魔法戦記リリカルセイバーズ   作:ゼルガー

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前回のあらすじ

ネオデビモン「今日の俺は紳士的だぁ」

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その9「漢女番長の学校生活」

―なのはSide―

 

 

今日は久しぶりに学校に行ってるの。

 

はぁ・・・サボりてぇー

 

 

「アンタね・・・ちゃんと授業聞きなさいよ。ずっと寝てたじゃない」

 

「どうせ聞いてもわかんないし、聞く意味ないの」

 

「そりゃ、アンタの成績はドベだけどね。アンタ、さっき黒板の問題を指名されたときなんて答えたかわかってんの?」

 

「あー、確か・・・アニキ、待ってやれよなの」

 

「算数の問題でソレはありえないでしょうが!!!」

 

 

Q.兄が2kmはなれた学校に向かって家を出発しました

  10分経って同じ道を走って妹が追いかけました。

  兄が歩く速さを毎分80m、妹の走る速さを毎分200m

  として何分後に追いつくか方程式を使って解きなさい。

 

て問題だった筈なの。全くなんで小学三年生が中学生の問題をやらないといけないのか理解に苦しむの

 

 

「一応ここ、進学校の筈よ。低学年でもそういう問題は日常的でしょうが。というか、良くアンタその頭で入学できたわね」

 

「ふっ、鉛筆占いに死角は無かったの」

 

「・・・マジ?」

 

 

事実、私は全ての問題を勘だけで解いて合格している。マジでだるかったの

 

 

「はぁ・・・何でアンタがアタシのライバルなのか理解に苦しむわ」

 

「拳で殴りあった仲なの」

 

「・・・あー。そんなこともあったわね」

 

 

今から二年前、小学一年の頃だった

 

師匠の教え通り、学ランを羽織り、校長の朝礼を乗っ取って番長宣言をしてから数週間が経過したころにそれは起きたの

 

 

 

一人の女の子を虐めている金髪の女の子をたまたま見つけ私は

 

 

「弱いもの虐めなんかしてんじゃないのぉぉおお!!」

 

「へ?あぐぁぁああ!?」

 

 

その子の顔面に思いっきり拳を叩き込んだ

 

 

「何すんのよアンタ!」

 

「はっ!イジメなんかかっこ悪いことしてる漢女に反論する資格は無いの!漢女なら拳で語れなの!」

 

「上等よ!アンタなんかギッタギタにしてやるわ!」

 

 

と、お互いの顔面に殴り殴られの喧嘩に発展したの

 

途中、虐められてた紫の髪の女の子が止めに来たけど

 

 

「「邪魔をするな!!」」

 

「勝負はね、どっちかが負けたって音をあげない限り、終わりじゃないの!!師匠が言ってったの!!」

 

「同感ね!アンタが音を上げるまで殴るの止めない!!」

 

「「クタバレぇぇええ!!」」

 

 

結局、クロスカウンターで引き分けになってしまって、騒ぎを聞きつけた教師が来て問題になりかけたけど・・・

 

 

「お前、中々いい拳を持ってるの!」

 

「アンタもね!こんなにすっきりした喧嘩は初めてよ!」

 

「私は漢女番長高町なのは!」

 

「アタシはアリサ・バニングスよ!」

 

 

 

と、いう感じで友達になったの

 

え?あの紫の女の子?

 

あー・・・アレきりだったから忘れてたの

 

 

「そういえばさ、アンタの師匠って何なの?やけに漢女を主張してるけど」

 

「うん。師匠はね、漢の中の漢なの!」

 

「・・・いや、それじゃわからないから」

 

 

師匠・・・大門大は私にとって兄であり、師であり、初恋の人

 

始めてあったときは、良くわかんないけど、恩人

 

一緒に旅してるときは頼りになるお兄ちゃん

 

鍛えてくれたときは、尊敬する師匠

 

そして最終的には、大好きな人

 

でも、師匠は今は19歳で、私は9歳

 

10歳という年齢差があって、絶望的なの

 

でも、私は諦めない!

 

恋も喧嘩も諦めた時点で負け犬なの!無茶を通して道を切り開く!それが漢女!

 

本当の勝負はもっと大きくなってからなの

 

だからこそ、私は「ちょっと待ちなさい。話がズレてるわよ」ちっ、いいところだったのに

 

 

「アンタが師匠大好きなのはよーーーーーーっくわかったわ。聞いたアタシが馬鹿だった」

 

「それはなによりなの」

 

「はいはい」

 

 

まあ、結局のところ、師匠の生き様に憧れて、私も番長になりたいと思ったのが原点なの

 

でも、私は女。漢にはなれない

 

だから、漢女を名乗った

 

漢のような女。略して漢女(おとめ)

 

そして、私の生き様はこれからなの!

 

 

「どうでもいいけどなのは、そろそろ授業始まるわよ」

 

「お休み・・・ぐー」

 

「寝るなぁ!!」

 

 

ああ、早くデジモンと喧嘩したいな~

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