浮遊城でも俺の青春ラブコメはまちがっている。   作:空奏葉
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今回はバトル要素はありません。


本文どうぞー。


36話 〜攻略会議の前日〜

攻略会議が明日に行われることを確認し'了解”とだけ伝えウィンドを閉じる。

 

「ハチくん....。」

 

アスナの顔を見るとどこか心配そうな顔をしている。

それもそうだ、今回の75層はクォーターポイントにあたる。そのためボスの強さは格段に上がり犠牲者も増えることになるだろう。

 

 

俺も本来ならボス戦サボって部屋に引きこもりたいところだがそういう訳にもいかない。

 

アスナに、危険なことをさせて自分だけ助かろうなんて選択肢は俺にはありえないのだから....。

 

 

「まあ、なんだ、、そんな心配するなよ。アスナは死んでも俺が守るから....。」

 

 

うおおおおーー!!恥ずかしい恥ずかしい

なんでこんなカッコつけた言い方しちゃったんだよ俺!

なにが「死んでもアスナを守る」だ、今すぐ俺が死んでしまいたい・・・

 

 

「ちょ// ハチくん恥ずかしいよー。」

 

 

アスナは赤く頬を染めながら手をバタバタとさせ、焦りながら言う。

 

 

なにその仕草、超かわいい。

 

 

だがアスナはすぐにキリッとした顔をし俺の目を見ながら、、、

 

「ハチくん違うよ、二人で互いを守り合うの。ハチくんだけが死ぬなんて私耐えられないよ。」

 

 

「そうだな、二人で生き残ろう。」

 

ふっ、と俺は軽く笑みを浮かべながら諭すように呟く。

 

僅かな静寂が起きる。俺とアスナは再び見つめ合い、その顔の距離を徐々に近づけ・・・。

 

 

「ちょっとあんた達!私の事忘れてない!?」

 

 

「うお!忘れてたは、そーいや、リズいたんだったな。わりー。」

 

 

いやーほんとに雰囲気にのまれてリズの存在を忘れてたいた。

 

アスナさんはムードを作る神のようだ....。

 

「ご、ごめんねリズ。」

 

「全く、他の客もいること忘れないでね。」

 

 

視線を周りに向けると何人かのプレイヤーと目が合いそして逸らされた。

 

これほんと恥ずかしい。

 

「こほん、まあリズ、剣の件はサンキューだ。あと強化を何度か頼めるか?」

 

「はぁー、はいはい分かったわよ。」

 

再び剣と強化用材料を渡すとリズはすぐに強化用のハンマーを取り出し叩き始める。

 

剣の鑑定の時と同様に光を放ち始める。

 

 

光が収まりリズは剣を持ち満足そうに頷くのを確認し成功したんだなと安堵する。

 

「成功したっぽいな。」

 

「当たり前じゃないの、私マスターメイサーよ。」

 

「そうだったな、」

 

俺は強化されたアイテムをストレージにしまい再び礼を言い店をあとにする。

 

「ハチくん、このあとどうする。今日はもうレベリングもしたし、迷宮区にはいかないよね?」

 

まあ俺も今日は疲れたし迷宮区には行きたくないが・・・

 

 

「あー、ちょっとこの後、アルゴのところに用があるんだよ。」

 

「なんの用事?」

 

ちょ、アスナさん声のトーン下げないでもらえますか?

 

「スキルに関することとだけ言っておこう、なんにも心配することないよ。」

 

「むー、分かった。」

 

 

こんな状況だが、軽く嫉妬をしたような顔がかわいいと思うのは至って普通のことだろう。

 

 

「じゃあ、またな。」

 

「明日、遅刻しちゃダメだよ。」

 

いや、お前は俺の母ちゃんかっての。

 

「分かってる。」

 

俺はそういい転送門に向けて歩き始めた。

 

 

 

 

転送門の近くに着くとアルゴからメッセージが届く。

内容は集合場所の喫茶店に先に入ってるとのことだった。

 

俺は分かったと返信を送り、待ち合わせの喫茶店に向かった。

 

 

 

その喫茶店には人が少なくどちらかといえばバーのような感じだった。

 

俺はアルゴの前の席に座り一週間前に頼んでおいた依頼について聞いた。

 

「例の件、どうだった?」

 

「まあ、一応3つぐらい手に入った。もちろんかなりの大金を払ってやったんだからその分金は払ってもらうぞ。」

 

「分かってる。」

 

例の件というのは、オリジナルソードスキルのことだ。

 

ボス戦を前に控えてるということで今のOSSと他人のOSSを交換しようと考えており、それをアルゴに依頼したのだ。

オリジナルソードスキルは一人のプレイヤーに対して1つしかセットできないため一度自分のOSSを離さなければならないのだ。

 

ちなみに俺のOSSはレッドプレイヤー対策の対人向けスキルだったため次のボス戦では役に立たない。

なので、ボス戦向きのOSSを手に入れようと考えていた。

 

「それにしてもよく3つも貰えたな高かったんじゃないか?」

 

「まあ、3つ合わせたら高い家が買える額には達している。お前には情報料も含めてその倍払ってもらうぞ。」

 

 

「待て待て待て、アルゴさん?それ悪徳過ぎない?信用失いますよ?」

 

 

「実績はNo. 1だからな。さて、どれにする?」

 

「とりあえず色々見してもらえるか?」

 

 

それから、俺はアルゴに頼んでおいた片手剣のOSSを何度も何度も見直し次のボス戦で使えるスキルを探した。

 

 

このスキルが総ダメージ量が多そうだな。

 

「これで頼むわ。」

 

「まあ、3つ分払って貰うぞ、300万コルだ。」

 

「ぐっ、分かったよ。」

 

こうして、俺はOSSを手に入れたのであった。

 

 

 

 

 

 

あっ、アスナからメッセージが10件もきてる...。

 

 

こえーよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




オリジナルソードスキルについて色々と疑問もあるかと思いますが。今後詳しくかきたいなと思っています。



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