幻想の能力の使い手と間桐の男   作:寂しい幻想の刀鍛冶

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第伍話 間桐家の日常

キャスター陣営を殺った翌日・・・・・・

 

「そうか、キャスター陣営を殺ったか」

 

「えぇ、子どもは交番の前に送って置いたから大丈夫でしょう。それよりマスター」

 

「どうしたバーサーカー?」

 

「どうやらアサシンはまだ存在しているみたいよ」

 

そのバーサーカーの報告に雁夜は驚いた。

 

「何!?アサシンは時臣のサーヴァントに殺られたんじゃないのか!?」

 

「えぇ、その通りよ。だけど今回の戦闘時クレーンの上にアサシンが観察をしているのを私の僕の蝶が確認したわ。多分だけど、アサシンの宝具によって自身の分身を作ったのかもしれないわね・・・・・・」

 

「そうか・・・」

 

「多分昨夜のはアサシンが脱落したと見せかけて、その油断の隙に情報を収集しようとしているのかもしれないわね・・・」

 

そう言い一旦区切るとバーサーカーは続けた。

 

「一応あの場にいた者達と遠くからその場を観察していた者には蟲を複数つけて置いたから各陣営の拠点が分かるのも時間の問題だと思うわ」

 

そう雁夜に報告するとバーサーカーに一匹の蜘蛛が上から降りてきて肩に停まった。

 

「あら、何かあったのかしら?・・・・・・そう、分かったわ。引き続きお願いね」

 

バーサーカーの言葉を聞いて蜘蛛は天井へと登ってその場を去った。

 

「何かあったのかバーサーカー?」

 

「えぇ、どうやら遠坂陣営と教会はグルになっているみたいよ」

 

「・・・何、それは本当か?」

 

「本当の事よ。まぁ、アサシンのマスターを保護している時点で教会とグルだと考えていたけど、今の報告で本当だと分かったわ」

 

「・・・・・・アサシンの人数は分かるかバーサーカー?」

 

「分からないわ。だけど最低でも六人いるわ。各陣営に一人ずつとそれを報告するのに一人っといったところかしらね」

 

「おい、付けられていないよな?」

 

「大丈夫よ。私の能力で幻覚を見てもらっているからね」

 

「そうか、それならいいのだが・・・・・・」

 

 コンッコンッ

 

その時部屋をノックされた。

 

そして扉を開けて桜が入って来た。

 

「どうしたんだい桜ちゃん?」

 

「・・・お腹すいた」

 

そう言われて時計を見ると十二時になろうとしていた。

 

「もうこんな時間だったのか・・・」

 

「だったら私が準備してくるわね」

 

「すまないバーサーカー」

 

そうしてキッチンに向かおうとしているバーサーカーだが、袖を引かれた。

 

そこには桜がこちらを見ていた。

 

「どうかしたのかしら?」

 

「・・・私も手伝う」

 

どうやら桜も料理を手伝いたいらしい。

 

いいのかっと目で雁夜に尋ねると頷かれた。

 

「はぁ、着いてきなさい。教えてあげるから」

 

「・・・ありがとう」

 

そうして二人は会話をしながら部屋を出ていった。

 

その様子を雁夜は微笑ましそうに見ていた。

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