今回は、THISさんの作品である「獅子の勇者~転生したレオモンの物語~ 」とのコラボの後日談です
なのはがあちらの世界から帰って来たその後を書いてます
今回登場するのは、THISさんのティアナちゃんです
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その1「ピコデビモンのその後」
追跡弾によって酷い目にあったピコデビモンはヴァンデモンにOHANASHIされていた
「貴様・・・私が覇王になる前に殺す気か!しかも、高町なのはを勝手に追い、貴重な戦力を遣った刺客を送り込んだだと?この愚か者がぁ!!」
「ひっ!?し、しかしですね、私はヴァンデモン様の為に「私が言いたいのはそんなことではない!」ひぃぃぃっ!?」
「今後、二度と勝手なことをするなよ?貴様はこの私を殺しかけたのだ・・・二度はない」
「はっははーーー!」
「分かったなら、さっさと人間界へ行き、消臭剤を購入してこい!この馬鹿者がっ!!」
「はっ!ただいまーーーー!!」
なのはが認めた覇王ヴァンデモンでも、ニンニクは死ぬほど大嫌いだった
「しかし、高町なのはと同等の力を持ち、策士であるピコデビモンに追尾弾を仕掛けるとは・・・ククク、将来が楽しみだな」
強者との戦いを好むヴァンデモンもティアナのことを気に入ったようであった
「くそ・・・なんで私がこんな目に。それもこれも全ては高町なのはとあのツインテールの少女の所為だ!何時か必ず復讐してやる!」
コレが、ピコデビモンとなのはとティアナの因縁の始まりでもあった
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その2「なのはとティアナのサバイバル」
元の世界に帰ってきたなのはとバンは、再びデジタルワールドで武者修行の旅を続けていた
しかし、ティアナの邪悪な罠に引っかかったことを思い出し、山篭りすることにしたのだった
山篭りを初めて一週間。川でスクワットと水切り(拳で)の訓練をしていると、川岸に居たバンの真上にゲートが開き、見覚えのある少女が落ちてきた。
「きゃっ!?」
「むぎゅっ!?」
そして見事にバンは少女の下敷きにされてしまった
「あれ?ココは一体・・・」
「ん?あれ?ひょっとしてティアちゃん?。一週間ぶりなの~」
「え?なのはちゃん?え?どういうこと?」
どうやら、ティアナは突然開いたデジタルゲートに吸い込まれ、こちらの世界に飛ばされたようだった
「成る程・・・まあ、ティアちゃんの世界の行き方は覚えてるから、いつでも帰れるの」
「よかった・・・」
アレから修行した結果、なのはは自在にゲートを開けるようになったのだ
ついでに、デジソウルも自分の意思で出せるようになった・・・が、それでバンを進化させることが出来るかと言えば、そうでもなかった
実際は、身体強化レベルのデジソウルであり、進化させるにはやはり、デジモンを殴らないと駄目なようであった
「でも、何で一週間ぶりなのよ?こっちじゃまだ三日も経ってないのに」
「・・・・・・・ああ、原因は分かったよ」
その質問に答えたのはバンだった。なのはは馬鹿なので、理由が分からないので却下
「デジタルワールドと人間界って時間の流れが違うんだ。正確に言うと、デジタルワールドは人間界よりも時間の流れが速いんだ。誤差は・・・年々変化してるから計測は出来ないけどね」
「つまり、こっちに長くいても、私の世界ではあまり時間が経過してないって事ね」
「そういうこと」
成る程、理解できたわと、ティアナは深くうなずいた
そして、ニヤリと笑みを浮かべた
ここでなら、自分の罠を強化できるかも知れない
幸い、自分の罠に挑戦してくれる生贄はここにいるし、デジモンが生息している世界なら、デジモンに対応できる罠も作れるかもしれない
コレは・・・良い訓練になりそうね
「ねえなのはちゃん。私、暫く一緒に居ていいかな?」
「ん?良いけど?何、修行するの?」
「まあね。ほら、私には好きな人がいるって言ったでしょ?」
「ああ~、確かレオモンの生まれ変わりの」
「うん。で、私は彼の隣に立ちたいの。その為にはもっと強くならなきゃ駄目なのよ。私、凡人だし」
「いやいやいや、あんな凶悪なトラップを作る君は凡人じゃないからね!?」
「だからなのはちゃん・・・いえ、なのは。私も一緒に修行させて」
「あれ?スルー?ねえ、ボクはスルーなの?」
ティアナはバンをスルーして、なのはに手を差し出した
ティアナの言葉を聞いたなのはは、ニカッと笑って手を握り返した
「もちろんだよティアちゃん・・・ううん、ティア!恋も戦いも喧嘩も全力全開なの!一緒に頑張ろう!」
「ええ!頑張りましょうなのは!」
「「そして、最後は絶対にあの鈍感を振り向かせるんだ!!!」」
こうして、恋する乙女・・・もとい漢女達は、恋の戦友であり、心の友と書いて心友(しんゆう)になった
つづく