なのはとティアナが山篭りを初めて一週間
ティアナは大自然中で様々な地形、環境、状態を利用し、本気でなのはを仕留めようとしていた
そしてなのはも、勘で全ての罠を回避し、あるときは拳で壊し、ティアナを仕留めようとしていた
こうしてお互いがお互いを倒そうとしているため、この数日でドンドンレベルアップしていた
ティアナの罠はより凶悪になり、なのはの勘も更に鋭くなった
で、お互いが接触したら、問答無用で喧嘩が始まる。お互いに目指す人がいるから、負けられないのだ。まさに漢女に意地である
その所為もあり、ティアナの接近戦も人外レベルになってしまった・・・バンはココにはいない彼女の家族にひたすら謝っていたが
そんなある日、ティアナが水を補給しようと川に来ると
「タマゴ?これがデジタマなのかな?」
カプセルに入った一個の茶色いデジタマが川岸に浮いていたのだ
ご丁寧にデジヴァイスまでセットで付いていた
実はコレ、5年前、とある外道科学者が実験用に捕獲していたデジタマだった
そしてこのデジヴァイスも、とある外道科学者がある実験の為で持っていた試作品ものだった
回収したティアナはそれをなのはの所にもって行った
「ねえ、デジタマを見つけたんだけど?」
「え?何で?」
なのはは知っている
本来、デジタマは安全に孵化するために限られた場所に移動することを
「ん~・・・しかもデジヴァイスまで」
「ねえ、この世界ではデジヴァイスってデジタマとセットなの?」
「ううん。私は異例だったけど、皆DATSから貰ってるの」
そう、なのはのデジヴァイスはイグドラシルが救世主のものをコピーして作ったもの
それ以外は全て、DATSが所有していた
「ねえティア。ちょっとデジヴァイスにデジソウルを込めてみて」
「え?なんでよ?」
「いいから!漢女の勘がそういってるの」
ティアナはなのはの勘が嫌というほど当たるのをこの一週間で身にしみて理解してるため、戸惑いながらもデジヴァイスのデジソウルをチャージした
「はいはい・・・デジソウル、チャージ」
すると、デジヴァイスからブラウンの色のデジソウルがあふれ出し、デジタマに向かって放たれたのだ
「え!?」
「やっぱり・・・たぶん、ティアがそのデジタマのテイマーなの」
「わ、私がテイマー!?」
デジソウルを浴びたデジタマはトクントクンと、動き出して、殻に皹が入った
そして・・・
ぱかっ
「きゅ?」
茶色いデジモンが生まれた
「か・・・かわいい」
「えっと・・・ポコモンだよね?この子」
「う、うん。ボクの知ってるポコモンは黄色で、尻尾もなんか違う気がするけど・・・」
◇ポコモン(茶色)
幼年期
レナモンに進化するポコモンの亜種。狐の尻尾ではなく狸の尻尾なのが特徴
。非常に臆病なデジモンだ
「私・・・ポコモン。私の・・・テイマー?」
「私はティアナよ。ねえ、私がテイマーでいいの?」
「ティアの腕の中・・・ほっとする・・・あったかい・・・すー」
「あ、寝ちゃった。やっぱり可愛いわこの子」
こうして、ティアナは新たにパートナーデジモンを手に入れることになったのだった
続く