・・・。」

 

 

「今日!!ハチマン、、、お前なにしたんだ?」

 

なにってなんだよ・・・。

 

 

「別になんにもしてねぇよ。、、、いや、本当だから。」

 

 

「あぁ〜あ、俺だけかよ、いや、エギルは同志か?」

 

「はは悪い、俺もリアルでは嫁さんがいるから。」

 

 

「コンチキショー!!こうなったらもう飲むぞ!!」

 

 

クラインはそう叫び酒をガバガバ飲み始める。

 

 

なんとも言えねー。

 

そうこう思っているとユキノが近づいてくる。

 

 

「あなたの判断は間違っていないと思うわ。・・・おめでとうハチマンくん。」

 

「おぅ、さんきゅー。」

 

俺は照れ臭くなり頬をかく。

 

俺とユキノが会話しているのを見たのかアスナが走ってくる。

 

「ちょ、ユキノさん!!ハチくんはもう私の彼氏なんだからね。あんまりその、奪うような事しないでくださいよ。」

 

「あら、アスナさんは独占欲が強いのね、あんまり束縛していたら逃げられるわよ。」

 

 

「いや、逃げねぇから、俺は束縛されても愛さえあれば関係ないんだよ。」

 

 

「ハチくん・・・。もう恥ずかしいよ」//

 

「はあ、そんな状態なら大丈夫そうね。」

 

 

「まあな、」

 

まるでドラマのような雰囲気を出していたらクラインが突然入ってきた。

 

「おう彼女持ち!!そんな美女二人と話さずにこっちで飲めや!!」

 

 

どうやらキリトも捕まっているようだ。

 

まあ、今日は飲むか、、、

※未成年なので酒は飲めません。

 

 

 

 

こうして、俺とキリトの告白は無事?終わり飲み会はつつがなく終了した。

 

 

 

3日後、レッドギルドとの戦争が始まる。死ぬ訳にはいかない理由が増えた。

 

 

 

アスナを残して死ね訳にはいかない、アスナは俺が守る。

 

 

 

俺は決意を固め、その日から3日後まで、全力でレベリングをし2Levelほど上げた。

 

 

 

 

〜3日後〜

 

 

3日たち、俺たちレッドギルド討伐隊は55層で敵の本拠地である、《結晶の洞窟》の入り口に来ている。

 

 

「ハチマン、索敵に引っかかる奴はいないか?」

 

「あぁ、今のところはな、てか、キリトも取ってるだろ?」

 

「ハチマンみたいにコンプリートしてないよ。ハチマンの索敵と隠蔽スキルのコンプリートの速さは本当に尋常じゃないからな。」

 

 

まあ俺は常時だけどな。 悲しいな......

 

 

俺の装備は前回クラディールと戦ったときと同じで、片手剣と投擲用ナイフだ。

 

実は最近盾を装備してないのは、少し訳がある。

 

 

しばらく歩くと大広間のような場所がある。

 

 

たしかここを抜けたら敵の本拠地だったはずだ。

 

 

 

な!!

 

 

 

俺の索敵スキルに突然の反応が見られた。

 

 

ぐわぁー!!

 

 

次の瞬間、一番後方にいたプレイヤーの首が飛んでいき消滅する。

 

 

全員が後ろを振り向くとそのには、50人ほどのプレイヤーがいる。

 

無論全員のアイコンはオレンジだ。

 

 

「全員戦いの用意をするんだ!!」

 

 

ヒースクリフの号令で周りは怯みから回復する。

 

 

『よし、いくぞーー!!』

 

 

皆がレッドに挑みはじめる。

 

 

俺も今回は本気なので《操者》を使うつもりだ。

 

リスクもあるから、気をつけて使用するか。それに、

 

こいつらは殺すつもりだから遠慮もいらない

 

 

 

敵の一人が俺に襲いかかる。敵は片手剣のスキルを使ってきた。

 

 

俺はナイフで受け止める。

 

これは敵も驚いているだろう。ソードスキルを投擲用ナイフで受け止める。

 

 

かなりのレベルの差によって生まれる圧倒的実力の差。

 

反動で動けない敵の足を剣で切り落とす。

 

「安心しろ、部位損傷は数分で治る。」

 

 

俺は倒れた敵を見下ろす。

 

俺も流石に雑魚は殺さない。

 

狙うのは幹部とpohだ。

 

 

「よぅ

、あんたがハチマンか?俺は《赤目のザザ》ってよばれてるもんだ。ヘッドがあんたと戦ったときに痺れたらしいからな俺もしてみたいってわけだ。」

 

 

「ベラベラ喋るな、やってやるよ。」

 

「ヒャハッー!!」

 

敵はナイフを持っている。恐らく麻痺毒が塗られているだろう。

 

近づくのは厄介だ。

 

 

”操者”

 

 

