一人の少年と九人の女神   作:お寿司

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エリチカもやっとμ'sにはいって遂に合宿回です
僕個人もこの話は結構好きなんですよ
なかなかμ'sになじめない真姫ちゃんをなじませる感がたまりませんなぁ
この回から全員の呼び方が変わります
そこのところも見ながら読んでいただけると幸いです
それではどうぞ!!


第八話『先輩禁止!?』

オープンキャンパスも終わり生徒会も忙しさから解放されてきた

俺は次の曲の振り付けを南と一緒に考えていた

すると基礎練をしている高坂達の方からワイワイと声が聞こえてきた

「ねぇ二人とも!」

ニコニコした高坂が話しかけてきた

「…なんだよ、変なこと考えてるんじゃないだろうな」

「合宿しよっ!」

高坂はそう言ってきた

「合宿ぅ?別にいいけど場所どうすんだよ」

そう言うと高坂は

「ふっふっふっ、名案があるの!」

と西木野の近くに歩み寄り

「真姫ちゃん!別荘とか持ってない?」

名案ってそれかよww

「ウヴェ!?…ま…まぁ持ってないこともないけど」

と髪をくるくるする西木野

…あるんだww

「お願い!!」

と手を合わせる高坂

「しょーがないわね…聞いてみるわ」

と返す西木野

西木野って病院のお嬢様だっけ?すごいなwww

 

その日の夜、高坂からメールが届いた

『真姫ちゃんの協力の下合宿します!!

 平田君も来てね!

          高坂穂乃果  』

そして場所などが記されている

「来週の土曜日かよw唐突だな」

そう言いながら俺はいつも愛用している手帳に予定を入れた

 

そして出発日の土曜日

学校の最寄り駅の前で全員が集まったのを確認して

「この合宿で親睦を深めるために先輩禁止にしましょう!」

そう絢瀬先輩が提案する

高坂達はすぐに名前で呼び合っている

どうすればいいか分かってない俺に絢瀬先輩が

「ほら!航大も!」

俺はいきなり名前で呼ばれたことに困惑する

「…絢瀬…さん?」

そう言うと絢瀬さんは

「だめよ、下の名前で呼ばないと♪」

「えぇ…絵里…さん///」

俺はそう言ってから顔が熱くなるのを感じた

「あ~航大君、顔赤くなってるにゃー」

ほしぞ…凛がからかってくる

「航大君!わたしはわたしは!?」

「こう…穂乃果///」

俺は顔の温度の上昇を感じた

みんなは俺を見て笑っている

「あぁ!!もう行くぞ!!」

俺は耐え切れず先に駅のホームへと歩いて行った

 

「…すげぇ」

真姫の別荘を見て第一声がそれだった

真姫以外のメンバーは俺と同じ感想を持っただろう

ただ一人真姫だけが

「…こんなの普通よ」と言っていた

…絶対普通じゃないwww

 

俺たちは一旦中に入って荷物整理し外に出た

 

外に出ると海未が大きな紙を張り付けて満足そうにしていた

俺はその紙の中身を見てみると…

「な…なにこれ」

「え?見ての通りの合宿中のメニューですが…」

おかしいwこんなのガチムチの世界大会に出る人でもやらんだろww

むしろなんでこんなメニューを考えたんだwww

そんなことを考えていると他のメンバーも出てきてメニューを見て茫然としている

「それではこのメニューを今日からやっていきますね」

海未がにっこりと笑いかけてくる

俺は穂乃果と凛にアイコンタクトをする

(穂乃果!凛!俺が気を引くからお前らは逃げるんだ!!)

そうすると穂乃果と凛は

(了解!!ありがとう航大くん!!)

(了解にゃ!!航大君死なないでにゃ!!)

と目で訴えてくる

いや多分死なないけどさ…多分

俺は息を吸い込むと

「あっ!!海未!!あっちに大きなUFOがっ!!」

「そんな手には乗りませんよ」

…失敗してしまった

俺は穂乃果と凛の方に目を向けると

(そんなので気が引けるわけがないにゃ!!)

(もっとほかのなかったの!?)

…すまんw

すると希さんが

「海未ちゃん!今日の晩御飯どうする!?」

…何を聞いてるんだww今そんな場合じゃ…

「今日ですか…なんでもいいですけど…」

そう呟いたとき

「みんな!逃げるにゃぁ!!!!」

凛がそう言って海の方に走っていった

続けて海未と絵里さん以外のメンバーも走っていった

「…まぁこれはきつすぎるわ」

俺がそう呟く

「これはしかたないわね」

絵里さんも

「…そうでしょうか」

だめだわかってないやつだw

「今回の練習メニューは俺に任せろって 練習は明日の朝にやればいいじゃん」

「そうですか、それでは任せますね」

海未は納得してないような顔をしている

「まぁ海未も今は穂乃果たち遊びに行きましょうよ」

絵里さんが海未の手を取る

「…そうですね、それでは行ってきます」

海未はニッコリと笑い、絵里さんと走っていった

 

…さておれも行くか

 

「航大くーん!!こっちにゃ~」

凛が波打ち際で叫んでいる

「おーっす、今行く―」

「真姫ちゃんも~!」

凛がパラソルで休んでいる真姫にも叫ぶ

「私は別に…」

といって本を読み始めてしまった

「…まぁ気分になったら来いよな」

俺は真姫にそういうと凛たちのいる波打ち際に走っていった

 

