一人の少年と九人の女神   作:お寿司

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はい遂に十話まで漕ぎ付くことができました
これも読んでくれている皆さんのおかげです!
実はそれぞれのキャラの回を書こうとしているんですけどなんかいまいちできないんですよねぇw
と作者の前置きはさておき
それでは第十話をどうぞ!!


第十話『最高で最悪なライブ』

時間は午前11時、ライブまであと三時間

「航大!」

ライブの最後のチェックをしていると絵里さんが声をかけてきた

「どうしたの?リハーサルまでは少し時間あるけど」

「穂乃果が来ないの!あなたなにか知らない??」

「あぁ、あいつ今風邪ひいてて遅くなる」

「風邪!?それ大丈夫なの!?」

「わからない、でもぎりぎりまで休ませるからそれに賭けるしかない」

そんな話をしていると花陽がやってきて

「穂乃果ちゃん来たよ!」

と知らせてくれた

「ありがと、雨降ってるし花陽も中に入っとけ、リハーサルの時間になったら呼びに行く」

「うん!」

そういって花陽は走っていった

「絵里さんも、俺まだここの準備があるから穂乃果の様子見てきてくれないか?できれば他のやつにわからないように、あとこれ渡しといてくれ」

俺はそう言ってのど飴を渡す

「はらしょー…準備いいのね」

「まぁ昨日から知ってたしね」

「昨日から?」

「あっ…気にしないでくれ」

「…あとで取り調べねwそれじゃここはお願いね」

そう言って絵里さんも帰っていった

「平田!チェックできたけどこれできるかぁ?雨きつなってきたけど」

機械系統を手伝ってくれている関西弁の同級生が聞いてくる

「わからないけど…あいつらの事ならやるっていうだろうなぁ…」

その時俺はなにか嫌な予感がしていた

「んじゃあいつら呼んでくるわ、リハーサルするし準備頼む」

俺はそう言い残し部室に向かった

 

部室に着くとちょうど穂乃果が着替えを済ませた時だった

「んじゃリハやるからステージにきてくれー、ちょっと雨降ってるしタオルかなんかちゃんと持って行けよー」

俺がそういうとみんなはそれぞれの返事をして部室を出ていった

最後に出ていこうとした穂乃果に俺は声をかけた

「穂乃果…お前行けるか?体調はどうだ?」

「えへへ、大丈夫だよ!昨日はありがとうね!」

と元気よく答える穂乃果

しかしその顔は赤く熱を持っているように思えた

「ならいいよ、ほらタオル忘れるなよ」

「はーい」

穂乃果はそう言ってみんなの後を追いかけていった

 

リハーサルも順調に終わり

ステージまで残り時間も無くなってきた

しかし雨のやむ気配はない

「…どうする?雨降ってるけど」

俺はみんなに聞いてみた

「…やるよ、ここでやらないと!」

穂乃果がそう叫ぶ

「…よし!そろそろ本番準備行こうか!音響とかもろもろは終わってるぞ」

俺は先に歩き出す

朝からしていた嫌な予感がまだ残ってはいたがここまで来たらなんとかなるだろ

 

そして本番

ステージに上がった9人

そのセンターにいる穂乃果が叫ぶ

「こんにちは!今日は足下の悪い中、私たちのライブを見に来てくれてありがとうございます!早速ですが、聞いてください!『No brand girls』!!」

 

そう言うと曲が流れ始める

振り付けもみんな揃っていてこれ以上ない出来だ

 

勇気で覚悟を見せて! そうだよ覚悟は出来た〜!Oh yeah! 全身全霊!Oh yeah~

 

