魔法戦記リリカルセイバーズ   作:ゼルガー

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前回のあらすじ

コロモン「進化したよ!」

なのは「喧嘩してるの!」

◇◆◇




その3「叱られる漢女番長と暗躍する闇」

「馬鹿者っ!」

 

「「ひうっ?!」」

 

「全く、何度言えば気が済むんだお前は。無益な喧嘩は止めろといつも言っているだろう。それにコロモン、君は留める立場だったはずだ!」

 

「仰るとおりですけど・・・」

 

「ふんっ、喧嘩を仕掛けてきたのはあっちなの」

 

「だからといって、全治半年はやり過ぎだと言っているんだ!」

 

 

現在、僕たちは士郎に正座でお説教されてます

 

あ、僕は足が無いからなのはの隣に座っているだけだけどね

 

結局不良との喧嘩が学校にバレ、士郎と桃子に連絡されちゃったんだ

 

で、こうして毎度恒例のお説教な訳

 

 

 

「全く、どうしてこんな子になってしまったんだろうか・・・もう少し、女の子らしい性格だったら良かったのに」

 

 

 

全く持って同感。僕もなのはにはもう少し女の子らしいことして欲しいよ

 

なのに毎日毎日喧嘩ばっかりで・・・

 

心配する僕の身にもなって欲しいよ

 

 

「アナタ、そろそろ晩御飯が出来るわよ」

 

 

あ、桃子だ。今日の晩御飯は何かな?

 

 

「なのは、コロモン!今日は晩御飯抜き!」

 

「「ええええええ!?何で!?」」

 

「全く反省してないからに決まっているだろう!」

 

「ちぇー」

 

「ごめんなさい・・・」

 

 

うう・・・匂いからして、今日はハンバーグだった筈

 

ああ、お腹空いたよぉ

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

暗い闇の世界・・・そこはデジタルワールドに存在するダークエリア

 

そのエリアの一角に巨大な城が存在していた

 

王座に座る吸血鬼のようなデジモン、ヴァンデモンは目の前でひれ伏せるデジモンに声を掛けた

 

 

「ピコデビモンよ、首尾はどうなっている」

 

「はっ!現在、ロイヤルナイツと喧嘩番長の目を盗んで、暗黒デジモンの召集が着実に進んでおります!」

 

「ふむ。ではそろそろ始まるとするか。まずは先行部隊をリアルワールドに送り込むが・・・」

 

「ヴァンデモン様!ココは私にお任せください!」

 

 

そういって、ピコデビモンより前に出てきたのは漆黒の恐竜型デジモン、ダークティラノモンだった

 

 

「ふむ、ならお前に任せてみよう。行け!ダークティラノモンよ!」

 

「はっ!お任せください!」

 

 

ダークティラノモンが去った後、ヴァンデモンはワイングラスを持ち、ひそかに微笑んだ

 

 

「ククク、もうすぐだ。もうすぐ我が野望が叶う。見ているがいい、ロイヤルナイツ。そして喧嘩番長!勝利は我が手中にある!ふふふ・・・ふはははははははは!」

 

 

高笑いするヴァンデモン。世界の歯車が再び動き出そうとしていた

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