問題児たちが異世界から来るそうですよ?__そう、生命の目録とコジマ粒子。   作:tomlet

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安心してください、生きてますよ!

はい、言い訳はしません。大幅に遅れたのは私です。
ただ一つ言い訳するならいろいろ考えちゃったんです。
問題児に邪神イリス(ガメラ3のアレ)突っ込んだら楽しそーだなー…とか。FGOやってたらFateの英霊入れてみるのもいいかもしれない!とか。いや、全部自業自得ですが。

それでは本編をどうぞ!


月光の大剣?

翌日、ガルドとのゲームは目前に迫っていた。あの小悪党の事だ、おそらく相当な数を揃えているに違いない。そう思いガルドの屋敷を視界にとらえた飛鳥は心底驚いた。

ガルドの屋敷は、〝フォレス・ガロ〟の居住区画が森のようだったからだ。

 

「やっぱり_____鬼化してる?いや、まさか」

 

ジンが木々に手を伸ばし生物のように脈打つ樹脂に手を触れる。

 

「ジン君。ここに〝契約書類(ギアスロール)〟が貼ってあるわよ」

 

飛鳥が指差す門柱に貼られた羊皮紙には今回のゲームの内容が記されていた。

 

『ギフトゲーム名〝ハンティング〟

 

・プレイヤー一覧

久遠 飛鳥

春日部 耀

ジン=ラッセル

 

・クリア条件 ホストの本拠地内に潜むガルド=ガスパーの討伐。

・クリア方法 ホスト側が指定した武具でのみ討伐可能。指定武具以外は〝契約(ギアス)〟によってガルド=がスパーを傷つけることは不可能。

・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の条件を満たせなくなった場合。

・指定武具 ゲームテリトリーにて配置。

 

宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、〝ノーネーム〟はギフトゲームに参加します。

〝フォレス・ガロ〟印』

 

 

「ガルドの身をクリア条件に…指定武具で打倒!?」

 

「こ、これはまずいです!」

 

ジンと黒ウサギが悲鳴のような声を上げる。飛鳥は心配そうに問う。

 

「このゲームはそんなに危険なの?」

 

「いえ、ゲームそのものは単純です。問題はこのルールです。このルールでは飛鳥さんのギフトで彼を操ることも耀さんのギフトで傷つけることもできないことになります…!!」

 

自分の落ち度です。とジンが悲痛な表情で頭を垂れる。飛鳥も、自らの〝威光〟が効かないとなるとどうするべきか思案を巡らせ黙り込む。

 

「あれれ?まさかビビっちゃった?」

 

そんな中口を開いたのは耀であった。

事態を楽観視しているとも取れる反応にジンが語調を荒げる。

 

「敵は命がけで五分に持ち込んできたんですよ…飛鳥さんのギフトも、耀さんのギフトも通じないかもしれないんですよッ!!」

 

しかし耀はいっさい取り乱すこともなく淡々と続ける。

 

「あ、そうなんだ。…それで?それが何か問題?」

 

あまりにも平然とした、どこか命のやり取りに慣れた雰囲気すらある耀のセリフにゴクリ息を飲む。

 

「指定武器ってことはなんらかのヒントがあるんだよね?ならそれを取った上でこの前みたいに叩き潰せばいいよね?」

 

もしヒントがないとかの不正があったらお願いね、黒ウサギ。そう言いながら耀は先行して森の中へと入って行く。

その背中を、十六夜は興味深そうに見つめ、飛鳥は一瞬呆気にとられながらも追いかけるのだった。

 

 

============================

 

 

(そう、この程度ならよくあることだ)

 

そも、耀のような化け物の開発された理由はAC…ネクストにもなると10メートルを超えるその巨体では入り込めないような場所にいる反対勢力の鎮圧だ。ごく稀にではあるがネクストとの戦闘だって経験はある。

クリーンなコジマ粒子を作るなどただの方便、実際に軽減された汚染力は3割もあれば上々だろう。

 

(なぜかこの世界では汚染が全く働いてないけど…)

 

 

今はそのような事への考察などどうだっていい。もんだいは敵と指定武器の位置だ。そう考えて歩を進める耀の嗅覚に先日も感じた虎の匂いがした。

 

(見つけた…でもこの前より虎の匂いが強い気が…)

 

この前より獣臭くなったガルドに違和感を覚えた耀は虎臭さのする方へ、ガルドの屋敷へと向かいガルドのいるであろう部屋へたどり着く。

ちなみに、飛鳥とジンには任せておいて欲しいと告げてあるため屋敷の外で待機させている。

これならここで殴り合ってもいいか、と覚悟を決めてガルドの前に立つ。するとそこには。

 

「_________……GEEEEEYAAAAaaaa!!!!」

 

言葉を失った虎の怪物が、半月か三日月のような形をした黒みがかった武装のようなものを背に立ち上がり、後ろ足に力を込める。

 

「____PA(プライマルアーマー)展開」

 

どうやら突っ込んでくるらしい虎に耀がとった手段は様子見だ。

プライマルアーマーを纏った耀を傷つけることは並みの相手ではできない。だがそれは耀も同様で、この場でどんな行動をとろうが、あのよくわからない三日月状の何か、おそらく指定武器であろうアレを取らないことには話にならない。

 

(アサルトアーマーで吹き飛ばす?いや、指定武器を傷つけかねないか…)

 

「GEEEEEYAAAAaaaaa!!!!」

 

「うん、とりあえず蹴り飛ばそう」

 

ガルドを吹き飛ばすことを選んだ耀はPAを解除する。

突如力を込めて割ろうとしていた壁が消えたことで前につんのめったガルドはブーストをふかしながら飛んできた耀の回し蹴りで部屋の隅まで蹴り飛ばす。

 

「オーバーブースト…ッ!」

 

そのままブーストを起動し三日月状の何かの取っ手を掴み取る。

 

(…それでなにこれ?)

 

さっき掴んだ何かを確認する。どうやらトリガーのようなものがある。

だがこれがパイルバンカー的な刺した後に使うなにやらだった場合を考えて無闇にトリガーを握るわけにはいかない。鈍器として扱うなど論外だろう。

 

(敵が起き上がる前に撤退を…かな?)

 

耀はオーバーブーストを起動したままグリフォンの恩恵で空気を壁蹴りして方向を変え窓を突き破り屋敷の屋根を飛び越え飛鳥とジンの待つ屋敷の前に降り立つ。

 

「えっと…ただいま?」

 

耀が手に持つよく分からないものと耀がなぜ屋根など回ってきたのか。その二つがよく分からないジンと飛鳥は不思議そうに首をかしげるのだった?

 

 

 

 

 

 

 

 




短くてすみません…。

つ、次こそは早めに投稿を!!(何度目かわからない宣言)
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