インフィニット・ストラトス ~目覚めるAGITΩ~ 作:オンドゥル王子
まだライダーの登場は先ですが次位にはでるのでご期待下さい。
あとお詫びがあります。前回後書きに書いたクウガの設定についてですが当初は、絡ませないといっていたのですが、やはり少しだけ絡ませて見ようということで、設定の盛り込むことにしました。
それに際して、どう言った形で絡んだのかあらすじ形式で、書いていきます。
クウガとグロンギが甦る。
しかしその存在は、警察の一部の捜査官たちにしか知らされておらず、またクウガの活躍により、一般への被害も最小限に食い止められていた。
ゆえにISもグロンギとの戦闘はほとんどなく、アンノウン出現時にグロンギのことから新たな武装などの開発がなく手も足も出なかったという結果に繋がります。
あとG3も前回はISからデータ提供を受けたとありますが、それに加えてクウガせ戦闘データも盛り込まれているという設定になります。
人物についてですが、一夏らはまだ中学生なので関係はなく、千冬が未確認生命体事件に絡んでます。彼女もグロンギに襲われて、太刀打ち出来ず危ないところをクウガに助けてもらってます。案外警察のほうにもいりびだっていたという設定です。束はまぁ....
因みに、この本編の二年前のことです。
夕方になり夏と箒はIS学園に戻って来ていた。
あの事件の後普通にデートを楽しんで、日が沈んできたから帰ろうと一夏が言い出したのだ。
箒としては、もう少し夜のムードを楽しみたい気持ちもあったが、門限までに帰らないと寮長 つまり千冬から地獄のようなペナルティを課されるので、仕方ない。
二人で寮の廊下を歩いていると夕食を終えたセシリアらつまりいつもの専用機メンバーと遭遇したのだ。
箒「くそ! ヤバい」
皆を出し抜き つまり黙って一夏とデートをした箒としては、ここで皆と会うのは非常にばつが悪い。
ちなみに二人は外で夕食を済ませてきた。
セシリア「あら、一夏さんに箒さん。こんなところで会うなんて。今日は姿をお見かけしなかったので、気になっていましたところですわよ。」
鈴「それにあんたたち二人とも私服じゃない。.....何をしてたの?」
言葉の最後は数トーンは下がっていた。
シャル「僕も気になるな~。二人が何をしていたのか!」
シャルロットも言葉が何時もより強い。
「これはヤバいぞ。なんとかせねば」と箒が言い訳を考えていると、
一夏「今日は箒と町を色々回ってたんだ。映画見たり、買い物したり。」
一夏が火に油を注ぐ。
ラウラ「何だと?それは本当なのか?」
箒「えっと その.....」
一夏「あぁそうだ!途中強盗に遭遇してさ。その場にいたカッコいい刑事さんの活躍でなんとかなったけどビックリしたぜ。」
一夏が楽しそうに喋るが、後半はもう皆の耳に届いてなかった。
鈴「....死ねっ!」
セシリア「ふん!」
シャル「一夏のバカ!」
ラウラ「浮気をするとはいい度胸だ」
皆が思い思いの言葉を口にする。
一夏「おい どうしたんだょっ.....」
四人のビンタやパンチが一夏の体の至るところに決まる。
一夏「グヘッ....」
一夏はそのまま気を失った。
四人は箒をにらみながら、去っていった。
箒「はぁ....」
箒はそこに立ち尽くしていた。
都内某所 ファミレス
冴子「G3ユニットの正式稼働開始に乾杯!」
京太・飛鳥「乾杯!」
ここは都内にあるファミレスである。G3ユニットの三人はここで祝賀会を開いていた。警察官がファミレスというのも、変わった光景だが、冴子が「ファミレスくらいが、ちょうどいいのよ。安いし。」と言ったのでファミレスで開くことになった。
飛鳥「これで正式にG3が戦えますね。」
冴子「そうね。ここまで来るのに凄く時間がかかったわ。」
京太「でもこれでアンノウンとも戦うことが出来ますね。」
