The 14 Days ~鎮守府合宿での14日間~【再凍結中】   作:M崎

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 さあ18話だ。

 戦闘シーンって書きづらい…!

 それでは、どうぞ!!



第18話 8月3日の不可視の斬撃

 

 

 黒岩明博(くろいわあきひろ)は、自室で1人、考えていた。

 

 

 (神城くんに夜戦を任せたは良かったが、さてここからどうしようかね)

 

 時刻は少しさかのぼり、針は22時31分を指している。

 

 すっかり暗くなってしまった司令官室で、彼は熟考する。

 

 もちろん、今回の出来事について、だ。

 

 今回のことに関しては、鎮守府からの対策がそんなにとれない。

 

 艦娘たちに深海棲艦を討つという名目で出撃してもらうことも可能だ。

 

 だが。

 

 (―――彼は、深海棲艦を、助けようとしている)

 

 そう、他ならぬ神城渓吾の行動のあり方が、その行動をとらせようとしてくれないのだ。

 

 神城渓吾は、艦娘も、深海棲艦も、そしてこの日本も助けようとしている。

 

 すべてを救うことなど、到底難しいだろう。

 

 しかし、彼は、行動で実践しようとしている。

 艦娘としっかりコミュニケーションをとり、深海棲艦には一閃で撤退を(ほの)めかし、互いに最小限の犠牲で済むように、自分というコマを動かしている。

 

 そんな中、私たち鎮守府に出来ることは、なんだ。

 

 (―――神城くんには悪いが、ちょっと艦娘を出させてもらおうか…?)

 

 いっそそんなことまで考えた。

 

 しかし、扶桑・山城の報告によれば、敵は「1人で」来ることを条件としている。

 

 条件に反した行動をうかつにとっては、逆にこちらがピンチになる可能性もある。

 そうなると、それはとんでもない悪手だ。ダメだろう。

 

 では、何をすればよいのか…?

 

 そう、黒岩が思考の海に沈みそうになったときである。

 

 「司令官っ!」

 

 本日の秘書艦、吹雪が息を切らせて、司令官室に飛び込んできた。

 

 黒岩は気持ちを強引に切り替え、雰囲気を察して気持ち強めに声をかける。

 

 「何だね」

 

 「司令官、前線の神城渓吾さんより、通信が入っています!『黒岩司令官に代われ!こっちにゃあと3分もないんだよ!早くしろや!』とずっと言っていまして…」

 

 「わかった、すぐに行く。場所は?」

 

 「第1棟の通信司令室です!」

 

 「了解」

 

 それだけ言うと、吹雪は大慌てで外に出て行った。

 

 (よほど面倒な事態になったのだろう)

 

 黒岩はそう考える。

 

 (まぁ、今は悩んでいてもしかたがない。まずは、通信をうけとらねばな)

 

 考えている時間は、もうない。

 

 そう考えて思考を切ると、黒岩は壁にかかっていた上着を羽織り、廊下を気持ち早足で歩き出した。

 

 

 

 黒岩が通信司令室に着くと、

 

 「お待ちしておりました、司令官!早く出てあげてください!」

 

 大淀がなにやら疲れたような顔で叫んでいた。日ごろ冷静な彼女にしては珍しいことなのだが…。

 

 不思議に思いながらも、通信をつなぐ。

 

 「あー、あー、応答せよ、こちら鎮守府通信室」

 

 『やぁっときた黒岩さぁぁぁぁあぁぁぁぁん!!テレビ電話送るから急いで見てくださいっ!!』

 

 「―――了解」

 

 テレビ電話?何故?

 

 黒岩が唸っていると、スクリーンにぱっと映像が映し出された。

 

 そこには、深海棲艦ざっと見120艦くらいと、奥に船が見えた。

 正直今の時点で状況はひどいものだ。惨憺(さんたん)たる有様、とはまさにこのことだろう。

 

 そして一言。

 

 『―――見えてますか、黒岩さん。すっげぇ面倒なことになりました』

 

 「何が起こったんだ?」

 

 やはりな…という気持ちを出しながらも、前線にいる神城渓吾に、問う。

 

 それに答えるには、

 

 『やっぱり、あの『大反乱』は()()()()()()でした。そしてそれには、俺と同じ能力者が関わっています』

 

 「―――――――っ!?」

 

 回答は予想の170度ほど斜め上を行った。

 

 能力者は、神城柊哉(かみしろしゅうや)、神城渓吾の兄弟と、()()()()、さらに()の4人しかいないのではないのか…?

 それが、第5の能力者…?

 

 そして、あれだけ後処理に苦労したのが、作為的なもの、だと…?