ザザは俺に刺しかかる瞬間を狙いスキルを使いナイフを自分に刺させる。

 

 

「な!!なん、、だと!?」

 

 

 

ザザはそのまま、なすすべなく崩れ落ちる。

 

頭痛がはしり、めまいがしたが、ザザは抵抗できないので問題ない。

 

 

こいつも雑魚か......殺さなくていいか。

 

 

しばらく、動けないであろうザザを縄で縛り、俺はpohを探す。

 

 

「ハッ!!俺を探してくれてるなんて光栄だなぁ。《戦慄の支配者》さんよぉー!!」

 

 

見つけた。 今度こそ殺す。

 

「いい目してるじゃねぇか。イッツ ショウタイム!!」

 

 

俺とpohの剣は交差する。互いの剣はぶつかり火花を散らす。

 

 

キンッ!!

 

 

やはりこいつのPK(プレイヤーキル)の能力は高い。

さっきから、片手剣とナイフの連続攻撃を容易く止めてくる。

 

 

「さあ、いくぜー!!」

 

 

pohは片手斧スキル、Vジャドシスを放つ。前に俺が食らったスキルだ。

 

俺は冷静にそれをかわし片手剣で頭部、ナイフで心臓を狙って突くが、ギリギリのところをかわされる。

 

「ほー、ちゃんと殺しにきてくれてくれしいぜー俺も本気でいくか!!」

 

 

なにが今から本気だ、それはこっちの台詞だ。

 

 

俺は剣とナイフを構えpohに向かって走り出す。

 

 

ドォンッ!!

 

 

次の瞬間、俺は地面に倒れていた。

 

 

なにが起きた?

 

俺は冷静に分析する。俺は奴の斧に注目してたためソードスキルではないだろう。

 

体術か。

 

そーいや、あいつの体術超やばかったなあ、、

 

 

ったく、めんどくせぇやろーだな。

 

 

「さあ、メインデイッシュだ!!」

 

 

pohはソードスキルのモーションをとり斧が赤く光出す。

 

 

今だ。

 

 

俺は投擲用ナイフを投擲スキルで投げる。

 

ナイフは一直線にpohの斧にあたり、ナイフと斧のエフェクトが消える。

 

これも一種のスタンだ。

 

スキルを中断されたpohは一瞬動けなくなる。

 

だが、俺にとってはそれだけでいい。

 

 

ヴォーパル・ストライク!!

 

俺の放ったソードスキルは狂いなくpohの心臓を貫く。

 

クリティカルは見事に炸裂しpohのHPは残り僅かになる。

 

「はあ、はあ、やるじゃねえか。まさか、投擲用ナイフでスキルを封じてくるとはな。あの時より強くなってるじゃねえか。」

 

 

「あぁ、俺にも守るものがあるからな。じゃあなpoh、最後は楽に終わらせてやる。」

 

 

俺は操者を使う。

 

このスキルは敵のHPが少なくても拘束力は上がる。

 

pohは俺のスキルにかかり、俺の前で膝をつき顔を下に下げる。

 

「じゃあなpoh、お前とは別の所で会いたかった。」

 

「ハッ!!てめぇもレッドプレイヤーらしくなってきたな。」

 

「俺はいつも、こんなもんだ。誰も変えられない。」

 

「いーや、変わってるさ、段々と着実にな。」

 

 

最後まで迷惑なことを言うやつだ。

 

「じゃあな、、、。」

 

 

バァシュ!!

 

 

俺は剣をpohの首に落とす。

 

pohのHPはここで尽き、消滅する。

 

 

これにより、この戦争は終止符を打たれた。

 

攻略組の被害は3人に対し、レッドギルドは22人。

 

残りの28人は全員、牢獄行きとなった。

 

レッドギルド《ラフィンコフィン》以外にもまだ、オレンジギルドやらあるし、残党もいるだろうが、pohの死によって、おそらくしばらか動かないだろう。

 

気になるのは、ラフィンコフィンの次に大きかったレッドギルドのボス《シャド》の動きだけだ。

 

 

なぜ気になるかというと、噂で聞いたのだが、そいつはグリーンアイコンらしく、レベルは俺やキリト並みらしいのだ、他のオレンジプレイヤーからは《光の剣王》と呼ばれているらしい。

(アルゴ調べ)

 

 

いずれ戦うことになるだろう。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

side シャド

 

 

ついにpohが死んだか。

 

 

このままいけば、オレンジギルドは消滅する。

 

 

 

それにしても、本当にあの《戦慄の支配者》がハチマンだとは、思わなかったがこの目で確認してようやく理解した。

 

 

 

比企谷君、君は本当に凄いな。僕なんかよりずっと凄い。

 

 

 

 

 

 

《葉山隼人》は心で彼に嫉妬した。

 




あわわ、葉山君ーー!!

今後の展開を考えていきます。


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