曲が終わり大きな歓声が沸きあがる

「よし!次の曲準備お願いします!!」

俺は手伝ってくれている他の生徒に声をかけた

しかし観客席の歓声は悲鳴に変わった

「穂乃果!!!」

絵里さんの叫び声が聞こえてくる

俺はあわててステージの方を見る

そこには倒れている穂乃果とそれを囲むメンバー

俺はそこに駆け寄る

「穂乃果ァ!!!」

俺が穂乃果を抱きかかえると穂乃果の口から小さく

「…はやく…次の…曲を…」

くそっ熱が悪化したのか

俺がもっと注意を払っていれば…

「穂乃果は俺が運ぶからみんなは次の曲…穂乃果抜きでやれるか?」

みんなの顔は暗い

「穂乃果抜きでなんて…できるわけないじゃない…」

絵里さんが小さくつぶやいた

すると穂乃果が小さく

「わたし…踊れる…やれるから…」

「…絵里さんここ頼めますか?おれ保健室に穂乃果連れて行きます。できるだけ早く戻ってきます、」

 

俺は穂乃果をおんぶして保健室に連れて行った

タオルで濡れてる体を拭き俺の上着をかけて寝かせてやる

保健室を出で行こうとした時後ろから穂乃果が

「…ごめんね」

とつぶやいた

俺は穂乃果の下に近寄ると

「今は自分の体を治すんだ、これからの事はまた考えよう」

そう言って頭をなでる

「…うん」

穂乃果はそういって小さくうなずいた

 

俺は屋上に戻ると手伝ってくれていたスタッフとμ’sがステージの片付けをしていた

俺は絵里さんに話しかけた

「…やっぱり無理か」

「そうね、この状況だもの」

「航大!穂乃果は!?」

海未が俺を見つけて声をかけてきた

その声を聞いてか他のメンバーも集まってきた

「穂乃果は今は保健室で寝ている、かなりの熱だけど今は持ってきてた薬飲んでるからあとで親御さんに迎えに来てもらおうと思う」

みんなはほっとしたような悲しそうな顔をする

「ごめん…実は穂乃果が昨日から風邪ひいてるの俺知ってたんだ…」

それを聞くと海未が

「なんで知っていてライブをやらせたんですか!!あなたはプロデューサーでしょ!!」

「…ごめん、今回は俺が悪い…忙しくてこっちも見てやれなかった…」

「そこまでや海未ちゃんも航大くんも」

割って入る希さん

「そうね、私たちが生徒会行けないからといって全部任せてしまったのも理由なんだからあまり責めないで」

絵里さんが言う

「しかし…」

「ここじゃあれだから部室に戻らない?そこで話しましょ、これからの事」

絵里さんの提案で俺たちは部室に戻ることになった

 

「それでどうするのよ…この状況…」

暗い雰囲気のなかにこさんが口を開いた

みんなうつむくばかりでなにも提案しようとしない

「…ラブライブの出場を…取り消す」

絵里さんがボソッと呟いた

「なんで!?せっかくここまで来たのに!!」

「穂乃果に無理させたのはやっぱりラブライブがあったからだと思うの、少なくとも今のμ’sには人気がある、ラブライブじゃなくても別の方法だってある。こんな形になるのは悔しいけどこれしかないんじゃないかしら…」

絵里さんが悔しそうに提案する

「…私は賛成です、穂乃果にも無茶してほしくないですし、またみんなで新しい方法を考えたらいいじゃないですか。」

海未も賛成する

「俺も賛成だ、今回の事は穂乃果の無茶を止められなかったのは俺の責任だが やっぱりこれ以上みんなにも負担をかけたくない」

俺は率直に言う

「ラブライブには出たいけど今回ばかりは諦めるしかないようね…」

にこさんも渋々ながら賛成する

その後もみんな賛成してくれて

μ’sのラブライブへの参加は辞退することになった

 




穂乃果ちゃんが倒れてしまってさぁ大変
この次の話からは少しインターバルに入るかな?
まだか書き切ってはいないのですが各学年との話になるかと
アニメとは少し展開が違いますがご了承下さい

小論文書くのがつらいです
自己PRなんてできませんwww
自分のいいところが見つからない(デデドン)
というわけで次回の投稿は少し時間が空くと思います
また次の話で会いましょう!

ライン@始めました
@zwn7752
多分これで出ます
良ければ追加してください!!
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