三人は緊急呼び出しに行けるようアルコールでなくジュースやコーヒーを飲んでいる。
運ばれてきたピザにかぶりつきながら、京太が言う。
京太「それにしてもまた飛鳥さん事件に巻き込まれんですね。話聞いてやっぱりと思いましたよ。」
飛鳥「まぁ、たまたまですし。困ってる人がいるのに助けないのは良くないですよ。」
冴子「そうね。さすがG3の装着員よ。けどこれからはアンノウンとも戦うことになるから、すぐに動けるようにておいてね。」
飛鳥「はい。分かりました。」
キリッとした口調で飛鳥は答える。
冴子「アルコールじゃないのは申し訳無いけど、とにかく飲みましょう!せっかくの祝賀会なんだし。」
そういって冴子はパスタを食べ始めた。
そんな光景を見て、「このチームでなら人々を守っていけそうだ」と飛鳥は思った。
翌日 IS学園
一夏は、皆と食堂に向かっていた。
昨日の件についてはなんで自分が叩かれたのか、いまいちわかってないようだが、なんだかんだ皆元に戻ってくれている。
鈴「今日は何を食べようかしら。」
セシリア「鈴さんは、お肉をしっかり食べないと!」
セシリアが鈴にアドバイスのようにいう。
鈴「どうして?」
セシリアはニヤリと笑って
セシリア「じゃないと成長しませんわよ。からだが。」
それを聞いて鈴が顔を真っ赤にして怒る。
そんな光景を見ていた一夏たちの耳に近くの生徒がしていたであろう噂話が聞こえてくる。
生徒A「ほんとなんだってば。今日から食堂に新しい調理師さんがくるんだってば!」
生徒B「ほんと?でもなんでそんなに興奮してるの?」
生徒A「それが新しい調理師さんは男の人なんだって。それも20くらいの若い人!」
生徒B「嘘~織斑くんみたいにイケメンならいいんだけどな~」
生徒A「それは見てからのお楽しみね!」
そんな話が聞こえてきた。二人は一夏に気づいてないらしく色々言っているが、悪いことではないので、良しとする。むしろいいほうだ。
一夏がニヤニヤしていると思った箒は、一夏の足を踏む。
一夏「いって!何すんだよ。」
箒「別に。」
箒は不機嫌そうに答える。
一夏は「なんだよ」といいつつ食堂に向かう。
食堂に入ると凄い人だかりが出来ていた。皆一年の生徒だった。
一夏が後ろから背伸びして見ると、千冬が生徒を前に仁王立ちしていた。そして千冬は生徒にいい放つ。
千冬「今日から新しい調理師の方が来てくださる。噂で聞いてるやつもいると思うが男だ!年齢は21で若い!」
千冬が説明するが、何故そんな説明が要るのか一夏は分からなかった。
千冬「私の言いたいことは、無闇にその人に話しかけたりして業務の邪魔になるようなことはするなということだ。彼は若く、あまり言うのもあれだが、顔立ちも整っている!普段男と接触する機会の乏しいお前らはこれだけではしゃぎ回るからな! 別に話すなとは言わんが、無闇に話しかけたり、ついて回ったりはするなよ。織斑とちがって彼は外部から来てくださっている人間だ!くれぐれも迷惑の無いように!」
千冬は言うと、食堂の端っこに下がった。代わりに出てきたのは、噂の新しい調理師だった。
調理師「はじめまして。今日からこの食堂で働く 不動 鷹晴と言います。皆さんの健康をサポート出来るように頑張ります!」
不動鷹晴と名乗った青年は笑顔で自己紹介をした。確かに千冬の言ったとおり 笑顔の似合うあどけなさを残しつつも凛々しい顔つきをした好青年だ。
背も高く、何となく昨日の刑事を思い出す一夏。雰囲気は違うのだが、何となく似ているような気がする。
鷹晴の紹介が終わると、女子たちは予想通りキャーキャー騒ぎ始めた。
騒ぐなと言われても騒いでしまう。それが女子高生(一応男子もいるが)のノリなのだ。
しかし横から千冬の咳のが聞こえると理性を取り戻したのか一応静まった。
それからは、いつも通りの食堂だった。違うとすれば、女子の目線が今日は鷹晴に向いているので、一夏としては楽というかありがたかった。
