浮遊城でも俺の青春ラブコメはまちがっている。   作:空奏葉
<< 前の話 次の話 >>

35 / 43
前回はユキノの凍結スキルが登場!

ケイトのユニークスキルは一体!?


本文どうぞー


32話 〜決戦 ユキノ編 ユキノ対ケイト

俺は一度フィールドから出て中央街まで走っていく。

 

 

くそっ、ケイトは誰の所にいるんだ?

 

ケイトはユニークスキルを持っているとナイクが言っていた。キリトが負けるとは思えないが、、、

 

 

アスナの所か!?、、、、いや、アルゴに対してリーダーを出してくるとは思えない。

 

ということは、キリトかユキノか、、、、。

 

 

 

 

「ん、、おーい、ハチマンーー!」

 

 

声のかけられた方を見ると、。そこにはキリトがいるどうやら無事のようだ。

 

後ろの方ではクラインが刀を杖のように着き、体を任せている。

 

「おぉ、キリトにクラインじゃねぇか。どうやら無事だったみたいだな。」

 

「あぁ、ハチマンの方にケイトはいたのか?」

 

 

ということは、キリトの所にもいないって事か。

 

 

「いや、多分だがユキノの所にいると思う。俺はこれからユキノの所に行くつもりだ。キリトはどうする?」

 

 

「アスナの方はいいのか?」

 

 

「、、、っ、、正直すげー心配だ。だが、命がかかってるんだ。ケイトがユキノの所にいるのは確実だろうしな。」

 

 

 

「、、分かった。なら俺が一応確認のためにアルゴの方を先に見ておく。そのあと、直ぐに俺も行くよ。」

 

 

良かった、もしアスナたちがピンチでもキリトとクラインなら安心だ。

 

まあ本当は俺が行くべきなんだろうがな。

 

 

「助かる、じゃあ俺はもう行く。後でな。」

 

 

「あぁ、頑張れよ!!」

 

 

俺とキリトは拳をぶつけ合う。

 

 

 

「ふぅ、じゃあな。」

 

俺はキリトにそうとだけ告げ走り出す。ユキノの居場所は確認済みだ。そう時間はかからんはずだ。

 

嫌な気がする感情を振り払いただ走り続ける。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

sideユキノ

 

 

「ぐわぁーー!!」

 

 

私の目の前で1人の男が大きく倒れる。

 

 

彼は私の護衛

 

 

腕利きの彼がまさか負けるなんて、、、

 

 

それに私の攻撃も、、、、

 

 

「ケイトー、この男とどめ私が刺していい?」

 

 

気だらけな声の彼女は細剣を私の護衛に刺す。

 

 

「やめなさいっ!!早くその剣を抜きなさい!」

 

 

私の声は彼女に届いているのかどうか、彼女はそれを止めることはない。

 

 

私は重い体を起こしチナミというプレイヤーに向かって走る。

 

 

はあ、ゲームなのに体が重い。スタミナが、、、

 

 

刀スキル ”緋扇”

 

 

私はソードスキル三連撃を放つが、、

 

 

「残念だが、そうはさせない。」

 

 

目の前にケイトが現れ私の剣を止める。

 

 

「《ガードスキル》”カウンター・レイジ”」

 

 

 

「きゃあ!」

 

私の放ったスキルは一撃目で弾かれる。

 

私はスイッチを受けたかのように動けない。

 

 

「はあぁ!!」

 

 

動けない私を容赦なくケイトは斬りかかる。

 

 

太ももを斬られた私は力が入らず力無く地面に崩れる。

 

 

パァンリィーン!!

 

 

 

はっ!

 

 

 

そこで、私は護衛のHPがついに底尽きたと理解する。

 

 

そんなっ、、、

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい。」

 

 

私は彼らを甘くみていた。

 

ユニークスキルを持っているからと自らを過信し、自惚れていた。

 

 

そのせいで護衛も、、、

 

 

 

 

左上を確認し自分のHPの少なさを感じる。

 

 

あと、2割、、、

 

 

希望が全くないわけではない。

 

 

もうしばらくすれば援護がくるはず、それまでもつかどうか。

 

 

 

落ち着くのよ。

 

相手のユニークスキルをちゃんと考える、そう、考えるの。

 

 

相手のユニークスキルの名前はわからないけれどスキル内容は予測がついている。

 

 

まず、盾を使ったスキルを使うこと。

 

本来ソードスキルは存在するけど、盾のスキルは見たことも聞いたこともなかった。

 

ヒースクリフ団長の神聖剣でさえ大きな盾がストレージに突然現れたと言っていた。

 

 

”ガード・スキル”

 

 

彼はそう呟いていた。実際のそのスキルのせいで私の攻撃は全然通ることはなかった。

 

スキルは確か、、、

 

・剣を受け止めたらスイッチを行うカウンター。どんな連撃も盾に当たるだけで剣が大きく弾かれるため、一撃目で終わってしまう。

 

・盾を持ちながらの突進。至近距離からいきなりされるため防げずに飛ばされてしまう。

 

 

・スキル封印。ぶつけたスキルを一時的に使えなくする。それで一度刀スキルを3つ封印されてしまった。

恐らく時間内であれば無制限に封印できると予想。ユニークスキルも封印できると思う。

 

 

 

今のところ確認できているのはこの3つ。

 

特にカウンターと封印は厄介。

 

 

「はやく、こいよー時間稼ぎか?」

 

 

女のプレイヤーが煽りをしてくる。

 

先になんとかチナミさんだけでも止める必要がある。

 

 

「はあぁー!」

 

チナミさんが細剣を構え走ってくる。

ケイトは動こうとしていないわね。

 

 

私の周りから冷気が出、足元が霧がかる。

 

 

上位《凍結》スキル

 

 

”アイス・インパルス”

 

 

私は刀の先をチナミさんに向ける。

 

 

その距離は5m

 

 

剣先から放たれた冷気を纏ったビームはチナミさんを貫きその後1mほとで消える。

 

 

チナミのHPは5割から1割にまで大きく減る。

 

仰向けに倒れピクリとも動かない。

 

このスキルにはもちろん凍結効果もある。

 

 

「さあ、あとは貴方だけよ。」

 

 

「俺のHPは1も減っていない。お前の負けだ。」

 

 

「それは、、、どうかしらね。」

 

 

時間稼ぎも長くは続かない。

 

 

 

 

 

最大《凍結》スキルなら勝てるかもしれない。

 

 

敵のガードスキルをも圧倒する力があるはず、、。

 

 

 

 

それしかない。

 

 

 

最大凍結スキル

 

 

 

”ザ・プリンセス・アイス”

 

 

 

 

シュワァーー!!

 

 

 

私の剣に冷気が纏わりつきその冷気は徐々に凝固し剣に氷が付き始める。

 

 

僅か5秒ほどで巨大な《氷の剣》が作られる。

 

不思議と剣を持っているプレイヤーには大きく重さが増えたように感じない。

 

 

剣の長さは両手剣を超え2mは越えているだろう。

 

 

形は刀のように鋭く切れ味は寧ろ上がっているようだ。無論その攻撃力も倍増どころではない。

 

 

「驚いた。でかいな。」

 

 

 

「貴方の盾ごと消し飛ばしてあげるわ。」

 

 

 

 

そして私は凍えるような笑顔を向ける。




ケイトのユニークスキルは防御関係です。


結構攻撃系が多いのでたまには防御系も良いかな?と思いました。


感想等待っています。







※この小説はログインせずに感想を書き込むことが可能です。ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に
感想を投稿する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。