 あの大反乱が、敵の思惑通りの演出だったのか。

 

 「―――どういうことか、詳しく説明してもらえるか?」

 

 『詳しく説明してる時間はないですけど、俺の大っ嫌いな能力者が現れて、そんで無理難題を押し付けて帰って行きました。俺の近くにはレーザーが張ってあって、半径30メートル以内に近づくと、焼き殺されるそうです』

 

 「場所はどこだ?」

 

 『GPSによると、北緯34度7分5厘、東経140度6分3厘みたいですね~』

 

 「鎮守府付近の海域なわけか…」

 

 また随分厄介な場所に出たものだな…。

 そして条件がさらに面倒だ。何をどうしたらこんな状況になるのだろうか。

 

 「状況は理解した。予想を遥かに超えて面倒な事態のようだ」

 

 『そうですね』

 

 「君は、どう動くつもりなのか?」

 

 黒岩は再度問う。

 神城渓吾の目指す理念にいたるまで、彼はどのような行動をとるのか。

 

 回答はほんの数秒後に得られた。

 

 『―――基本深海棲艦を助ける方向で行きます。彼女たちも一応、意思を持っているので。敵、だと割り切って殺すのは少々どころかすごく嫌です』

 

 「…そうか」

 

 『はい。なので、銃弾については俺が対処します。そのほかの策は…まぁ、何とかなるでしょう』

 

 そこで一旦、彼は言葉を切る。

 

 黒岩も、彼の次の言葉を待つ。

 

 やがて彼は、ぽつりぽつりと、呟き始めた。

 

 『―――(おご)り高ぶっている訳じゃないんですけど、俺には、他人を護る(能力)があります。その力を、自分のためだけに、使うことも出来ます』

 

 彼の突然の独白(モノローグ)に、黒岩も、大淀も、吹雪も、そしてドアの後ろで見守る艦娘たちも驚くが、彼はさらに続ける。

 

 『ただ、それは、あまりにももったいない。力の使い道として間違っていると、俺はふと思ったんです。するとどうでしょう、この力を俺はもてあましてしまった。扱い方が分からなくなった。俺は悩みに悩んだ結果、5年前、強烈なスランプを起こした』

 

 いつしか部屋の空気が静かになっている。機械の音と彼の声だけが、通信司令室に響き渡る。

 

 『そのときの俺はもう酷かった。何をやっても怒ってばかり。まるで子供みたいでしたよ』

 

 彼はあははと軽く笑う。だが、笑顔と裏腹に雰囲気は沈んでいく。

 

 『そこに、俺の兄貴と親友がやってきた。当然、当時の俺は追い返そうとしました。でも彼らはどかなかった。そして、こういったんです。

 

 

 『―――お前、力を人のために使うとか、しねーの?』

 

 

 『―――他人のために、力を使っても、得はほとんどない。けど、別に損もないよな、弟よ』

 

 

 ―――この言葉のおかげで、今の俺はあります。だから俺は、誰も犠牲にならない、平和な世界を、(こいねが)っています』

 

 彼の独白(モノローグ)は、そこで終わった。

 

 何故か、気づいたら手を叩いていた。

 

 拍手が、巻き起こっていた。

 

 『拍手なんてしないで下さい。俺はただ、ちっぽけなポリシーを語っただけですから…そんなに拍手されると、ちょっと恥ずかしくもなりますよそりゃ…はは』

 

 そう言って照れたように笑う神城渓吾に、黒岩は一瞬見惚れてしまった。

 

 彼は、これほどまでに真っ直ぐに生きている。

 

 彼は、これほどまでにまぶしく、輝いている。

 

 直視するのも(はばか)られる。

 

 感慨深い気持ちを抱えながら、黒岩は返事を返した。

 

 「―――そうか…―――空母を、用意したほうがいいかね?」

 

 ふっと、知らぬ間に言葉が口から出ていた。

 

 ゆっくりと告げる言葉に、彼はひどくびっくりした様子で、

 

 『止めてくださいよ。そんなことしたら、艦娘たちの方に被害が出てしまう。彼女たちが傷つくのは、俺にとって最悪にも等しいですからね』

 

 後ろから熱を帯びた目線が降り注いでくるが、黒岩は知らないふりをして話し続ける。

 

 「しかし、それでは苦労するだろう。何か必要があれば、どしどし言ってくれ」

 

 強引にまくし立てる。彼も根負けしたらしく、ふっと苦笑すると、

 

 『―――じゃあ、ちょっとした予防線みたいなものですけど…』

 

 しぶしぶといった感じで話し始めた。

 

 『空母と水雷戦隊を貸して頂けないですかね?』

 

 「空母はわかったが…水雷、戦隊?」

 

 彼の意図が読めず、黒岩は困惑する。

 

 『予防だっていったじゃないですか…もしもの事態を想定した場合ですよ。そのときに、水雷戦隊が必要になるかも知れないんです。嫌なら全然大丈夫ですよ?』

 

 彼もそこまで強くは押したくないのだろう。少し控えめな感じだ。

 