そのあと海で散々遊んで帰ってきたメンバー

片付けている間に希さんと真姫が買い出しに行ってくれていたらしい

珍しい組み合わせだなw

そして晩御飯は俺とにこさんで作ることになった

「にこさん料理うまいっすね」

俺はにこさんの手際の良さに感心した

「そりゃいつも作ってるもんうまくもなるわよ、っていうかあんた男なのに手際いいわね」

「そりゃこの時代料理できる男はモテますからね ちょっと練習したんですよ」

とそんな冗談も交えつつ二人は料理を作っていった

 

そして晩御飯も食べ終わり寝る準備をして俺はベランダに行くことにした

するとそこには真姫がいた

「どうしたんだ?みんなもう寝る準備してるけど」

俺がそういうと真姫は

「…少し風に当たりたくなったのよ、平田く…航大もそうでしょ?」

「まぁそうだな」

「…」

真姫は遠くを見つめているように見えた

 

「さっきね、希先ぱ…希に無茶してもいいんじゃないかって言われたの」

真姫がそう切り出す

「…無茶なぁ」

真姫は続ける

「確かに私が意地を張ってるのは分かってるけど…航大は私がどうすればいいと思う?」

「そうだなぁ…確かに希さんの言ってることわかる気がする」

「無茶するってこと?」

「そうだなぁ、別に真姫が自分を出したって拒む奴はいないんじゃないか?」

「それは…」

「まぁこうやって相談してくれるだけどんどん打ち解けてるんじゃないか?」

「な…ナニソレ…」

「真姫も可愛くなったなってこと」

俺が茶化すように言う

「なによそれ///イミワカンナイ!!」

すると顔を真っ赤にして逃げていった

だけだとよかったのになぁ

「あれれぇもしかして告白でもしてたん?」

にやにやして希さんが歩いてきた

「違いますよ ってかどこから聞いていたんですか」

「先輩禁止やろ、敬語になっとるで」

にやにやしたまま注意してくる

「あっ…でも昨日まで東條先輩だったのにきついって」

「大変やろうけどがんばって」

「…んでどこから聞いてたの?真姫と俺の話」

真面目な口調でそう言う

「真姫ちゃんがどうすればいいか聞きはじめたところからかなぁ」

「…初めからじゃねーか」

おれは恥ずかしくなって顔を伏せる

「まぁ真姫ちゃんも誰かに似てめんどくさいしなぁ」

「…絵里さんですか」

「内緒」

希さんはいつもみたいにいたずらっぽく笑った

「さーて寝よっか」

希さんは部屋の中に歩いて行った

俺もその後ろに続いて歩いて行った

 

みんなが布団に入って寝始めたころ

俺は同じ部屋のソファーで寝ていた

 

するといきなりきた何かの衝撃で目が覚めた

体を起こすと真姫も混ぜたまくら投げが始まっていた

「なにやって…」

俺がそう言おうとすると一人寝ている海未の顔に誰が投げたか分からないまくらが二つ同時にダイレクトアタック!!

海未はしばらくもがいた後まくらを掴んで立ち上がった

「…どういうことですか…なんで起きているんですか…明日は朝から練習なのに……覚悟はできていますね…ヒヒヒヒヒ」

…やばい…これはダメなやつだ

俺の脳内が危険信号を発信する

すると俺の目の前を音速の何かが通っていった

その何かが飛んでいった方向を見ると

「だめにゃ…もう手遅れにゃ…」

凛がにこさんを抱えて絶望していた

「ふふふふふふ…」

だめだ…海未が壊れている…

「これは戦うしかなグボォ」

穂乃果が勇敢にも海未に立ち向かったがあえなく撃沈

海未はそのまま端で固まっている花陽と凛の方へ歩いて行った

そしてまくらを投げようとする

「だめだ!!凛!花陽!!」

俺は海未と凛、花陽の間に割って入る

「航大君!!!」

ゴスン!!!

凛と花陽の叫ぶ声と前から飛んできた何か大きな衝撃の後俺は意識を失った

 

俺が目が覚めるとメンバーは部屋にいなかった

俺はあわてて時間を見る

「…6時か」

俺は窓から外を見ると

そこには九人全員手をつないで朝日を見るμ’sの姿があった

真姫もみんな一緒に

真姫はもう大丈夫だろ

俺はそんなことを思って二度寝にはいった

…その後穂乃果と凛の嵐二人にたたき起こされるなんてこの時には思ってもいなかったが

 




はいどうも
友人「内容うっすww」って言われてしまいましたがww

ここで今回変わった呼び方を整理します
三年生から
絢瀬先輩→絵里さん  平田君→航大
東條先輩→希さん   平田君→航大君
矢澤先輩→にこさん  平田→航大
続いて二年生
高坂→穂乃果     平田君→航大君
園田→海未      平田君→航大
南→ことり      平田君→航大君
最後に一年生
星空→凛       平田君→航大君
小泉→花陽      平田先輩→航大君
西木野→真姫     平田先輩→航大

こんな感じでしょうか
やっぱり年上はさんを付けないといけないと思ってしまう
平田君は書いていて愛着が持てるキャラになってきました(今更感)

次回は少しシリアス(?)です
それではまた次回会いましょう!!
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