幻想の能力の使い手と間桐の男   作:寂しい幻想の刀鍛冶

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第捌話 剣士と悪魔

「貴様はバーサーカー!!」

 

「あら、久しぶりじゃないセイバー」

 

アインツベルンの森の中。

 

城に向かっていたバーサーカーとランサーの下に向かっていたセイバーが出会った。

 

「バーサーカー、ランサーを知らないか?」

 

「あぁ、ランサー陣営なら私が追い返して置いたわよ。今回は貴方の陣営と戦いに来たんだから・・・」

 

「そうか、なら相手してやる!」

 

そう言いセイバーは見えない剣を構えた。

 

それを見てバーサーカーは炎の剣を構えた。

 

「それじゃあ行くわよ」

 

そう言い炎の剣をセイバーに向けて振るった。

 

そこから炎の弾幕が放たれた。

 

「何ッ!?」

 

セイバーは驚いたが木に隠れる事で躱したが隠れた木が焼け倒れた。

 

「まだまだ行くわよ!獄符「千本の針の山」!!」

 

バーサーカーがそう宣言すると地面から魔力でできた赤い巨大な針がランダムで出てきた。

 

「さぁ、動き続けないと刺さるわよ!ついでにこれも行くわよ!蝙蝠「デビルズ・パーティー」!!」

 

その掛け声と共にバーサーカーから蝙蝠型の弾幕が放たれた。

 

地面から出て来る針を避けながら蝙蝠型の弾幕を躱そうとするが躱してもセイバーを追尾していく。

 

「くッ、追尾型か!?」

 

そう言いながら蝙蝠型の弾幕を剣で薙ぎ払って行く。

 

その隙にバーサーカーは複数のビンを空中に放った。

 

するとビンはそこに付いていた加速型の魔法が発動して城へと向かって行った。

 

そして城にぶつかると爆発して壊していった。

 

「なっ!?貴様!!」

 

「ふふふ、私の攻撃に対応できなかった貴方が悪いのよ?」

 

「黙れ!此処でお前を斬り伏せてやる!!!」

 

セイバーの言葉にバーサーカーは顔に笑みを浮かべたが、肩に一匹の蛾が止まった。

 

「どうしたんだ・・・なんだと」

 

笑みを浮かべ続けていたが蛾の話を聞くと、すぐに真面目な表情になった。

 

「何がだ!」

 

「どうやら貴方のマスター達がアサシン陣営との戦いでピンチみたいだけど?」

 

「何・・・ッ!?アイリスフィール!!」

 

「行きたければ行けば?私の今回の目的は貴方の陣営の拠点の破壊なんだからね」

 

「・・・・・・ちっ!」

 

セイバーは舌打ちをすると森の中を走って行った。

 

それを見送ったバーサーカーは城へと向き直った。

 

「さて、私もやる事を終わらせますかね・・・」

 

そう言い先ほどのビンを数百個スキマから放り城を爆破していった。

 

そして遂には城は崩壊してしまった。

 

「ふぅ、これで終わったわね。さて、お前達」

 

そうバーサーカー言うと闇から蝶、蛾、蠅、蜂などの蟲が現れた。

 

「命令よ、セイバー陣営を追跡して新たな拠点の場所を報告しろ。成果を楽しみにしているぞ・・・」

 

バーサーカーがそう言い終えると集まった蟲達は任務へと向かって行った。

 

「それじゃあ、私も帰るとしますかね・・・」

 

そう言いバーサーカーは霊体化しその場を去った。

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