 「いや、大丈夫だ。第1航空戦隊(いっこうせん)と…、うるさいから第3水雷戦隊(さんすいせん)を行かせよう」

 

 『ありがとうございます。くれぐれも怪我のないようにお願いしますね』

 

 「君は心配性だな」

 

 『少女を傷つけて愉しむような趣味は俺にはないんで。―――ちょっと指示を伝えてもいいですか?そろそろ22時35分になりそうなんで』

 

 「わかった。出来る限り簡潔に分かりやすく教えてくれ」

 

 『ええと、まず―――』

 

 彼はいくつか、鎮守府(こちら)に指示を出す。

 

 いや、本当に彼には驚かされるばかりだ。

 

 こちらに出来ることは何もない。

 

 「―――すまない、君1人に任せざるを得ないのがすごく残念なのだが、1つ言わせて貰おう…」

 

 そこで黒岩は一旦口をつぐむと、ゆっくりと口を開き、言った。

 

 

 「―――死ぬなよ」

 

 

 『………そう簡単に死にはしませんよ。任せてください』

 

 黒岩の言葉を聴いて、彼は笑顔でそう告げると、通信を切った。

 

 言葉を返そうとするも、もう遅い。

 

 奇しくもその瞬間、時間は22時35分を迎えたのだ。

 

 彼の言う『タイムリミット』の時間を。

 

 黒岩が何も言わずに立っていると、

 

 「…司令官、第1航空戦隊(いっこうせん)第3水雷戦隊(さんすいせん)に連絡を取りますか…?」

 

 吹雪がおそるおそるといった感じで質問をしてきた。

 

 その言葉で、黒岩は意識を強制覚醒する。

 

 「―――うむ、任せた」

 

 「了解です、司令官!」

 

 黒岩が力強く告げると、吹雪はスカートを翻して連絡を伝えに言った。

 

 おそらく、2,3分もしたら出撃できるだろう。

 

 その間、何も出来ない私たちには、信じて待つことしかできない…。

 

 

 

                  ★

 

 

 

 「―――うおらぁぁああぁぁぁぁあぁ!!!」

 

 時刻は22時42分、俺は本格的な「運試し」の領域に入っていた。

 

 右手の迅氷剣(テュルフィング)を銃弾にあて、軌道を大きく逸らし、

 左手の迅焔剣(エクスソフィア)を回転させて、銃弾を弾き飛ばす。

 

 もう、能力者じゃないとこんなこと出来ないだろっていう感じだ。

 深海棲艦も砲撃を試みているが、結界が張ってあるらしく、砲撃が通らない。3回くらい狙撃してるのに…。

 

 ―――考えたらあいつ(祗園)の能力、混乱(カンファレンス)空間(ヴァリアス)2()()だったな。結界くらい、空間(ヴァリアス)使えば普通に出来るじゃん。

 

 さらっと重要な情報を公開しつつ、俺は左右に銃弾を弾き飛ばす。

 

 「だりゃあっ!!!」

 

 左右の剣を振り抜くと、次弾装填(リロード)のためか少しだけ隙が出来る。

 

 そこが、好機!

 

 みすみす見逃す俺ではないっ!

 

 

 「―――向心流、第14秘剣、『嵐疾(らんしつ)』!!」

 

 

 俺は選びに選び抜いた挙句、この剣術を発動させた。

 

 一応、『雷刃(らいじん)』のほうを出しっぱなしにする。

 

 すると、俺は残像すら見える速度で、これまでよりも数段鋭い剣筋で銃弾を切り刻み始めた。

 

 この術は、風のようなスピードで剣を左右に交差させながら振るうという術だ。

 衝撃波も出すため、遠距離攻撃もすることが出来、結構強い能力なのだが、その分フィードバックが激しく、使った後は2時間ほど動けなくなる。

 

 スピードは術の中では『雷刃(らいじん)』の次に(はや)い。

 

 つまり、その2つを掛け合わせると、俺の中で天使の靴(エアリエル)の倍率400倍ちょいレベルまで加速することが出来る。

 

 それ以外のこと?…GGR(ググれ)

 

 俺は以前と比べ物にならないレベルで、銃弾の嵐を弾き飛ばしていく。

 

 「―――シッ!!」

 

 最後に右腕を振りぬくと、また次弾装填(リロード)のために間が空いた。

 

 当然、スピードの上がっている俺にとっては短い時間ですらなく、

 

 「はぁあぁああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

 両腕の剣を交差させて、結界を切り刻もうとして―――。

 

 

 

 ―――スカぶった。

 

 

 

 「…あり?」

 

 結界などまるでなかったかのように、俺は船の上にそのまま乗り移る。

 

 勢いは殺せず、天使の靴(エアリエル)の倍率400倍ちょいのスピードを維持したまま突撃する。

 

