夜のセイバー陣営の屋敷・・・
その蔵ではアイリスフィールが魔法陣の上で横たわっていた。
その傍に切嗣のサポートしている女性が立っていた。
「奥様・・・」
「いいのよ、遅かれ早かれこうなる運命だったのよ・・・」
その様な会話をしていると、周りが毒々しい煙で覆われた。
「っ!?奥様吸ってはいけません!?」
その煙の正体に気が付いた女性はアイリスフィールに注意を促がしながら自身も吸わない様に口を袖で覆った。
だが、その後女性の後ろに現れた者に当て身をされて気絶してしまった。
「っう!?・・・・・・(ドサッ)」
「ふふ、周りの注意を怠ってはいけないわよ?」
「っ!バーサーカー・・・」
アイリスフィールはその者の姿を見て睨んだ。
そのアイリスフィールを見てもバーサーカーは余裕の態度を取っていた。
「良いのかしら?私の目をそんなに見つめても・・・・・・」
そう言いながらバーサーカーは自身の目を紅色に輝かせ始めた。
それに気づき不味いとアイリスフィールは思ったが既に遅く、意識が遠くへと言ってしまった。
そのアイリスフィールをバーサーカーは方へと担ぎ、スキマを開き潜り抜けて行った。
その時に気絶している女性の傍に手紙を置いて・・・・・・
☆・☆・☆・・・
「ッ何!?アイリが誘拐されただと!?」
とあるアパートで生活していた切嗣は自身の相棒とも言える女性からの報告を聞き、動揺していた。
『すいません。抵抗できないまま気絶させられてしまいました。その間に奥様は・・・』
「・・・・・・そうか」
『それと、私の傍に手紙が置いてありました』
「・・・何だと?読んでみてくれ」
『今夜00:00にて狼煙の下で待つ・・・・・・との事です』
「・・・分かった。引き続きアイリを探してくれ」
『了解しました』
そうして通話を終えて切嗣はこのような事をする者が誰なのかを考えた。
そして一人の人物に思い至った。
「言峰綺礼・・・・・・彼奴か・・・」
だが、切嗣は知らなかった。
その人物は一人の役者であり、本当の黒幕が違う人物である事を・・・・・・
☆・☆・☆・・・
「後は予定通りに行動すれば貴方達が戦いたい相手と戦える筈よ。アーチャーに言峰綺礼・・・」
「了解したバーサーカー」
「ふん、狂犬にしては良くやったと言ってやる」
バーサーカーの言葉に返答しながら言峰は聖杯戦争の終了を告げる際にあげる狼煙をあげた。
「それじゃあ、私はライダーと戦ってくるわ」
そう言いバーサーカーはその場から消えて行った。
「アーチャー、私は切嗣の対戦に向かわせてもらう」
「構わん。我もセイバーと戦いに向かうからな・・・」
そう言いながら言峰とアーチャーはそれぞれ違う方向に向かって行った・・・・・・
☆・☆・☆・・・
そして・・・・・・
「さぁ、戦いましょうかライダー・・・」
「ふむ、良かろうバーサーカーよ!」
「セイバーよ、貴様の騎士としてのあり方を我の前で貫いてみせよ」
「そこを退いてもらうぞアーチャー!!」
「待っていたぞ衛宮切嗣・・・」
「言峰・・・綺礼っ!」
それぞれ戦う相手と相対したのだった・・・・・・