そんなことを考えていると、一夏の配膳の番がきた。
するとたった一人の男を見つけたからか鷹晴が一夏に話しかけてきた。
鷹晴「君が、噂の織斑一夏くん?話は聞いてるよ。」
一夏「はぁ....ありがとうございます。」
鷹晴「俺も女子ばっかりであまり慣れてないから、困ったときは助けてもらえないかな?」
そのとき一夏は「あぁ、彼もこの環境にあまり慣れてないのか」と思い急に親近感とこの人とは友達になれそうだという感覚が生まれた。
その直後一夏の後ろに並んでいた生徒が、鷹晴に話しかける。
生徒「そんなこといって、女の子ばっかりだからってでれでれしないでよね。鷹晴くん。」
その生徒は、ずいぶん親しげに鷹晴に話しかける。
一夏「あの二人は知り合いなんですか?」
気になって一夏は聞いてみた。すると鷹晴が「はい!」と答えて、後ろの生徒も答えた。
生徒「はい、実は彼、うちの居候なんです。」
一夏「えっ!」
一夏はビックリしてお盆を落としそうになる。
生徒「あっ私は三組の、牧村綾 って言います。こうして話すのは初めてだよね。織斑くん。」
綾と名乗った少女に言われ、一夏も頷く。
一夏「よろしく!って居候ってどういうこと?」
一夏は疑問を綾にぶつけた。
綾「言葉通りだよ。うちの実家の居候なんだ。まぁ立ち話もなんだし、座らない?」
綾に言われて二人は箒たちのいる方へ歩いていく。
ラウラ「遅いぞ!嫁」
ラウラに言われて、「すまない」と返す一夏
そして皆に綾のことを紹介して綾にも皆を紹介した。すると綾は
綾「すごい皆専用機持ちなんだ!いいな~私も強くなりたいな~」
と初めて話す専用機持ちに興奮していた。
綾の興奮が冷めた頃合いを見て、気になっていた話をふる。
一夏「それで彼が居候って?....話しづらい事情ならいいんだけどな」
一夏が気を使うが
綾「全然大丈夫!本当にただの居候だから。」
ためらいもなく綾が続ける。
綾「実は一年くらいまえに、私のおじさん。お父さんの弟さんが海で見つけたらしいの。おじさん漁師をやってて嵐のあとに海に出てたときに、漂流していた鷹晴くんを見つけたんだって。傷もいえて元気になってからは、田舎より都会の方がいいだろってうちに来たの。」
それを聞いた一夏たちは鷹晴を見た。
綾「実は彼記憶喪失で、事故の前のこと何も覚えてないの。名前はおじさんがつけたらしいけど。荷物とかもなかったから、身元がわかるものが何もなかったんだって。」
それを聞きさらに一夏たちは鷹晴に同情した。
しかし綾がいった。
綾「けど彼あまり気にしてなくて、別にこのままでもいいっていってるの。」
シャル「案外楽天家なんだね。」
綾「私たちも気にするつもりは無いけど、やっぱり気になるし....とりあえず今は彼に自由に振る舞ってもらおうって、決めたの。」
一夏「そうなんだ。」
と話し込んでいると、「早く食べろ!あと10分だ!」と千冬の檄が飛ぶ。
ヤバイい一夏たちは急いで食事を済また。
食堂を出るときに一夏は綾に「ありがとう。また今度ゆっくり話そうぜ!牧村さんのことも知りたいし。」といった。綾も「うん!また今度」といって走り去っていった。
するとセシリアから「相変わらず一夏さんは、女性をおだてるのが上手ですわね。」と言われる。
一夏「? 俺別におだててはいないぜ。」
といっているとチャイムが鳴り響き、五人は急いで教室に向かった。
今回もライダーの活躍はなく、キャラと設定説明会です。
すいません。
けど次回はライダー出るのでもうしばらくお待ちください。
あと前書きにも書きましたが、勝手な設定の変更。本当に申し訳ありません。
話に幅を聞かせるために、行った改編ですが、混乱を招きかねないことですので、改めてお詫びさせていただきます。
最後に今あかす必要は全くないですが、この物語でクウガとなった青年の名前は 綾崎龍也 です。