魔法戦記リリカルセイバーズ   作:ゼルガー

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◇◆◇

今回はすずか回です

すずかのパートナーは題名の通りです

ちなみに、テイマーズとは別人ですよ

◇◆◇



その5「いたずら小悪魔と吸血少女」

 

それは、なのはとコロモンが出会う一年前・・・

 

世界はデジタルワールドとリアルワールドの衝突と言う最大の危機を迎えていた

 

しかし、救世主と呼ばれる少年とそのパートナーの活躍と、多くの人々とデジモンにより、衝突は回避され、二つの世界は再び平穏が訪れた

 

 

そんな中、デジタルワールドから封印されていたデジタマが人間界に迷い込んでしまったのだ

 

 

そのデジタマは、人間界で救世主が倒したのと同じ七大魔王に所属するデジモン

 

デジタルワールドの災害に巻き込まれて封印が解け、人間界の大きなお屋敷の庭に落ちてしまった

 

そしてそのデジタマは・・・

 

 

 

「お、おい待てよすずかぁ!!それはヤベーって!つか、俺死んじゃうって!」

 

「あはは、大丈夫だよインプモン。今回は成功するから」

 

「そういって何回失敗してんだよ!?「ぽちっとな」って、押しやがったーーー!?」

 

―――ゴゴゴゴゴ・・・・・・

 

「ぎゃあああああ!?また忍ねーちゃんのマシンが暴走したぁぁああ?!」

 

「あれ?配線間違えたかな?失敗失敗~♪」

 

「ちょっ?!と、止めろって?!」

 

 

 

◆インプモン

世代:成長期

タイプ:小悪魔型

属性:ウィルス種

必殺技:ナイト・オブ・ファイアー

得意技:サモン・フレイム

基本の姿。赤いスカーフが特徴。

 

 

 

「う~ん・・・しょうがない、壊しちゃおう」

 

「壊す!?アレ、絶対成熟期クラスの強さはあるよな!」

 

 

インプモンが指差す先には、妙な起動音を上げて、チェーンソをギュインギュインとまわしているメカがいるのだ

 

 

「でも、やるしかないよ?お姉ちゃんの発明が暴走したってバレたら・・・ね?」

 

「笑顔でそんなこと言うなよ!?ああもう!行くぜ、すずか!」

 

「わかったよ!」

 

 

すずかは、ポケットから黒と白のデジヴァイスを取り出し、右手に黒いデジソウルを出現させた

 

 

「デジソウル・・・チャージ!」

 

 

デジヴァイスにデジソウルをチャージすると、画面から光がインプモンに放たれた

 

 

「インプモン進化!」

 

 

インプモンはデジソウルに包まれ、姿を変えている

 

とんがり帽子にマント。そして杖を持っていた

 

その姿はまるで魔法使いのようであった

 

 

「ウィザーモン!」

 

 

◆ウィザーモン

世代:成熟期

タイプ:魔人型

属性:データ

必殺技:サンダークラウド

得意技:マジックゲーム、テラーイリュージョン

 

 

 

 

メカはチェーンソをウェザーモンに向かって振り下ろすが、ウィザーモンはそれを軽々と避けていった

 

 

「さっさとスクラップになりな!『サンダークラウド』!」

 

 

ウィザーモンは右手の杖を高く上げると空が曇り、雷がメカに降り注いだ

 

雷を受けたメカは黒こげになり、部品がショートしたのか機能を停止していた

 

 

「はぁ、終わったぜすずか」

 

 

ため息を吐くと、ウィザーモンは進化を解き、インプモンに戻った

 

 

「ありがとうね。さ、分解分解♪手伝ってインプモン」

 

「はいはい・・・はぁ」

 

 

 

インプモンには少しだけ、前世・・・デジタマに戻る前に記憶があった

 

それは、魔王として多くのデジモンを苦しめ、暴れまわった

 

イグドラシルとロイヤルナイツの赤い聖騎士に破れ、デジタマに戻されて封印された

 

ソレしか覚えてないが、インプモンは思う

 

生まれ変わって、すずかに出会ってから数年

 

退屈だが飽きない平穏という日々

 

だが、悪くない

 

むしろ、この平穏が好きになり始めていた

 

だからこそ

 

 

 

「すずかは俺が護る・・・護ってやるぜ」

 

「何か言った?インプモン」

 

「いや、なんでもねーよ!」

 

「???変なインプモン」

 

 

ただ、コレだけは思う

 

今度は正々堂々、あの赤い聖騎士と再戦したい

 

独りだったあの頃とは違い、今はパートナーがいるから

 

負ける気はない

 

 

「すずかと一緒にもっと強くなって、いつか再戦してやるぜ。デュークモン」

 

 

インプモンは拳を握り締めそう誓った

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

『へぷしっ!』

 

「どうしたのギギモン?風邪?」

 

『いや、どうやら誰かが私の噂をしたようだな。この感じは・・・いや、まさかな』

 

「変なギギモンね?まあいいわ。それよりも、成長期に進化するためにもデジソウルを鍛えないとね」

 

『うむ。精進あるのみだぞアリサ』

 

「ええ!今度は負けないわよ!なのは!」

 

 

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