 当然、目の前にあるのは船。

 

 (あ、これヤバい)

 

 そのままぶつかる前ぶり。

 

 ぶつかるだろうと、船に激突する寸前で、俺は剣を振りぬいた。

 

 振りぬいてしまった。

 

 

 「――――――――――あっ」

 

 

 気づいたときにはもう遅かった。

 

 俺の剣から出た(あか)(あお)の波が、目の前に(ほとばし)った。

 

 そしてそれらは、帝王の進軍だとばかりに、道の邪魔をする有象無象一切合財を斬り刻む。

 

 万物には目もくれず、ただ目前の障害を排除する。

 

 圧倒的な(はや)さと、とてつもない(つよ)さを持つ。

 

 これぞ不可視の斬撃(インヴィジブル・ストローク)

 

 常人に見えない速さの斬撃と衝撃波によって、(障害)はなすすべもなく木っ端微塵にされていく。

 

 その中には、銃器(M2)はもちろん、船に仕掛けられていた爆弾も含まれていた。

 

 それらは爆発したりもせず、ゆっくりと海色(みいろ)に溶け消えていく。

 

 斬撃が一瞬で通り終えると、そこには跡形もなくなった船の残骸が漂うだけだった。

 

 「…………………………」

 

 何がおこったのか分からないまま、文字通りに静寂が沸き起こる。

 

 そこにブウンと響いたのは、レーザーのスイッチが、船を破壊したことによって切れた音だろう。

 

 

 …えと、思ってた結末と大幅に違うんだが。

 

 俺、もうちょっとかっこよく斬るつもりだったんだけど…。

 

 あはは、マジですかい。

 

 俺は何故か感じる物寂しさを背に、愛想笑いをすることしか出来なかった。

 

 示す時間は22時44分―――。

 

 

 

                 ★

 

 

 

 「―――運のいい奴め」

 

 忌々しそうにギリッ、と歯を食いしばる祗園白幽(ぎおんはくゆう)

 

 その顔には怒りとあきれ、諦めとさまざまな感情が渦巻いている。

 

 全くの予想外だ。

 

 こんな結末は想像していなかった…っ!!

 

 くそっ、次こそ!

 

 「次こそ殺すぞ、神城渓吾…っ!」

 

 祗園はそう恨みのこもった目で言うと、その場を後にした。

 

 

 ―――神城渓吾(イレギュラー)は、よく分からない運のよさで、最大から2番目の危機を脱する―――。

 

 

 

 

 




 作者「…いかがでしたか?自分の中で、一番迷走した話なんですが…」
 渓吾「おい、評価☆0.80がついてるぞ、何故か」
 作者「………マジデスカ」
 渓吾「大マジ」
 作者「――――――――」
 渓吾「あれ、死んだ?…おーい?」
 作者『ただの しかばねの ようだ』
 渓吾「うぉっ、何じゃこりゃ。…おーい、お前?」
 作者『ただの しかばねの ようだ』
 渓吾「…重症だな、こりゃ。たかが1人、されど1人ってか」

 渓吾「それでは、前回に続いて今回も俺が次回予告をさせていただきます」
 ??「ちょっと待った」
 渓吾「は?誰だよこんなときに…って、お前は…ッ!?」
 祗園「すまない、ちょっと借りるよ。あー、あー、あー…」
 渓吾「何さらっと喉のチェックしてるんだよ祗園(テメェ)!お前の場じゃないよ、引っ込んでろ!」
 祗園「そうは言われてもねぇ。僕も、少し言いたいことがあるから」
 渓吾「は………?」
 祗園「次の19話は、僕の話になる予定だよ」
 渓吾「おい」
 祗園「僕の今までのいでたち、僕の心情、僕の現在、僕の未来まで、すべてが僕一色の話、それが19話だ」
 渓吾「コラ」
 祗園「では次の、『第19話 8月3日~祗園白幽のア・ラ・カルト~』もよろしく頼むよ」
 渓吾「話を勝手に作るんじゃねぇ!お前の話なんぞ誰が得するんだよ!!」
 祗園「僕」
 渓吾「公私混同すんなっての!分かったからさっさと失せろ!」
 祗園「つれないねぇ、神城渓吾よ。僕はそんなキミを、これほどまでにも想っているのに…殺したい、と」
 渓吾「うるせぇきめぇ!本当にどっか行ってろ!俺の半径7キロ以内に近づくなァーーーー!!!」
 祗園「ではね(退散)」
 渓吾「はぁ、ようやく行ってくれた…」
 渓吾「あ、読者の皆様。19話はそんな話にはなりませんので、ご安心ください」

 渓吾「それではまた、19話で」
 渓吾「感想とか、どしどし待ってるぞ…ほら、お前も」
 作者『ただの しかばねの ようだ』
 渓吾「ここでもかいっ!!」



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